真央masaoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

真央masao

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そんな別れ。(2019年製作の映画)

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短い間に小ネタがいっぱいあって好き。

空になった金魚鉢に映されるタイトルが良い。
カップラーメンは3分で出来上がるから無くなっても悲しくないけど、
人の付き合いは何年何十年とかかるから、無くなったら
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(2019年製作の映画)

-

わかりやすくて、難しい素敵な話。

棚の本を読み切っても、自分の感情に名前はつけられなかったんだな…。
感情の起伏と反転するように、夜が明けて光が差し込む。
それは名前がついたからでしょうか。

Sister(2020年製作の映画)

-

美男美女。素敵な家。
もしこの家がオンボロ家だったら、こんなに美しく見えなかったのでは。
居なくなった両親に感謝せずにはいられない。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

アイ"アム"プリティーではなく、アイ"フィール"プリティーなの大事。
化粧品メーカーで輝けたのは飾らないから、っていう二律背反なところがまた良い。

本当に良い話だし、この映画はそっちじゃないよ!って
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

良い車に、良い家、仲良し家族。
幸せのカタチが分かりやすかった20世紀。
次の世紀にある幸せとは。

ジェイミー羨ましいな?
知的な母と、刺激を教えてくれる二人のお姉さんに、ヒッピーなオヤジ。血は繋が
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.6


謎解きスタンプラリー「伝説のレシピを探せ〜料理は文化を超え、君は一人じゃないよソース仕立て〜」のお話。

竹野内豊って軍服似合いすぎるし、宮崎あおいさんは和服が似合いすぎる。

どれも美味しそうで、
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アス(2019年製作の映画)

3.8

じ、じらすねぇ〜〜
もう息が止まるかと思うほどのじらし。

『ゲットアウト』よりグロさ控えめな印象だけど、焦らされる分、余計に疲れた。

もしかして…と思ったら、やっぱりそうかい、て。

同じ人間なん
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

キャンプ行きて〜〜!
カラオケ行きて〜〜!
石橋静河歌うめぇ〜〜!!

こういうのって、ずっと続かなくて良いのよ。人生に何度かあれば良いの。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

「超おもしろいよ」
友人にそれだけ言われて、前情報も無く観たから、まさかこんな胸をえぐる社会派映画だったとは…。
ソンガンホの笑顔に騙された。

気がついても目を瞑った軍人になれるか、なれないか。
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.7

さすが大根監督!音楽の入れどこと選曲が最高。
世代要素を上手くネタに昇華してて、世代じゃなくても楽しい映画。

キャスト陣が良い。
やっぱ広瀬すずは垢抜けない役がええな。小池栄子と渡辺直美が意外と良か
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.5

ループを繰り返す男の話。

同じ場面を別角度から繰り返すから、あの時は裏ではああなってたんだという『サマータイムマシンブルース』的な楽しさある。

けど、なんか惜しいんだよなぁ、、。考えすぎると矛盾を
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羊の木(2018年製作の映画)

3.8

え〜、結構面白かったけど評価低めなのね。

迷える6匹の羊、木になる5匹の羊。
過疎地域の小さな街に殺人犯6人が受け入れられる話。

優香がえっろい。田中泯さん雰囲気よし。松田龍平のキャラはほろ駅前を
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最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.7

武士・役所広司、見参!

先日の『関ヶ原』で、岡田准一も良かったけど、
やっぱり武士といえば役所さんだよね!ということで再見。
もう気迫、所作も、名前すら武士。かっけーよな。

武士道は死ぬことではな
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.6

キャスティングが好きすぎる。
誰もがハマり役で。やっぱり、橋本愛は真面目っ子で、麦ちゃんはタバコ吸いながら毒吐いて、成田凌はどうしようもなくて、渡辺大知はヘタレ気で、岸井ゆきのは絶対に聴き役。


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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.8

くっそーやられた!
ラストがめちゃいい。

ベタベタなラブコメなのにキスシーンもなく、振り回される男と振り回す彼女。恋愛と友情の間。
その理由と2人の雪解けが、まあ良くできてる。

運命とかは知らんけ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

狂気の仕事人の話。

仕事できる人って大体こんな感じじゃね?
目的達成意欲が高く、自尊心が高い。
でもこういう人は下が育たないのよね。山本五十六を見習ってほしい。

ジェイクギレンホールの目がヤバい。
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.8

武神・岡田准一、見参。

正義とは、義理不義理か利害か。
天下分け目の合戦・関ヶ原を、石田陣営より描く。

ちょうど今、山岡荘八の『徳川家康』読んでるからめちゃ楽しめた。
化け狸こと徳川家康の人心掌握
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サイドカーに犬(2007年製作の映画)

3.6

ヨーコさん、いや、竹内ユーコさんの魅力爆発。キュートでパワフルでかっこいい。

何気にキャスト豪華。
胡散臭い椎名桔平久しぶりに見た。やっぱり樹木希林さんオーラありますね。ミムラさん久々みたけど美人…
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

彼が死んだ3年前で時間が止まってしまった彼女の話。

彼女が彼を忘れられないのは、好きだからだけではないし、そのことを彼も分かってる。
その関係性がとても羨ましい。

朝倉あきさんの声と喋り方のトーン
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

恐怖に取り憑かれた集団の末路。

・スターリンが重篤で医者を呼ぼうにも、名医は全員処刑済みか獄中。街にいるのはヤブ医者だけ。
・スターリン死の恩赦により、自分の番から銃殺が中止。
が個人的にツボ。
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巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

3.4

処女しかなれない巫女と、俗世にまみれた女性たちの対比が面白い。そしてそれに振り回されるしかない男たちも。

広瀬アリスの映画は初めてみた。
このパキッとしたキャラクターはすずちゃんにない持ち味だよね。
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

そういやマークしてなかったなと。アマプラで再鑑賞。

フォレストの数奇な人生譚。
アメリカの激動の歴史に合わせて、その渦中にいるフォレストが最高にイカす。
「よく分からないフルーツの会社に投資した」が
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

4.0

すげーーっっ!!

発想の勝利だし、やるならカメラを止めるなの皆さんしかなかった。

オンラインでも可能性は無限大。
「みんなの笑った顔が見たかったから」
最高の理由。



あ、ちなみに
今年の「夜
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泥棒役者(2017年製作の映画)

3.6

ザ・ドタバタコメディ。
途中さすがに無理やろーと何度も思ったけど、もはやそんなことはどうでも良く。

人気絵本「たまとみき」の秘密を明かされた時、思わずオォ〜って言ってしまった。
べたべたなのに、じん
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犬猿(2017年製作の映画)

3.7

分かり合えない兄弟姉妹が2組。まさに犬猿。

自分と同じように育ったはずなのに、自分に足りないところを持ってるアイツが羨ましい妬ましい。

新井浩史演じる兄ちゃんが最高に良き。それと渡り合う窪田正孝の
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

つれえぇぇ…

すれ違い喧嘩する今と、出会った頃の愛おしい過去。
同じように流れる涙も、ハグの意味も、心も、全ては正反対で。

どうすれば良かったのか。
どうしようもなかったのか。

ライアン・ゴズリ
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.8

うっっ……っ…くっっぅ…はーーー!
息が、息がつまるほどの、

青春ど真ん中。

クラスで一番の美女と、馬鹿な男子たちの青春恋愛物語。
マドンナの子、浜辺美波ちゃんに似てる。

授業中に抜こうとするの
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

月曜から7日間、起きて仕事に行って、帰ってきて犬の散歩をしてバーに行く・・・
代わり映えのない日常を過ごすパターソンのお話。

なんですが。

本当に同じ日は、1日として無く。
朝起きて、隣で眠る愛す
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.3

完全にヤられた。

1単体でも面白いのに、もはや全てが伏線。

何より物語の始まり方が、ホラー映画によくある2かと思わせて…なのが秀逸すぎる。

「全てを欲しがってた」
「そんなのはむり。でもね必要な
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

「何を願うの」「明日」

おもしれーー!!
クソビッチ女子大生が、誕生日の今日が終わる頃に「赤ちゃんマスク」に殺される。
ところが目を覚ますとまた同じ誕生日の朝に戻っていて……。

殺されて戻る度に成
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

「普通がなんだっていうんだ」
「普通じゃつまらないもの」

戦争終結を早めた天才数学者アラン・チューリングの実話を基にした映画。個人的には実話モノの中でトップ3に入る面白さだった。
これが実話って…!
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七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.3

悪名高きジジイから赤ちゃんを救出するために、七人のオタクが力を合わせる話。

意外と(?)面白かった。
オタクの設定が甘くないか? と思ったけど、今から約30年も前で、SNSどころかインターネットも普
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

綾瀬はるかと本田翼に取り合いされたいだけの人生だった…


切ない。
オチまでわかるのにしっかり泣いた。最後の連想ゲームずるいわ。

綾瀬はるかはビビットな色が似合い、坂口健太郎は地味な色が似合うから
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セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.9

橋本環奈が見たくて。
かわえええええわぁ

荒らされた店内で舎弟とふざけ合ってるの良い。助手席やエレベーターで長谷川博己を横目で見る表情が超良い。


映画としては…久々にこんな迷走してる作品に出会っ
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.7

自分から一番遠いところにある映画。

何してんだい!と思って観てたけど、最後の最後で息がつまる。
こういう映画を観ると、まだまだ自分には知らない感情があるなと感じる。


ベタを3つかけると「エモ」に
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

急激に発達した台風家族は、当初の勢いほどほどに、後半にかけて勢力を弱めながら、海上に抜けていく。

MEGUMIが予想外に(?)えろい。なんだろ、大人の色気?

この豪華俳優陣で、『キサラギ』みたいな
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