koukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

不自然で不安定でちょっとしたきっかけで簡単に壊れてしまいそうな偽りの家族。決して正しくはないけど、家族の愛と温かさを感じて壊さないで欲しいと思ってしまう。
子供を産んだら親になれるわけではないと思うし
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

フレディは独特の感性で理解しがたいとこもあるけど、それを信頼し受け止めてくれる仲間や友人との関係がよかった。人に愛される魅力があり彼が純粋だからこそ周りの影響でいい方向にも悪い方向にも進んでいく。孤立>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

全てパソコン画面視点での映像。パソコンのメッセージが英語なので和訳されたところしか分からないのが残念。ネット社会の怖さもあり画面越しの映像が緊張感があり、ドキドキする。
ネット上から様々な真実が浮き彫
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パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.5

他の媒体で見たことはなかったけど、なんとなくこんな話なんだろうなというイメージはあった。杉咲花の独特の雰囲気がちょっとヒロインのイメージとは違った。家族や恋敵たちの抵抗が意外とあっさり。最後無理やりま>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

のんの声がいい。
戦争時代の話なので悲しい話だろうなと思って観たけど、その時代をちょっとぬけてるすずの視点で描かれるのは笑えるところもあり、周作との関係にキュンとするところもあり、やっぱり涙あり。後半
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.0

歴史的背景が全く分かってないので、何が起こっているのかなんとなく理解。
命がけでユダヤ人を何年にもかけて救い続けた夫婦の話。現地に行って悲惨な現実を目の当たりにする夫、家で敵の兵士がうろつく緊張感の中
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.5

夢の世界がなんなのか、ココネやお父さんが何者なのか、最初はワクワクして観れたけど、夢はお父さんが作ったお母さんの物語。機械の自動化という魔法。人々の中傷という鬼?
後半は現実と空想がごっちゃになって最
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.8

美しく、優しく、勇敢な、戦う白雪姫。王子様のいいところはほとんどないけどそこはセオリー通り。鏡の女王も美しい。小人は可愛くないけどリアルにするとこんな感じなのかも。
ユーモアがあり、暗い世界から鮮やか
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.8

特にストーリー性はないけど、瀬戸と内海の高校生らしいくだらない話やどうにもならない話、センチメンタルな話を独特のトーンで話していくやりとりがクスリと笑える。
クラスメイトと喋らない根暗な内海が瀬戸とい
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猫は抱くもの(2017年製作の映画)

3.3

舞台セットの場面展開と猫の個性的な表現は、舞台を観ているような面白さはあった。
夢のためにがむしゃらにやってきて思い通りにいかず投げやりに生きる中で、非日常的なゴッホに惹かれ自分らしく生きることを知る
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

グロリアとサミュエルの物語は愛と優しさに溢れていた。突然表れた娘に全力で心から愛情を注いで、生きる意味を教えられる。
クリスティンの行動には何か訳があるのかと期待したけどただ自分のエゴだけで娘の幸せも
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

オギーの苦難と周りの人との交流を描いてるだけじゃなく、いろんな人の視点から描かれてて、みんな思い通りにならない事に同じように向き合っててオギーを通して強くなっていく。オギーは幸せな子、みんな大好きにな>>続きを読む

約三十の嘘(2004年製作の映画)

3.0

詐欺師だけど大々的に詐欺をする場面は全くなくチーム内の茶番。
何が真実なのか嘘なのか大どんでん返しを期待しつつ観たけど、ミステリーとしても人間ドラマとしても薄め。ミルキーちゃんの良さがよく分からない。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

最高の二人!
ドリスは倫理的にアウトなこともあるけど、フィリップにとって心地よく今までにない自由を感じたんじゃないだろうか。なんだかんだ家族思いの優しい男。
二人が楽しそうに笑う姿がいい。
ずっと一緒
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.2

ボブは可愛いし、キャラクターもよかった。ボブに1つ1つ話しかけるジェームズの人柄はいいが、繊細過ぎて依存してる感は強い。
麻薬依存症で一歩間違えたら最悪の事態になるというギリギリの状況で試練を乗り越え
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.5

すごいファンタジー。心は確かに存在するのに入れ物が常に変化する、形で認識出来ないから心に触れないと居るのか居ないのか分からない。
ずっと違う顔なのに表情や雰囲気で1人の人物だと違和感なく受け入れられた
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.5

トーマスは葛藤して、迷走して、1つの真実に辿り着く。お父さんとお母さんと息子の物語。
何が愛か分からないけど、後から大切なことに気付く。自分にハマるピースを見つけることは難しい、間違ったピースを無理に
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.7

コンビの関係や常連のキャラとのやりとりが面白い。戦闘シーンもエロいシーンも落ち着いちゃって1、2に比べ刺激は少ない。
あらすじ見てもっと2人の間に心の溝ができるのかと思ったらそんなことはなかった。探偵
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

原作未読。序盤から泣きそうになった。
原作読んでないので細かい設定は分からないけど、個性的なキャラを違和感なく演じていてハマってた。映像や戦闘シーンも迫力があった。終わってもまだまだ物語の始まりって感
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.6

モヤっとする結末。政治的理由による市民の暴走というのもスッキリしないと思ったけど、なんでいきなり学生出てきたかと思ったら墓穴掘ってさもありなんな展開。
殺された理由が陳腐過ぎて、何を恨めばいいのか。尾
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.8

昔観たことあったけど続編見ようと1から鑑賞。暴力シーンは容赦ない。
探偵は結構人に感情移入して、命知らず過ぎる。普通絶対死んでる。高田がやる気がないけど、探偵にぴったりくっついてくるのがいい。
高嶋さ
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.9

みんな振り切ってて、色々ばらまかれた伏線が回収されていくのは面白い。
全てハッピーと言うわけじゃないけど、都合良くまとまってる。
ゲイのまとまりが1番インパクトあった。
最後の宇宙船はいらなかった。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

ベンの表情がいい。いつでも誰にでも否定せず正しい言葉をくれる。自然とみんなの心に入ってきて一緒にいると落ち着ける。ただ歳をとっただけではこんな素敵なおじさんにはなれない。ジュールスも経営者としての能力>>続きを読む

ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

リアルタイムで読んでたので懐かしかった。キャラクターイメージも大分違う気がするけど設定をぎゅっと詰め込んだ。
吉沢亮カッコ良かった。

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.5

彼の素直さとロボットが可愛い。
やってることは人としてダメなところもあるけれど、ただ彼女の幸せだけを願ってる。結果2人が出会えてよかった。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.2

東野圭吾って感じだった。刑事の勘と地道な調査で思いもよらないところが事件の真相に繋がっていく。考えながら観ててもなかなか真実に気付けないところは私は好き。
色んな親がいて一概に親が子供を愛してるとは言
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

あきら、店長はじめキャラの雰囲気が合っててよかった。脇キャラも原作と違うところがあっても無理がなく受け入れられる。映像も原作のイメージを崩してなくて葛藤や爽やかさちょっとコミカルなところもいきてた。

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.0

完璧主義で気難しいおばあさんが人生を書き換えるため人や自分と向き合う。最期にいい訃報を書いてもらうために行動を起こすけどただ偽善者になるわけではなく自分は自分のまま、自分の生き方や好きなものに自信があ>>続きを読む

となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.0

原作ありきで観ると比べて違和感ありまくる。雫はクールだけどもっと感情豊かなのが可愛いのに土屋太鳳は感情表現が分かりにくい。脇キャラも全然違う。映画だから仕方ないけどキャラの主張がみんな弱い。優山は単純>>続きを読む

花のあと(2009年製作の映画)

3.6

言葉や音も少なく、目や表情で訴えてくる。寒い国の四季の移り変わりと女の花の終わりに向かう虚しさを感じる。
音がないので映像に集中して、武家の時代のしきたりや作法、所作が目につく。
許嫁殿は冴えない男に
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.8

俳優陣は豪華で色んな人の視点で描かれてて、誰が何者なのか、どういう繋がりなのかいまいちついていけなかった。それぞれがそれぞれの立場で信念を持って奮闘してる姿はよかった。シンゴジラ思い出した。刑事の下っ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

純粋すぎる2人が自然と惹かれあって男と女だけじゃない愛の形がある。
大人だけど心が子供のまま止まったようなレオンは自分のルーティーンの中だけで生きてきて、子供なのに大人の表情を持つマチルダに翻弄されて
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.9

楽しく前向きになれるミュージカル映画。予想は裏切らないので安心して観れる。
アニーはいつも前を向いて笑顔で、周りの人も巻き込んでみんなを明るく素直にしてくれる。今の状況が最悪でも、それは自分の見方次第
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ひるなかの流星(2016年製作の映画)

3.8

漫画同様すずめちゃんと馬村がかわいい。当て馬的キャラが大逆転するキラキラした青春恋愛映画、ちゃんとまとまっててよかった。獅子尾先生は大人として貧乏くじを引いて可哀想だけど、三浦翔平の獅子尾先生は漫画以>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

フランクがメアリーのために考えて悩んで奮闘する姿は愛に溢れてる。
おばあちゃんも悪い人ではないんだろけど、子供が死んでも自分に過ちは全くなくて自分の思い通りにいかないのは相手の考えが浅いからという徹底
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

大人になって全ての概念を覆されてこんなに順応するものだろうか。ジェームズが生き生きとしてる姿はよかった。
ほんといい仲間に出会えたことが奇跡。
古いお父さんが作ったブリグズビーのクオリティすごいな。