家父長制の厭さが煮詰まってる。ケリーの寝起きシーンはとにかくビビった。
映画に説明とか要らんし、面白いもん写ってたらそれで大満足なんよ。
前半はやたら音楽鳴ってぬるっと時系列ごちゃごちゃにしててうとうとしたけど、実験シーン以降は前のめりに見れた。原爆を使うことについて考えるというより、オッペンハイマー個人の内面が描かれてるのは好感。
繰り返される本読みによって強度を増していく背景。ただの脚本が本物らしさを得ていく過程を体感させられるので、見てるこっちも「王国」に触れそうになっていくような。
あるシーンの続きの会話でえぐられたり、>>続きを読む
ひとつのカットの中にいろんな人生があって、小説原作の映画化として省略じゃなくて想像させるというのが凄い。映画館出て外に出たときが一番グッときた。
マーク・ラファロの動きの方がツボ。オチは人間と動物の異種混合生物を見たかった。
解説なんかを漁って内容のことは分かったけど、じわーっとズームしたりゆっくり思わせぶりなカメラワークは合わなかった。
戦争がある世界に対して疲弊することはたくさんあるけど、これくらいの少ない会話で、これくらいのちょっとしたユーモアで生きていこう、という温かさと強さ。
シンプルな配色と配置が気持ち良かった。
我が道を行くというより、他人と比べて特別でありたいと思うタイプのイタさ。
めっちゃ面白いわけでもないけど、だらだら見れる感じ。通天閣が写ったりするけど、淀川渡ってるぽいし、電柱には北区ってあるし(そうだったはず)、イマイチ地理関係が分からず。
原作は発売されたあたりに読んで、細かいところは覚えてない(読後感は良かった)。記憶にあったのは相手の重力を感じる部分で、映画でもちゃんと描かれてて好印象。
ただ水側をキレイに写しすぎてたり音楽がまんま>>続きを読む
だらだらした印象はあったけど、案外3時間半ほどの体感はなかった。ディカプリオがとりあえずデニーロに言われるがままに生きてるやつだし、そうなるか。
この映画をきっかけに原作「勁草」を読めたので満足です。(あ、もちろん映画は見た)
男だけでワチャワチャ踊ってるのが好都合なんだったら、もうそうさせていただきますよ、って感じ。
この調子でどんどん続編作って「日本の夏、キングダムの夏」って宣伝文句が出るくらいまでやってほしい。
新キャラ、ヒロインの方より敵の金髪アイシャドウの人とかIMF(?)の部下コンビのが面白かったな。
アクションハンパネェ~てかシンプルにトムクルーズ、なんであの年であんなに走れるんや…
上映後「2回目見らな分からんわー」って言ってた姉ちゃんがいたけど、2回見たら分かるんか、これ?
グウェンとスウィングするとこ、気持ちよかったね。