のびのびナードさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

さまざまな格差がこの作品のなかでは描かれている。そのなかでも、階級格差の人間関係で悩み闘う女性たちが美しい。母になった途端、階級や家庭に雁字搦めになってしまった義母や同級生ママたち。そこに逆らって自由>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.1

岩井監督の作品は『スワロウテイル』しか観ていませんが、この人は棒読み演技素人を作品に組み込むのが癖なのですか?…そうですか、分かりました。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.6

途中で登場するバンドマンの中に棒読み演技素人いたろ❗️アレのせい一気に現実に引き戻されたゾ❗️世界観❗️好きだったのに❗️

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.9

どうしようもないけど、どうしようもない。
酷い体たらくだけど、そんな自分を律することはできない。そんな経験は誰しもあるはず。何者にもなれない自分に落ち込んで脇役のように生きて。ときどき恋して主人公にな
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

子供を子供扱いしていない、希望と尊敬を持って作られた子供向け映画。
ヒーローがまず救わないといけないのがヴィランなのだという事を改めて認識した。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

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鑑賞中は声優が違うことが腑に落ちず、少し残念…という気持ちだったが、鑑賞後に知り合いのピクサー有識者から「今回のアニメバズはおもちゃバズと違ってまだヒゲがない。つまり若くてまだまだ未熟なバズ」と指摘し>>続きを読む

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

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メラニーマルティネス、引いては女の子や若者たちが受けるしょうもない抑圧へのアンサーのような作品。映画というより長いMVなので一緒に踊りながら観るのが吉

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

観終わった直後は「こんなに映画って面白いのか…」と思わされて席で固まってしまった。それほどまでに今作は凄まじい。映画の世界に没入すると同時に自分が子供の頃に戻ったかのような解放感。古臭く単純なストーリ>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

4.3

誰とでもすぐ繋がれるシステム。自分の本当のジェンダーを解放する人々。未だになくならない有害な男性の性思想とその被害。どれも現代社会において見慣れてきた恋愛の光景。この作品は今までの価値観にそういった新>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.7

地獄の道は善意で舗装されている。誰かの言葉が頭の中でリフレインするような、そんな作品。
偏愛。なんと身勝手な言葉だろうか。自分自身はありのままに愛しているのにマジョリティによって歪な愛とされる。自分が
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

いい意味で軽い。ソー関連はこのくらいのテンションでいいと思います!