matsushiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.6

「I’d really like to take a pee standing up」

演出が〜とか、脚本が〜とか難しい話抜きに、見たあと心がじんわり温かなるライトコメディロードームービー。

人生
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.7

バンクシーが監督したドキュメンタリー映画。
これはおそらく彼の作品の一つなんだろう。バンクシーらしいきつめな皮肉の効いたドキュメンタリーだった。
スペース・インベーダーや、obeyで有名のシェパード・
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

何もかもバカらしくて、誰も自分のことなんてわかってくれなくて、でも誰かにわかってほしい。自分だけの感性と世界観の中だけで社会を生きるのは難しい。それがたとえ自分のアイデンティティであったとしても。
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クリシャ(2015年製作の映画)

3.8

「waves」の監督、トレイ・エドワード・シュルツの長編初監督作品。
親族と長年疎遠だったクリシャがサンクスギビングで親族を訪れるも、なかなか事がうまくいかず…というようなお話。
序盤から不穏な空気を
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

どこまでも憎くても、それは小さなことの積み重ねなだけで、時が経つとなんだか許せてしまう。でも心のどこかでどうしても憎くて。やっぱりそれでも愛していて…

そんな不器用な家族間の心情をノア・バームバック
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母の残像(2015年製作の映画)

3.6

母が亡くなり、弟、兄、父三人の男の心に大きな穴があく。

それぞれ違う心情があり、それぞれの考えがある。

しかし、それは口に出さなければやはり伝わりはしない。

希望を持って生きよう

エアポート(2014年製作の映画)

3.4

「人のために」という意識で仕事をできる人が増えてほしい

ノー・ドロウニング(2016年製作の映画)

3.8

最後の最後にやられたね〜
自分は気になっちゃうのであってもいい派です笑
なくても、面白いと思うけど

沈黙/ある沈黙(2016年製作の映画)

4.0

望まれない子供を身篭った女性たちの施設。
生命の誕生は本来一切の穢れがない神秘的なものであるはず。
起承転結がうまく、滑らかにストーリーに誘う。観賞後はこの約30分の短時間で2時間映画を見たような味わ
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それは神様に言って(2011年製作の映画)

3.4

シングルマザーの悲痛な現実を描いた短編ドラマ。
辛かったり、悲しいことがあったら神様に祈る。しかし、それで現状が変わるわけでもない。そんなこともわかっている。
現実と向き合いながら生きるしかないのだ

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.5

カニバリズムとベジタリアンのファンタジックラブストーリー。
この世界観めっちゃ可愛い笑
パステルカラーに彩られた可愛い世界観に見入ってしまったよ
カニバリズムがここまで可愛く描かれる作品なんて今まであ
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雷の子供たち(2019年製作の映画)

3.4

子供の想像力は無限大。
子供の想像力に勝るものなし。
子供だけの子供だけによる子供のための世界。
自分が小さかった頃もこんな世界が大好きだった。もちろん今も。でも忘れていることは多くある。そんなことに
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奥深い水の中で(2016年製作の映画)

3.3

魂の欠片として。
背負って生きていくのか、一緒に生きていくのか。

ストローク(2017年製作の映画)

3.5

強迫性障害を表現するジャンプカットと普通のことをあたかも気色の悪い何かに見せる表現方法がとてもいい
音楽と表情と行動で主人公の気持ちがわかって誰が見ても楽しめる
雰囲気も好きです

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.7

広げようと思えば長編にもなるでしょう。
ただ短編なだけあって無駄がなく、それでもって面白いアイディアと独特な演出が良さを引き出す。
構想がしっかりしてて面白いし、構図も色使いも綺麗で、そんなに映画に興
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.0

天才的すぎた。
ストーリーも演出も映像も全てぶっ飛んでる。大麻吸いながら作ってるんじゃないかって思うほどアバンギャルドな作品。
特殊すぎる映像表現が過剰に使われ、なんでもないシーンでも使用されるので好
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.1

当時のフィルム風に撮影した裏話を聞きびっくり。
様々な解釈ができる表現にすごく魅力を感じる

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.7

自由に生きると覚悟を決めた2人の姿は見ていてとても美しく、清々しい。
男尊女卑に対する女性の自由を謳いながらも、警察側にシンプルな優しい人がいて好印象でした。
終わり方に賛否は別れるけど、自分的には自
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CUBE(1997年製作の映画)

3.5

今では、「SAW」などで有名となったソリッドシチュエーションスリラー(密室スリラー)の金字塔と言っても過言ではない作品。
正直どうなるかは予想がつくし、説明不足はあるもののそれを補うほどストーリーに夢
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

「フレンチアルプスで起きたこと」と同じ監督、リューベン・オストルンド監督作品。カンヌ国際映画祭にてパルムドール受賞。
自己弁護的に他者への寛容を示す主人公。バズるためなら手段を選ばないPR会社。都市で
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.5

どんなホラーよりもサスペンスよりも人間の愚かさと弱さが浮き出た狂気的である意味恐怖を感じる作品。
「ゴーン・ガール」と似てると言われているが、それよりも現実味がありそのリアリティが救いようのない恐ろし
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