mamidoriさんの映画レビュー・感想・評価

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バービー(2023年製作の映画)

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ライアンゴズリング、ノリノリすぎない?時々この手の映画に出て楽しそうな姿見せてくれるので嬉しい。
ジェンダー論を語る映画になぜか出てくるウィルフェレル。クソアマ言いつつ迎合していくところがいいね。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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相変わらずのシュールさ。なんで自販機で土地売ってたんだ、とかどうでもいいけどどうしようもないネタがそこら中に散らばってる。みんな変なことしてるのにツッコミ不在でネタが流されていく。結局何だったんだろう>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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ゲーマーがプロレーサーになるのはちょっと奇抜すぎるなあとか思ったのに、まさか実話に基づいてるなんて恐ろしい話。日産、そんなことやってたの。楽しすぎる。
守ってくれる父親と、支えてくれるエンジニア。味の
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

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勝負の相手はどんどん強くなるのに主人公の心は対局に向かない。ずっと自分の過去とか、大切な人のこととかに振り回されている。
主人公の心に重きが置かれすぎて、勝負の凄さが、ちょっと分からない。
一番良かっ
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

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まだ後編は見ていないけど、最後の引きは良いなあ。主人公の覚醒と、好敵手の手強い感じがひしひしと伝わってくる。
映画は将棋メインで話を組み立てているために、主人公に集まってくる人達のやりとりが寄り道に感
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

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アオハライドに似てると思ったら同じ原作者と監督。今度のテーマは毒親。重い現実とは対照的に綺麗な画。浜辺美波がこれでもかってくらいの透明感で、役柄の純真さが十二分に引き立ってる。可愛いのに可哀想。だから>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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王道走る映画。先が読めすぎるので何度も観ながらやっぱり、と思ってしまった。
だけど演奏シーンの迫力はすごい。ジャズも良いけど、線で迫力をもってくる漫画の良さも。
王道の話も演出次第でこんなに楽しめる、
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

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全員違う種類のアホが揃うと、良い物語が生まれるんだな…。
エンドロールの最後にとどめ刺しに来られたらもう無理よ。あの真剣な顔が頭から離れない。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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すごいキャスティング。この印象の濃さが昭和っぽい、懐かしい雰囲気。この古めかしさは今の時代では新鮮かもしれない。
抑揚を持たせるのは敵側だけなのか、池松壮亮も浜辺美波もずっと抑えた演技してるのが救われ
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アオハライド(2014年製作の映画)

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物語は時間の都合上ダイジェスト的に淡々と進んでいく。だけど東出昌大は闇堕ちして、本田翼が光を体現してることよく見えてくる。高畑充希がまた闇に引っ張る迫力が凄いし、この物語に対メンヘラの重さがあるのが>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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この映画に美しい景色があって、助け合う優しい人々がいくら登場しようとも、主人公の目はずっと暗く、何にも意識の向かない生活しか描かれない。侘しい。
特別だと誇っていたノマドライフ。自分に立ち返る時に家が
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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小松菜奈が雨に濡れて色っぽいはずなのに、不思議と色気を感じない映画。
話も表現も原作どおりなんだろうなあと思うけど、現実味が薄れると醒めていく。
小松菜奈は居るだけで説得力があるのに、今回はちょっと饒
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

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伯父も母も祖父も恋人もみんなカッコいい。なのにダメな父親にだんだん似ていく主人公。JRという名前に抗えないような不穏な空気がにじり寄ってくる。
ゆったり成長を描いているかと思えばとんでもないところに吸
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

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お金のストレスで本当に死んでしまいそうな主婦。周りから見栄張るために金使えって言われるのはほんとに嫌だなぁ、能天気で勘定のできない一家に誇張は強いけど共感はすごくできる。
お金のことを考え出すと飛んで
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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まだご健在、まだ男前。のびやかな風景の中をクラシックカーが走り、荒馬を乗りこなし、立ち寄った町で皆に慕われながらも、追っ手から逃れなければいけない宿命を持っている。そういう景色の中にいるイーストウッド>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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ロッキー対アポロの名試合を持ち出して、アポロのように恵まれないボクサーを救えるか?って息子をけしかけるのはすごい良いなあ、良い流れだなと思ったんだけど、案外盛り上がらずに良い話として着地してしまった。>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

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オリジナルと同じ話、展開でも安室ちゃん持って来られると一気に共感度が上がってしまった。女子高生といえばこんなイメージで、憧れだったなぁなんてしみじみ。
90年代の薄暗さとこのストーリーの仄暗さが絶妙に
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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スピルバーグの映画人生があるからこそ、このラストがとんでもなくかっこいいスタートになるね。
家族も学校も風変わりな人たちで面白く描かれてるけど、話よりもシーンの切り替え方とかパッと差し込まれる画が良い
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

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彼女はどこに行っても何をしてても「自由になりたい」と言うばかりで空しい。自由になった先の理想がないから常々状況に応じて上手く生き抜いているだけに見える。
とはいえカッコいいアクションと、キリアンマーフ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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宗教対立の中を生きる子どもの生活。環境がふつうに生きることを許してくれない。そんな子どもの不安を描写する画がなんだか新しいというか、見入ってしまう。どことなく侘しい生活にぱっと色が差して綺麗。

オットーという男(2022年製作の映画)

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トムハンクスで観るとまた泣ける。
老人の鬱っぽさに周りは辟易するけど、能天気な隣人たちに巻き込まれて毎日が明るくなっていく。重い過去が明かされていく毎にこの対比が効いてくる。リメイク前にも泣いたのに、
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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娘の歌が聴こえないという悲しみを乗り越える、家族愛の深い映画。お父さんの目線や仕草にもうぼろぼろ泣けた。

バビロン(2021年製作の映画)

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こんなにどうしようもなくても、映画を愛してる。そう訴えてくるような、どろっと重い気持ちで見終えてしまった。
夢見ていたあの頃、を喪失するシーンを描くのが相変わらず上手。現実にはあの時抱いた夢ごと何もか
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

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記憶をなくした総理という設定で、最初からふざけていることに嫌味がないせいかどんな小ボケも受け入れられる。見てて楽しい。オチのつけ方が好きでした。

Winny(2023年製作の映画)

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東出昌大、三浦貴大と上手い役者たちでこの内容は堪らない。。
日本人の情弱ぶりと、技術に支払わない意地汚さを見せられながらこんな国嫌だと思うけど、金子さんは日本の技術者の為に戦ったんだと思うと、技術者に
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デーヴ(1993年製作の映画)

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ボディガードとの会話が小洒落てるなあ。
好きになれる主人公、ちょっと馬鹿げてるけどあり得ないとは言えないハプニング、油断させておいてちゃんと上手くいかなくなるところとか、脚本のお手本みたいな。気軽に見
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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やっぱりドニーイェン出てくると良いなあ。役どころも良かった。
派手な乱闘の末に綺麗な決着。復讐というタイトルが決して主人公たちを優遇しないのもかっこいい見せ方。
路上の戦いも俯瞰の見せ方も死闘なのにゲ
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流浪の月(2022年製作の映画)

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原作読んでたからこそ補完されてる部分はあるけど、この作品のもどかしい雰囲気を十分に醸し出している映画でした。
広瀬すずが悪いわけじゃないけど、なんとなく彼女で見たくなかったなあ。本当に見てて胸にくる感
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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自分本位に生きてる人たちと正しさを天秤にかけてるの?
あれだけのドキュメンタリーの内容に「番組の色に合わない」とバッサリ切れるプロデューサーはむしろ信頼できる。真実を暴く場所はきっとその番組じゃなかっ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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ほんわかと描かれているさかなクンの半生。のんじゃなきゃ出来ない役だと思うほどのハマり具合。
好きなものを好きであり続けたらこんなに幸せでした、ってまとめてあるけど、のらりくらりと生きながらさかなクンは
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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本当に心が痛い。関わってしまったことで人生を潰されるなんてやり切れない。内容を知ってて見てもやっぱり嫌でした。
けど想像したよりマイルドに描写されてて、見た後のしんどさはそんなになく。むしろ記者が権力
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罪の声(2020年製作の映画)

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時効の未解決事件。知らなかったなあ、こんな事件。見せ方がすごく面白くて、一息に観てしまった。
謎解きに取り掛かってから重要な情報が出てくるのが早くてテンポがすごく良いし、事件に関わることしか出てこなく
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