まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 88ページ目

まこと

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ウォーターズ(2005年製作の映画)

2.8

このラストの展開はあかん笑

それまではまあまあな感じやったのにそこで一気に台無しになった

ハッピーな気持ちがねじ伏せられるのは勘弁してもらいたいわ・・・

その女諜報員 アレックス(2015年製作の映画)

3.0

さすが元ボンドガール、オルガ・キュリレンコもまあまあアクションできるんやなと確認させてくれた一本

自分とは直接関係のない人間を守り抜く姿は雄々しかったです

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

性がテーマの作品はどうしても下品な路線や方向になりがちだけどグザヴィエ・ドラン監督は違う

ドラン自身が同性愛者だからかはわからないけど、過去作を見渡してもジェンダーや性に対して上品で崇高な演出をする
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

大倉忠義と成田凌の役の個性が真逆で、まるでパズルのピースが埋まるように見事に補完し合える関係性が二人の関係を特別なものにしていた気がする

プラトニックな関係もドラスティックな関係も想いや気持ちの落ち
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.6

「パール・ハーバー」を見たときのような特に我々日本人にとってはなんとも煮えきらない印象を抱く感じ

そりゃ日本を宿敵かのように描写しながらのストーリー展開なので当然と言えば当然ですが・・・

地球の破
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

4.2

久しぶりに王道でストレートな熱血教師映画を見た


良い教師というのはどれだけ生徒のために奔走できるか

良い教師というのはどれだけ生徒にとって憧れの存在でいられるか

良い教師というのはどれだけ生徒
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愛の流刑地(2007年製作の映画)

3.5

最近見た映画の中では一番わかりやすかった

結局この動機、いやこの雰囲気に納得できるか否かで評価がきっぱりと分かれると思う

個人的には豊川悦司演じる主役の男が、自分の犯した罪に対して最後まで全肯定し
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

3.5

大沢たかお演じる教師のアドバイスが効力ありすぎ笑

子どもって情報や経験が浅いから経験者の助言がすごく容易に伝わる、それは子どもというまだ青き者たちの良さであり強みでもある


てか何が可笑しいって早
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

「タワーリング・インフェルノ」が好きな人は本作もきっと好きでしょう

ビルが林立する中での高所で繰り広げられる跳躍や疾走はまさにハイパーアクション

緊張感溢れるテーマなのにちょいちょい笑かせてくる演
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サラブレッド(2017年製作の映画)

3.3

ヨルゴス・ランティモス監督作品の雰囲気がそこら中に漂うスリラー映画、このコリー・フィンリー監督も今後要チェックです

主演の二人の少女の表情に変化や抑揚やバラエティが見受けられないところがおぞましいで
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ニューヨーク ザ・ギャング・シティ(2014年製作の映画)

3.2

気弱な父親や生涯の恩師

マイケル・ピットはそんな良い役は似合わない笑


"冷血で酷薄"

「ファニーゲーム U.S.A.」の悪役の印象が強烈といえば強烈ですが、そのニヒルで冷淡な目元が特にそう思
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.5

最初の設定や説明が最後まで守られることは何一つないほど、老獪な騙し合いの応酬合戦が終始続く

紐解かれた過去が語る真実

その真実に長年足を引っ張られ続けてきた人物の緻密に計算され尽くした一発逆転劇

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

サメ映画というよりサバイバル映画

てかこんなにも一ヶ所に滞留し続けるということは確実に彼女だけを殺ろうとしてるこいつは決め打ちザメやん笑

サメの牙よりも縫合シーンの方が痛々しく感じません?笑

STAR SAND 星砂物語(2017年製作の映画)

3.1

宿敵と懇意になること

それは意外と簡単なことなのかもしれない

周囲の環境や世情といった外的要因に勝手に背中を押されているだけであって、自分自身を見つめ直して問いただせば意外と難儀なことではないのか
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夏の終り(2012年製作の映画)

3.1

「夏」という言葉の持つイメージや印象の解釈によってタイトルの意味と本編の内容との乖離を感じる人もいるだろう

少なくとも何かが終わりを告げたことは間違いない、それが意味するもののその向こう側を知りたく
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.4

瑛人もビックリの奇跡の香水を巡る物語

劇薬であり媚薬でもあるけれどその根底は「人間愛」

"愛にできることはまだあるかい?"

そう問われれば

"まだあるよ"

そう答えたくなるような作品

MW-ムウ-(2009年製作の映画)

2.9

手塚治虫の原作は全く知らないので映画で初めてその内容を知った

今となってはよくある話に思えるけど何十年も前にこういった設定で物語を構築していたというのはやはりスゴい

玉木宏と山田孝之のダブル主演は
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

奇怪な設定が何故か目立つ北欧映画

純すぎるがゆえに、その愛は切なさへと変貌を遂げる

最後の優しげな笑顔にいくらか救われた人はきっと多いはず、その数の分だけこの作品の描いた愛のかたちの理解がある

ホームズマン/ミッション・ワイルド(2014年製作の映画)

3.3

自身の初監督作である「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」にも言えることだが、トミー・リー・ジョーンズ監督は荒涼とした荒野を舞台に任務に挑む人間の物語を好んでますよね

そういう意味では今となって
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

原作がミステリー大賞なるものを四冠も獲得しているのならこの実写化はやはり成功とは言えないのではないか笑

緊張感のある現場が終始弛緩しているのは意図的な演出とキャラ設定なんだろうけど、なかなかそれがツ
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.3

人間の成長を描くにはあまりにもセリフが少なすぎると思った

受身でいることも環境や状況が違えばポジティブに変わることもある

松本穂香はいつものチャキチャキ感を極限まで抑えてました、いかに凛としてられ
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チャプター27(2007年製作の映画)

3.3

サイコパスというよりかはどちらかというとソシオパス

ほとんど妄念めいたものに取り憑かれてしまってたのがよくわかる

個人的にはビートルズのリアルタイム世代では無いのでその偉大さを真に理解はできないけ
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.2

普段悪役のイメージが無い人が悪役を演じてて、逆に悪役のイメージのある人が良い役を演じてるという逆転の現象が笑

こういう映画が一番洋画との差を激しく感じてしまいますね、感じてしまうというより思い知らさ
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.6

擬人化って便利な技法ですよね、デリケートな事柄もこういう風に表現できちゃうんだから

性欲くんの「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」は笑いましたw

付き合いたてのカップルで
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エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.0

悪魔信仰の話はなかなか厳しいな笑

得体の知れない相手だから柔よく剛を制したいところだけど、こちらが筋肉男のシュワちゃんなものだから逆に相手に柔よく剛を制されてる気がする

時代設定は2000年直前だ
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デッド・オア・ラン/二重逃亡(2016年製作の映画)

3.1

敵陣営が勝手に誤爆した印象

ヴィンス・ヴォーンって真面目でデキる役やらせたらあんまり似合わないのな笑

稼業が娘にしっかりと継承されててそこは笑えた、彼女はだいぶ実践派と見た笑

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

生の声

口コミ


それらに勝る評価なんて

どこを探したってありゃしない

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.5

二国間のゴタゴタでいえば世界で最も古くから争ってる地域の問題ではないでしょうか

それプラス本作はアフリカのウガンダも巻き込んでいるからタチが悪いですよね

「アルゴ」を思い出したけど関連作品として上
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タイムライン(2003年製作の映画)

3.3

本来の目的からは程遠いゴールテープの切り方だったけど解決策としてあれで良かったんかな笑

量子学的な観点からの時代と空間移動なんて生半可な覚悟じゃ到底無理やと思うんやけど笑


ポール・ウォーカーを過
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葬式の名人(2019年製作の映画)

3.0

様々な事物が従来の方式から脱却して自由な発想のもとで行われている今、故人を偲ぶ方法もこれまでの様式にとらわれることはないのかもしれない

死体をあっちにこっちに振り回すことで逝った者と残された者との最
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.4

結果的には四部作となっているので、本作は起承転結でいうところの「転」

それはまさにその通りで、新しく第三の勢力が出てきてシリーズの世界観や勢力図はここにきて大きく変わる

カットニスも一人だけの力で
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.4

最後の戦いであり全面戦争に特化したシリーズ最終章

二作目までのゲーム性はどこに行ったのやらと思ってしまうほど、対立する二極の争いに終始していました


本作はフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作にも
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.7

Wikipediaのあらすじを一読するだけでも十分おもしろいと感じられるような展開

良い具合にドタバタしててそのドタバタが起こるたびにストーリーの芯の部分もしっかりと前進しているので理解もしやすい
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ファミリー向け作品なんだろうけどグレムリンたちの醜悪な造形は目の肥えた現代の子どもたちを対象としても許容範囲をかなり超えてる気がする笑

まるで邪悪さのみで構成されたような風貌はほとんどスプラッターの
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.4

クランプ氏はクランプタワーとかも言うてるし明らかにドナルド・トランプをモチーフにしてますよね?笑

人間に仕掛ける悪戯具合がさらに悪意に満ちてるようなこの続編は彼らの造形がさらにキモいものに・・・
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.5

儚くも淡く前向きになれる青春映画

ティモシー・シャラメはできるだけこういった瑞々しい役をできるうちにやっておけばいいと思う、きっと後々の俳優人生に役に立つだろうから

人として、生徒として、確実な成
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