Redさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

”ある1日”だけで遡る、ふたりの6年間。

誕生日ってなかなか忘れないんよな。
引きずったことも、特別だったことも、
何気ないありふれた日常が2人だけの思い出になったことも...
今はそう、”ちょっと
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

ダークファンタジーも、デルトロ作品も好きだからずっと観たくてようやく鑑賞できたけど、期待は越えなかったかな〜。
相変わらず世界観は好きだったし、観る前は「2時間半なげぇ!」って思ったけれど、観始めたら
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

オリジナル脚本ということもあり、展開が読めず2時間があっという間だった!
グロいと聞いていたけれど、殺害最中の映像は流れないので想像よりはグロくなかった!
けれど、死体の完成度(言い方合っているのか😅
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.4

“非対称でありながらバランスを保っている”

面白い映画ではないけれど、静かで美しい映画だった。建築物には人を癒す力がある。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

タイトルにもなっている”Swallow“
Swallowとは、飲み込む、鵜呑みにする、信じる、耐える、納得して受け入れる、無条件で受け入れる等の意味がある。
側から見たら何不自由ない生活でも、精神的自
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.2

冬晴れの乾いた寒風と人肌の体温のような優しい温かな温度を同時に感じられるような映画。

題材が題材なだけにもっとお色気系な話かと勝手に思っていたが、まさかこういうセンチメンタルな話だったとは思ってもい
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

オチがあるのかと思ったらまじでオチがない。笑
ゆるゆるのゆるゆる(褒めてる)
何気ない放課後ってあんな感じだっけな。
まさに「帰る」だけの放課後。
戻りたい。懐かしかった。

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.0

救われる部分と救われない部分がある。
素晴らしいこともあったが、素晴らしくないこともあった。

世界が美しく素晴らしいことを教えてくれた人が本当は1番苦しんでいた事実。
死なずに生きるよう支えてくれて
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千年女優(2001年製作の映画)

3.8

思いを馳せる相手の最期にも、結末で発せられる千代子の最後の台詞にも二重でびっくりしちゃう❗️
最後の台詞ではどっひゃ〜って拍子抜けしちゃった🤭(いい意味で)

千代子はいつまでも人生現役なんだなって思
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

ラップミュージカルの新鮮さ!✨

生活のための労働か、夢のための労働か。
目まぐるしく過ぎていく日々の中でただひたすらに手足を動かし働かなければならない現実にも、自尊心を保ち、目の前の壁を乗り越えよう
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

日常を隠し撮りしたのかレベルのリアルさとゆるさと皆ちょっとずつズレてる面白さがあって自然と惹き込まれた。
下北感がすごい。
役者の演技力がすごい。

寫眞館(2013年製作の映画)

4.0

大正ロマンを感じる風景から関東大震災、太平洋戦争と、台詞が無くても時代背景と時の流れをしっかりと感じられたし、ピアノと映像の相性がすこぶる良かった。

今でこそ誰でも簡単に写真を撮ろうと思えばすぐに撮
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.2

上品。
愛する人と一緒に歳を重ねることができない切なさや葛藤がよくわかった。
老いていくのはマイナスなイメージが強いけど、不老不死もそれはそれで苦悩が多いんだな。
最後、白髪を見つけて完璧!って呟いて
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったやーつ!
だけど、期待値を上げすぎた感💦
MAXで楽しめなかった自分が残念😂

終始コミカル且つ開放的な雰囲気で夏のバカンス気分を味わえるし、頭空っぽにして90分でサクッと観られるのも
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

☠️圧倒的理不尽領域☠️

母の博物館勤務ならではの知識が活かされすぎて頼もしい笑
所々雑なところはありつつも、たった1日でみるみる老いていく、猛スピードで死へのリミットが近づいていくのが目に見えてわ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

+⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ごめんなさい、星10でいいですか⁈笑

公開初日に観に行き、昨日は家族全員を引き連れて2度目の鑑賞。(家族全員で映画館での鑑賞なんて初だわ)
初日は始まった瞬間から鳥肌がヤバく
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

”せーの、で始まる オレたちの音楽”

なんか色々なところで絶賛されているから気になって観てみた。
最初は、うーん、なんか合わないかもって思ったけれど、観ていくにつれてあれ?なんかおもろいぞって噛めば
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.7

”学校は、「ただし、摩擦はゼロとする。」に満ち溢れている。あいつはああだから、こういう奴、そう決めることで世界を簡単にしている。”

確かにそうかもしれない。
正直こんな良作だとは思っていなかった。
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整形水(2020年製作の映画)

3.6

ホラー。
サイコホラーです笑

韓国らしいな〜って思ったし、顔面至上主義が生む歪みってほんと怖いんだなとも思った。
「私はただ愛されたかっただけ」って言ってたけれど、愛されてたじゃん、両親に。
あれじ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

母が映画館に観に行って序盤から睡魔に襲われて気が付いたら終盤になっていたらしいこの映画😅(個人的には映画館で寝ないけど、まぁわからなくもない笑)

なんか重要ところ、肝心なところを所々省いている印象。
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

イキの良いグロ通りまーす!

序盤早々から吹っ飛ぶ吹っ飛ぶwww
だいぶグロいはずなのに、テンポが良すぎて豪快とか爽快って言葉の方がしっくりきちゃうのがこの映画の怖いところ🤣
最初の主力メンバー、開始
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.2

やっぱり王道ラブコメは強い。
不意の阪急電車のTシャツが意味わからんすぎて面白かった🤣
最後のNG集?おまけ?みたいなやつ、みんな途中から寸劇が始まったりぶっ飛んだりしていて本当に仲が良かったんだろう
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

人生に疲れた大人たちへ贈る哲学映画。
忙しい日々の中で大切なものを見失っている迷子な大人たちに「こっちだよ」と本来あるべき場所へ道案内をしてくれる、手招きをしてくれる、癒しと気付きを与えてくれる、まさ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

ロミジュリとやけに似ているなと思ったらもともとインスパイアされていたのか!知らなかった!

157分もあるけれど、その長さを感じさせないミュージカルにキレッキレのダンスはまさに心が躍るものだった。
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

制作期間7年、構想から制作までの気の遠くなるような作業を1人で作り上げた監督には感服する。が、内容は私にはよくわからなかった。
退廃的でディストピア。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

まさかの台詞全てがミュージカル。びっくり。
1963年という古さを感じさせないのがすごい。
色とりどりの雨傘とお洒落な演出。
戦時中の男女の悲恋、切なくて心にも雨が降りそう☔️
だけど、私的には台詞全
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.7

宮崎駿の趣味嗜好を詰め込んだ作品。
出てくる女がみんないい女。
マダムジーナ酔。

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

衝撃的な純愛映画。ヘビー級。
1度観たら2度と忘れられない強烈さと生々しさがあり、2度目を見るにはまたなかなかの体力が必要な気がする。
”わかっているつもり“ “支えているつもり”の周りの身内が1番”
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晴れ ときどき くもり(2009年製作の映画)

3.3

コウノトリは人間の赤ちゃんだけでなくて動物の赤ちゃんも運べるのね🍼
ずっとコウノトリとペリカンって同じものだと思ってたけど、画像見ると結構違うんだな笑
ペリカンの方がよく入りそうだけど笑

気分なら、
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.7

血生臭いホラーファンタジー🩸
最初のアニメーションあたりまでは好みだったのに、序盤早々で、あ、なんか合わないなというのが素直な感想。
人魚の魚の部分ってもうちょっと綺麗なイメージがあるのにすごい魚感で
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

結局1番大事なのは思う存分に愛情を注ぐこと。
その愛情に自分の思惑が加わると一瞬で親のエゴへと化す恐ろしさがまた難しいところ。
言葉で言うのは簡単だけれど、実際に親になってみないとその難しさや葛藤はわ
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スルー・マイ・ウィンドウ(2022年製作の映画)

4.3

こんなオシャレでエッロい高校生活日本のどこを探したらあるの???(ない)
スペインいいな〜🇪🇸
Clara Galleちゃんかんわい〜🤩💗

ことりのロビン(2021年製作の映画)

3.3

ねずみの家族に育てられたコマドリのロビン。
耳がねずみみたいになっていてモコモコモフモフで可愛い💗
フェルトのあたたかみを感じた☺️

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

劇中の蛇の話は本当にそう🐍
色々なことが伏線回収となってちゃんと怖かった。
こんな世界は嫌だよ。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

聞こえない家族と聞こえる私。

今まで家族と外界とを自分が手話と言葉で繋いできた分、家族の通訳であることが夢を諦める要因だったり重荷になったりすることもしばしばあったが、先生から歌うとどんな気分になる
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この国の空(2015年製作の映画)

3.8

うだる真夏の昼下がり。
青空を見上げる向日葵の花道🌻
夕方の蚊取り線香と1匹の蛾。
冷えきれていないトマト🍅
戦時下におけるミスマッチな2人の男女の関係性には汗が滴り落ちるほどの熱っぽさを感じられ、1
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