真央masaoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

真央masao

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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

くーーっ!
もうオール出来なくなったとか、明け方まで飲まなくなったとか、言ってる彼らは俺より歳下なのだが?!

思ったよりエモさは弱め。『ヤングアダルト』の入りが一番エモかった。
カツセさんの原作は読
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

愛おしくて最高にクール。

子供にインタビューしまくってるジョニーも、いざジェシーひとりと向き合うと分からないことばかりで。
学んだり経験したりして知った気になると、返って薄っぺらくなって…いやわかる
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

ダークぅ〜
たぶんそうなんだろうな、と思ったらやっぱりそうで、力無きものが幸せになる方法かもしれないけど、それでも悲しい。

非道な大尉殿がちょっと親の顔をチラつかせるところにやっぱり根っからの悪はい
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

前向きになれる映画。
ベルファストの時代背景を知らずに観たけど、それでも通じるものがある人生譚。
随所に出てくるウィットに富んだ、芯を食った台詞が良い。

「イングランドではアイルランドの言葉が通じな
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.8

中学生女子の家族の話。ファンタジーありで、ほっこりした気持ちになる映画。

水墨画は濃淡で、濃い屋根もあれば薄い屋根もあって。明るいってのは明暗だから、きっと最後はカラフルな屋根なのだろうな。

清原
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

おもしろい!
城定秀夫監督×今泉監督の良さ溢れる。

説明が難しいあれもこれも、そのぜーんぶが愛なのに。
なんて便利な言葉なんだ…
じゃあ愛といえば何でも許されるかというとそうではなく。
やっぱり不便
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.9

たぶんその期待は、庵野監督のおかげでもあり、せいでもあり。
三木監督ファンとしては全然これでよしです。というか、思ったより面白かったまである。
過去作を観てから大怪獣に挑んでほしいです!


言葉遊び
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.9

ビンボン…

概念をキャラ化するのって多分めちゃ難しい。誰にでも分かるようにするために、あえてそれぞれの設定が薄めなのかな、と。

大切なこともスクラップ&ビルドで
大きくなってゆく。
落ち込んでる娘
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

久々重いの観た。
視点が変わるたびに、さがしてしまう、起きてる事実はひとつなのに、見え隠れする真実と狂気と愛。
佐藤二郎のキャラを持ってしても中和しきれん…

思ったよりエログロ強め、『冷たい熱帯魚』
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

なーるほど!
テンポよくて、さっと見れる
選ばれなかった世界線のうえに、今の自分があるとすれば、僕もたくさんボタンを押してるのかも

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

眼ッッッッ福!
楽しそうにしてるの見るだけで、こっちも楽しくなる。ダッセーTシャツ着ながらシリアスなシーンやってるのも絵になる。

英雄がいない国が不幸なのではない
英雄を必要とする国が不幸なのだ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

偶然と想像、としか言い表せないような素敵な話が3つも…!

きっかけは偶然だけど、
わからないから想像して
わかるように想像して
わかり合うために想像して

どれが一番いいかと言われると迷うけど、1話
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.9

キャッチコピー素敵。
ほんとその通りで。

色んな人が出てきて、あっちこっちバラバラで、それが逆にリアルで。

「あのときあの場所で、出会ったのが君で本当に良かった」

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

このキービジュアルで心温まる話とは思わなんだ!

いつだったか、布団を叩く引っ越しおばさんがいたけど、あの人ももしかして…

仕事や病気、家族のことなど…切羽詰まると余裕がなくなって、いつの間にか自分
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

ゆるさ、可愛さ、スリル、のバランスめちゃ良〜〜
コメディ要素がハイコンテクスト過ぎるけど、ゆるさとアクションで頭空っぽにして楽しめる。

伊澤彩織さんかっこよすぎ…キングダムの続編ではスタントダブルじ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

思いのほか面白かった!
出版業界の問題とその対案がリアル。だけど、やっぱりそこが限界だよな、とも。
大泉洋はいつでも大泉洋だよなあ、リリーさんも。面白いことに全フリ。こういうオジサンになりたかったの思
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

「バカヤロウ」の台詞でこんなに泣けることあります?
師弟の繋がりに涙が止まらん。口は悪くても愛に溢れてる。

師匠の靴出す時に女性のヒールを差し出すこと、
死んでもやめんじゃねーぞ!

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4

なんか見たことあるな〜
と思ったら、ピョン吉のそれ。

謎が多くてもやもやしてたら、ミッドクレジットで前のめり。
年明けのを楽しみにしているマーベルファンは見といた方がいいやつ。

話は完全にコメディ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.9

いや、急すぎん?
カーチェイス長すぎるからもっと短くして、後半厚めにしてほしかった感。
トムハーディーはカッコよし。

これで2面白くなかったら泣く。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.2

期待値上げたせいかもしれないけど、開始2時間くらいは、マジで退屈な映画だな〜と思ってた。
2つの家族が交互に描写されるだけで展開分かるし、ちょいちょい特殊な頭(帽子)が見えるだけで、あぁ…ってわかる。
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.0

「結婚しても一人で生きていく覚悟が必要よ」

独身からすると、結婚したら一人で生きていかなくて良い気がするけど、そんな甘くないよって考え方に膝ポン。
自分の足で立つことって、たぶん昔より難しいけど、た
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

思ったより青春映画だった。

シュールとメルヘンの調和が取れてないと感じてぜんぜんハマらず…。
見せてくれると言ってた、砕け散るところはどこだろう、冒頭でオチまで分かるのに、、。

堤真一のサイコパス
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

えもえも〜

去年、渋谷で森山未來の映画撮影してると聞いたけど、たぶんこれのことかな。
出てくる場所がほぼ全部知ってるとこで、妙な親近感。

きっとこのままいったら、ボクたち側になるんだろうけど、「な
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

アメリカ近現代史から始まったマーベルが、とうとう世界全史に進出した…!

二時間半以上あるけれど、それでも収拾がつかないスケールの広さ。敵が居過ぎて、やること多すぎて、情報が多すぎるのよ。
これまでの
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

『関ヶ原』ぶりの原田監督×岡田准一×司馬遼太郎。
それを踏まえて見ると前作より圧倒的に良いのよ〜。

軍神・岡田は今回も健在。
岡田准一はやはり石田三成みたいな知将役より、前線で身体を張る土方歳三の方
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レミングたち(2020年製作の映画)

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あぁいい映画。
漫画『リアル』もだけど、神様は乗り越えられる試練しかくれない、と言うは易し。
それで道を変える勇気も、道を変えずに前の生活に戻ろうと頑張る勇気も。
側から見たら自殺に見えても、本人たち
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メンタルスケッチ(2017年製作の映画)

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ただただ楽しそう…!
ああやって大声で街ではっちゃけられた頃が懐かしかったり。
意図せずか?次の映画の伏線に見えなくも…ない?

Mutual Understanding(2019年製作の映画)

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ニューヨーク行きてぇ〜〜ってなる映画。

知らない人ばかりなのにあの街全体が謎に高揚してる感じが良くて、でもきっとトーキョーもそうなれるのかなと思うと、自分の見方のせいだなと。
ベタに都心の孤独はもっ
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雨恋(2021年製作の映画)

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自然音が心地よかった。
この映画は特に、おうちで観るのが良い気がする。
雨の日に散歩したくなる。

AIM(2021年製作の映画)

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オチが好き。良い話。
ゲームぜんぜんやらないから分からないけど、リアルに起こる話なら、とても良い世の中。舞の「ナイスぅ」の言い方好き。

親の心子知らずとはよく言うけれど、子の心親知らずの方が今は多い
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JURI(2019年製作の映画)

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昔深夜にやってた『トリハダ』を思い出した。ホラーでもこういう怖いの好き。
部員もOBも皆んな闇持ってそうなキャラなのがまた良い。

化身(2020年製作の映画)

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ぐぅ面白い!
ぼけ始めたおばあさんかと思いきや、ぐいぐい引き込まれる。

化猫ヤス/Long Live the Cat(2020年製作の映画)

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なんか『ねこぢる草』を思い出した。
猫は猫で色んな景色を見てるんだろうな猫飼いたい。

クラウンの葬式(2021年製作の映画)

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自分の意思でやらないと思っていたことが、実はできないことになってる、ってままあると思う。

自分の場合はあえて自炊を3年以上してないけど、いざとなればできると思ってる。
これがもっと経つと、本当にやり
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ROUTINE(2020年製作の映画)

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なんでもジャグリングしてしまう男と、捻くれた清掃員の女。
世間から浮いてしまってる2人が互いの心を通わせていく過程がよき。

ボール以外でやる時に、そのモノをよく観察してるシーン好き。
きっと彼には世
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