Makoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Mako

Mako

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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

4.0

始まった瞬間、世界観に引き込まれて、あっという間に時間が過ぎた。
昔懐かしいニューヨークの街並みと、ジャズ基調のフラメンコの音楽で、映像がしっとりと華やかに。
男性が買春する話だけど、生々しいシーンは
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

死神が人間に恋をするっていうありがちな設定で、唯一無二の古典的で美しい作品に作り上げている。
クレアフォーラニが息を呑むほど美しい。ブラピとクレアのコーヒーショップの出会いは、切なくて美しくて忘れられ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.1

007せめてダニエルクレイグになってから、ちゃんと年代順に見れば良かったと思う今日この頃。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

ダニエルクレイグ初登場。
彼にしては動きが鈍くてあれ?ってなったけど、00に昇格後の初任務だったらしく、後半は見事な俊敏さ。
カジノロワイヤル見たおかげて、ヴェスパーが美味しく飲めそう。
ポーカーでの
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花様年華(2000年製作の映画)

4.4

「あとはあなたが想像して」
って感じのシンプルなセリフで、観る人を誘惑し、楽しませるのが上手い。
夜の明かりは、国や都市によって個性が出るから好き。
香港映画が好きで、60年代の熱狂的で乱雑な感じを期
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

ブラッドピットとレオナルドディカプリオのタッグで60年代のハリウッドを再現。
主演の2人は強烈なオーラがあるから、タランティーノの色に支配されるわけではなく、上手い具合に馴染んでて、妙にリアルで、かっ
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白いドレスの女(1981年製作の映画)

3.8

魅惑的な女の完全犯罪。

容姿も含めた彼女の用意周到な完全犯罪に、むしろクスッとと微笑んでしまう。

あぁ、やられた。
彼女には何も敵わない、と。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.5

笑い声、音楽、喧嘩、文化、
ごちゃ混ぜで、自由で、楽しくて。

でも実は、その反対かも、、

人種差別を描くのが上手なスパイクリー。毎回ハッとさせられる。黒人街がメインで、最初から最後まで彼らの生活が
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

同じホテルに泊まる3組の話。

そのとき、相手が何を思ってるか。表情や言葉だけでは想像つかない裏があるのが面白くて、だからオムニバスは好き。

最初の登場人物である日本人カップルがかっこよかった。ジム
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.8


「怠け者の街だ。」

"チャイナタウン"はあらゆることが入り乱れていて、熱心に仕事して深入りすると、かって犠牲者が出てしまう。平和を保つなら、怠けて何もしないのが一番だ、ということらしい。

話が進
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

夢を見てはいけないの?

叶わないってわかっていても、夢に酔うのは悪いことじゃない。

1%でもいいから、可能性があるってだけで、毎日が幸せになって、強い原動力になって、気付いたら夢に近づいていたって
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つぐない(2007年製作の映画)

4.4

これも一つの運命。

妹の嘘の証言がなければ、彼は刑務所に行かずに済み、入隊もしなかったかもしれない。でも、だからといって姉と彼が海辺のコテージで幸せに暮らしてたかどうかはわからない。

幸せなことを
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.7

遠くに見える黒い点がだんだん近づいてくる。ゆっくりと、時間をかけて。それはラクダが走っていたとわかったときに、自分もその場で見ているようなリアリティがあってゾクゾクした。

この映画は全体的に時間に制
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偶然の旅行者(1988年製作の映画)

4.1

安心感はまやかし。

旅してるとき、お金なくて大変な方が案外いい旅になる。人の温かさに触れて、その国のリアルな文化に触れることもできる。

安心できる環境って、緊張感がないから、冒険もないし、全部自分
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パンピング・アイアン (鋼鉄の男)/アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男(1977年製作の映画)

3.9

シュワちゃんって誰やねん
ってずっと思ってたのがやっと解消された

ボディビルも奥が深い。
にしても、どうしたらあんな彫刻みたいな筋肉が付くんだろう。

"苦しいつらいって思っても、その壁を乗り越えた
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.6

大きくなりたいって願ったら30歳くらいになってしまった13歳の男の子。偶然見つけた玩具屋の求人に応募したら採用。人と違った面白い意見を社長から気に入られ、仕事はおもちゃで遊んで意見を述べること。

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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

歌も踊りも楽しくて笑顔になれる。
ハッピーになりたい時に見よう。

絶世の美女でも、話し方でかなり印象が変わる。心地よい声はやはり大事ね。

最近、ミュージカルが好き。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.5

ジム・キャリーのための作品。
楽しい時間をありがとう。笑

息子のパパが嘘をつけませんようにという願いが叶ってしまい、ジム・キャリー演じる弁護士が、仕事でいっぱいやらかす話。

真実しか言えなくなった
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ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.4

この女性は、実在する。
最後に実際の記録ビデオが出てきて、感動が増した。

サメに片腕を引きちぎられ、命は取り留めるが、今までのようにサーフィンができなくなる。苦しみながらも家族に愛され、地元の人に励
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真実の行方(1996年製作の映画)

5.0

事実があまりにも恐ろしくて、
震えた。

現実の世界でも、皆んなが本当だと信じるから真実として扱われてるだけで、それは嘘かもしれないし、、真実なんて脆い。

まさに神のみぞ知るっていうか。

精神病も
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.4

ジム・ジャームッシュの作品は、費用がかからなそうなイメージ。この作品だって、タクシーに乗ってるだけなのに、深いメッセージ性のある作品になってるから不思議。

高度な技術や、難解な時間軸で構成を複雑にし
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酒とバラの日々(1962年製作の映画)

3.9

ただ酒に飲まれて溺れて這い上がれなくなる夫婦の話。
ただただ酔い潰れる二人。
綺麗に収まってるドラマや映画より、よほどお酒の怖さを訴える効果がある。
酔っ払うと、無意識に酒を探し、どんな手を使ってでも
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

わからないけど、、
自由きなれる気がするんだ

ダンスが生きる延長線上にある感じ

頑張らなきゃ、上手く踊らなきゃ
っていうのが全くない

バレエは女の子がやるものだからっていじめられたりするのかと思
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

惚れたあなたが悪い
惚れた私が悪い

あなたが勝手に惚れて、
勝手に傷ついた

僕は何もアピールしてないよ

そんな主演を演じるのは、当時21歳のグザヴィエ・ドラン。主演も監督もやるってだけでもすごい
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.6

新しい映画だし、時代設定そんなに古くないはずなのに、トランスジェンダーをキモいオカマと考え、人間ではなくモンスターのように接しているのがあり得なすぎて絶句。

歳の差カップルだって、トランスジェンダー
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フラガール(2006年製作の映画)

4.2

実話っていうのが素敵。

ハワイアンズが山を救うためだったなんて、知らなかった。オープン時のフラダンサーが炭鉱娘だったことも驚き。

必死に歯食いしばって働くことが当たり前だった時代に、舞台でパフォー
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

見終わったとき、外の雨の音と劇中のシーンが重なってゾワっとした。

ただの騒音が、無数の生活音に感じた。

金持ちや権力者に限って、この映画の伝えたいメッセージは響かないんだろうな。資本主義の仕組みを
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.6

のんびりランチ食べながら見るのにちょうどいいユーモアと軽快感。
ゴダールの作品は「女と男のいる舗道(Vivre sa vie)」しか見たことなくて、せめて「勝手にしやがれ」を見ておけばよかったなと思っ
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

人はみんな何かしら悩みを抱えている。

こういうテーマ、最近よく聞く気がする。
わたし、悩んでないもん。
何を悩みと捉えるかで変わると思うけど、このテーマは映画に限らずちょっと苦手。

世界観や色合い
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バンドスラム(2009年製作の映画)

3.7

ヴァネッサ目的だったのにリサ・クドローも出てて、思いのほか充実してた。

バンドスラムで優勝したらメジャーデビューできることもあって、高校生はもうバンドに熱中。

私の出身校が軽音強かったから、ちょっ
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悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

4.4

バケーションの度に変わる父の彼女に気が咎めることもなく、新しい友達として歓迎している娘が可愛くて微笑ましい。"母"という存在に対してどう思ってるいるのか気になるところだけど。

幼い頃に母を亡くした娘
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.4

好きです。
こういうシンプルなシンデレラストーリー。

それプラス、企業買収の社長っていうリチャードギアの職業も興味深かった。

Hookerということを知りながらも、服装から仕草まで洗練されていくジ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.3

見ていて疲れてない。
心が癒される。
精神科、バンド、思春期、叶わない恋、が軸なのに、彼らに騒がしさがなくて、感傷的で美しい。

主人公がティーンくらいで、"あ、失敗したな"て思ったけど、歌は心に響く
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ビーストリー(2011年製作の映画)

4.0

外見が全てだと豪語する男子学生が魔女に醜い姿にされてしまい、1年以内に誰かにI love you と言われないと一生醜いままの姿だと告げられる。
醜い姿を晒すのが耐えられず引きこもるが、1人の女の子に
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.9

国際経営学の授業で教授が教材として少しだけ見せてくれて気になってた。

経営の面から見たら無駄を省いて効率や質の維持など評価すべき点は多いだろうけど、映画として見てしまうと、マクドナルドの原型とも言え
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ある愛の詩(1970年製作の映画)

4.3

とてもポエティック。

"Just tell me what u see"
"I see u"
"that's poetry"

"Love means never having to say you
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