まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 92ページ目

まこと

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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

3.0

個人的に好きな役者陣がこんなにも共演しているのになんだかなあという感想

哲学的でもなく観念的でもないラストの丸投げ感は、ある意味記憶に焼き付けられたものがあるけども

宇宙ものって必ず一人はああいっ
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すべての美しい馬(2000年製作の映画)

3.0

「ノーカントリー」と同じコーマック・マッカーシー原作とは思えないほど画面全体に広がる牧歌的な風景の数々

監督はアンジェリーナ・ジョリーの元旦那のビリー・ボブ・ソーントンだが、ここでもペネロペ・クルス
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共犯(2013年製作の映画)

3.6

青春期特有の美しさと瑞々しさと脆さと危うさと

ストーリーも予想を裏切られる展開がいくつも待ち受けていてなかなかのハラハラ度

台湾の学生服ってなんであんなに清潔感に溢れた純白なんやろうか笑

マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.4

チャニング・テイタムは元ストリップダンサーとだけあって「ステップ・アップ」とはまた異なるタイプのダンス力を求められたはずだがその技術力と足さばきは流石

マシュー・マコノヒーもTバック履いたりと体張っ
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マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

3.5

Backstreet Boysの「I Want It That Way」のシーンは爆笑必至、窓の外から見守るツレたちの気持ちも悪ノリのなかで生きてきた人ならめちゃわかるでしょう笑

旅する映画なので個
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スクール・デイズ(2011年製作の映画)

4.0

"あなたは最高の先生だ"

そう言われる先生はもちろん最高だが

そう言える生徒もまた最高だ


勉強だけを教えるのが先生ではない

先生はこの世に「先」に「生」を受けた人ならではの人生の歩み方を教え
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影踏み(2019年製作の映画)

3.2

双子である運命とその終着点

あらすじ読んでなかったら設定の真実に気付きにくいかもしれません

山崎まさよしはたまに映画出ますよね、自分の中で今は音楽じゃなく映画モードの時みたいなのがあるんかなとか思
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ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

2.5

ラストシーンに「えっ!?」とは言うてしまいますよね、これ必至です笑

キアヌが今何と戦ってるのかがごちゃごちゃしててわかりにくかったなあ

ヒロイン役とのお色気シーンも多すぎる気がしますな笑

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.5

タイムスリップにおける整合性を取るだけでも難しいはずなのに

今作の演出で前作の演出にも膨らみを持たせてさらにその価値を向上させるなんて本当に言葉が出ない

強いて出すなら「すごい、ものすごい」の一言
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.3

完全無欠の三部作


劇中に完璧に織り交ぜられた普遍的なメッセージ性は後世へと語り継がれる不朽の金言


今も昔もそしてこの先も

今シリーズは映画界における未来永劫の宝物であり財産です

深呼吸の必要(2004年製作の映画)

4.2

沖縄 若さ

一夏のアルバイト

一期一会


良い青春映画ができる要素を

最初から満たしてるもん

ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

3.6

オスカー受賞者三名を含めた豪華キャスト共演のシリアスな映画

スコット・クーパー監督のフィルモグラフィーに注目してみると西部劇風の作品が目立つなかで、本作は一見現代映画のように映り実際に現代が舞台では
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.4

2020年キネ旬一位の映画だが

時にキネ旬のランキングは凡人の自分には理解に苦しむことがある・・・

モロでしたねこれは、瀧内公美の艶かしさと艶やかさとセクシーさはそりゃまあ一見の価値ありやとは思い
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.4

何一つ解決してないのでは?と思ってしまうけどこれが北朝鮮の現実

個の意見、ましてや家族の意見や主張などは風に流されそして遠くの向こうに葬られる

そんな受身一方の中でそれでもどれだけの生きていく価値
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害虫(2002年製作の映画)

3.2

宮崎あおいと蒼井優の豪華共演

だがしかし彼女らの生粋の清廉なイメージからは真逆にかけ離れた極めて破壊的で破滅的な映画

消え際をドラマチックにドラスティックに

アオハル、それは爆発力を原動力に

ミッシング・デイ(2014年製作の映画)

2.8

悪役がすっかり板についてきた最近のジョン・キューザック

養子文化が日本より一般的だからこそ成立しやすい映画ですよね

一般人巻き込まれ系作品見てていつも思うことやけど、計画性のある敵側の攻撃にそんな
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.6

ミシェル・ウィリアムズ演じる妻は不貞を働く自分自身に自己陶酔してる部分もあると思うけど、別に憎いとか嫌いとかそういうわけではない夫の存在もしっかりと認識している

決して両立できないその狭間で揺れる自
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.3

なんかよくわからんけど

正義の鉄槌は下されたんやね?

悪は成敗されたんやね?

娘を守ることはできたんやね?

最後あんなことしたらヤツらは今度こそ本気で命を狙いにくると思うんやけど、そんなことは
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仮面学園(2000年製作の映画)

2.3

金田一少年の事件簿の一つの事件のように思えたのは気のせい!?笑

仮面を被ったら違う自分や新しい自分になれるという心理は理解できる

別の人間になりたい願望を抱いてる人は多いんだなあ

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.6

きゅうきょくで

そうだいな

あいのおはなし


ははからむすこへ

むすこからははへ


それはえいえんにおわることのない

りょうおもい

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

シーンとシーンのつなぎ目 

編集 BGM SE

作品から醸し出されるバイタリティー


伝えようとしているテーマの伝え方に先進的でアーティスティックな創意工夫と何よりも並々ならぬ気概を感
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

大いなるネガティブの中に微かなポジティブ性を描く邦画作品がここ何年も連続して作られていて、本作もその系譜を辿る映画だと思っていたが予想とは少し違った

映画慣れしてない人が見ると、きっと激しい不快感や
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.5

ジャック・ニコルソン × モーガン・フリーマンのオリジナル版との比較は不可避だけどいざ見てみたらほとんど別物だということがわかる

自分たちが人生の最後にやりたい事をやっていくのがアメリカ式だったけど
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.2

1993年生まれの一番手と二番手の菅田将暉と中野太賀を差し置いてYOSHIが主演

ギョッとするようなセリフやシーンが多く過激な描写や演出も目立つ

ジュブナイル・カルト・ムービーといったところ

薔薇色のブー子(2014年製作の映画)

2.0

ボケとキャラクターの雨あられ、93分間の長尺コント笑

バラエティ慣れしまくった今の指原莉乃を知ってる状態で見てみたらまだ見れるかな、2014年のリアルタイムで見てたらなかなかなショッキング作品に思え
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

非リア充はリア充になる機会を常に伺っている

大人になるってことは自分自身を客観的に見れるようになるということ

長所よりも欠点ばかりに悩まされる多感でお年頃なその時期に、それも一つの個性と考えられる
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オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(2019年製作の映画)

2.6

「クリフハンガー」のもろ焼き直しだけどそれならそれでせめて本家の出来に肉薄してくれないと笑

隠さないCG映像はなんか90年代初頭の低クオリティCGのようでした・・・

チャン・チンチューはあの状態か
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

2.7

「グリーンルーム=楽屋」

タランティーノの推しムービーか知らんけどとにかく良くも悪くも殺戮パーティーやった

やっぱりアントン・イェルチンの損失は惜しい

ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.3

入れられたのは正義の横槍

美声がもたらす両側通行的ストックホルム症候群


ジュリアン・ムーアの胸の内が露わになってからいろいろ歪みが出始めた笑

人質監禁事件は解決したというのに極めて後味は悪い、
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スーサイド・ライブ(2017年製作の映画)

3.5

なんという不謹慎な映画だ

テレビの時代の変遷期に間違いなく突入している現代、視聴者の興味や要望は番組の作り手たちの仕事のサイクルの数倍の速度で進んでいる

映画としての着眼点は興味深いものがありまし
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いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.2

この設定は洋画だとそのままミステリーやホラーにしてしまうんだろうな

でもそこを淡い青春風物語に仕上げてしまうのが「良くも悪くも」日本映画だということ

タイトルをセリフとして開けっ広げに言ってしまう
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.9

二つのバラバラな家族が一つになっていくプロセスを精緻な描写とあたたかい描写とで丁寧に描いた日本映画

食事や味で蘇る記憶

その呼び起こされた記憶の片付けをするには、当時の彼らからは随分と成長した大人
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イーオン・フラックス(2005年製作の映画)

2.9

「アトミック・ブロンド」ではそのアクション力に驚いたけど、そういえば本作でバリバリのアクションをしてました笑

もともとはモデル出身とだけあってスタイルは抜群、しなやかな四肢や身軽な動きは実はアクショ
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マギー(2015年製作の映画)

2.9

ゾンビと花との対比描写はどことなく新鮮で良かったから、そこを意識的に膨らませてもらえたら一風変わったテイストのゾンビ映画になり得た可能性があったんやけどなあ

シュワちゃんもいつものオラオラ感を潜めて
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.9

「ストーリー・オブ・マイライフ」のフローレンス・ピューがまさかの女子プロレスラー役を熱演笑


夢を追いかける映画

家族の支えを描いた映画

兄妹の絆を伝える映画



一見近寄りがたいオーラを本作
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