だーきしさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

だーきし

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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.3

映画館で見逃しててやっとアマプラで観れた
これまた性被害に関する映画

私はフェミニストじゃないけれど、もし自分が女性であることで苦しんでる人がいるならばこれを観てほしい

声を上げた者を勇者扱いする
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.1

壮大なお家騒動
富と権力と美とエゴと
手にした者にしかわからない甘い誘惑なんだろうな

ガガ様の圧倒的な画力、眼力強すぎてビビってもうたもん
みんなイタリア語風に英語で喋ってるのがオモロい
ジャレッド
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

想像以上のホラー‼︎‼︎ そしてすこぶるおしゃん…
もう8割方好きなのにあとの2割で好きになれない、そんな感じ

ストーリーは飽きさせないテンポでちゃんと面白い
どんな時代も性被害の後遺症は色濃く残る
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

シュール系皮肉ゾンビ映画
ゆーてゾンビ映画を評するほど観たことないけど

ゾンビ出てるゆーてるのに妙に落ち着いてるし、ビル・マーレイはお腹出ちゃってるし、ティルダ・ウィンストンはもはや人間超越しちゃっ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.4

2022映画初めはコチラで。

「こんな〇〇は嫌だ」っていう大喜利かのように、ひたすらしょーもない大人たちが出てくるスペクタル終末ムービー
嫌だ嫌だーって呆れ笑いながら、実際窮地に陥ったら自己保身に走
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

2021ラスト映画は家族に会いたくなる映画でフレンチトースト映画でした

必ずしも子は鎹にならなくても、離れることによって深まる絆もある

家族っていいな、いつか家族を持ちたいなって思わせる映画でした
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.3

自己肯定感爆上がり映画
どんな女の子にだってハッピーになる権利はあるし、見方ひとつで世界は変わる
落ち込んだら何度でも見たいし、もっと早く出会ってればよかった

ウザいくらいの個性がちょうどいいのかも
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

4.3

秋の夜長にだらだらするのにちょうどいい映画
ウディアレン好きなのにどうしても眠くなっちゃうことが多いんだけど、これなら大丈夫!笑

とにかく都市を舞台にリッチピープルのステキ生活を画にするのが本当にお
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

いっっっっちゃん苦手なやつだった
まあわかってたけど、、笑

宗教的な話には関心あるし、映像はとても綺麗だったけど、カオスすぎてずっと目細めてみてた
途中からなんか呆れてもはや笑けてきたもん

よくこ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

4.1

安心して観れるやつー
現代社会におけるあれこれを誰もが知ってるお伽話のプロットに載せて問題提起してくれてる
大切なことは全部かっくいー歌の中で言ってくれる、これぞミュージカル!

そんなのは古い価値観
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.4

海外のティーンエイジャーはなんでこうもませてるかねー
お泊まり会をスリープオーバーっていうあたりおしゃすぎる

中学生たちの精一杯の背伸びが痛々しくも微笑ましい
マギーみたいなキュートな女の子はどこに
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.6

歌う踊る〜ラテン〜、夏〜
完全に好きなやつ〜でした

元がミュージカルだからか構成やら何やらがそれはもう舞台を観てるようで、あーここで暗転するよね的な場面転換が見えてもうた笑

移民問題、人種差別を汲
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

前情報なしに鑑賞
歌詞の背景とかそもそもデヴィッド・バーンについてあんまりわかってない状況で見ちゃったもんだから途中くらいまで理解しようと必死だったんだけど、途中からもう理解することをやめたw

これ
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.8

マンネリを過ごす40代夫婦とクリエイティブに富んだ20代夫婦
ひょんな出会いから始まる素敵展開と思ってたら意外とそーでもない

一見純粋そうに見える若夫婦にも裏の顔があって、拗らせに見えるジョシュの方
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.7

不変の美、存在し続ける価値、格式、気高さ
そこで働く人々が胸を張って襟を正すからこそ
ゲストもしゃんと背を伸ばしてその空間を重んじる
まさしく人によって作られ育てられてきた場所なんだなー

古き良きも
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

何とも言えぬ重いテーマでありながら、怒りが限界突破したキャシーが過去の敵たちをバッスバス切ってくのがよかった

とはいえ痛快コメディでもなんでもなく、重めの話に興味をそそる仕掛けがたくさんしてあって、
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

4.4

ミッドナイト・イン・パリのような、トゥルーマン・ショーのような、でも似てるようで全然違う

過去と現代、情緒と理性、若さと老い、男と女、対照的なものを並べつつも「失われた古き良き時代」の懐古主義に走ら
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

念願叶ってやっとこさ鑑賞
ポットから注ぐシステムのコーヒーいいですねー、
やたら濃いか、ひたすら薄そう笑
みんなタバコ美味そうに吸うなぁ、、
どーでもいい話がなんか良くて、ちょっとずつリンクしてくるの
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.2

はーん、なんておされ
というか粋だね、全面ウェスマジックって感じ
ウェスの世界に住んでみたいものだよー、永遠の憧れや

オーウェン・ウィルソンにビル・マーレイ、アンジェリカ・ヒューストンといつメンすぎ
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

ハツラツ系アクティブ女子とインテリ系小難しい男
NYとLA、東と西の大都市をめぐる恋物語は絶妙なバランスで、そこが小気味よい

笑っちゃうほど対照的な2人でもどうにもこうにも惹かれちゃうことはあるし、
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

ちいさな世界が全てに見えてしまうお年頃よね、中3とかって

女子グループに適応しようとしてみるけど、蚊帳の外感を感じてしまうのもわかるし、ちょっと年上のお姉さんたちに良くされて舞いあがっちゃう気持ちも
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.2

新感覚タイムリープ系ラブコメ
笑ってチクッと刺されて楽しめる

戻れないならもういいやって開き直ってハメ外しまくるところが最高に好き
でも終盤の戻る戻らないっていうくだりが男女の考え方の違いを浮き彫り
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.7

ひと夏の冒険ムービーはやっぱり間違いないなあ
しかも家族再生系でほっこりするし、音楽もカッコイイし、、
出てくるごはん全部シズってて、終始おいしそうだし、最高かー

そんなん、マイアミでキューバンサン
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.2

カントリーなアメリカと川釣りの映像美

堅実がゆえに悩んでしまう兄と奔放かつ美しい弟
対照的な兄弟の切っても切れない結びつき
美しさの影にはどこか壊れてしまいそうな儚さがあるよね

時は川のように流れ
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シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

4.7

バーとは歴史であり社会であって文化でもある
ただ酒を飲む場所じゃなくて、バーマンの所作、カクテルの美しさ美味しさ、店の空気感、そういったすべてを五感で楽しめる場所だからバーが好き

彼の目を通して見る
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

血で血を洗いまくるクールなバイオレンス映画

オープニングの無駄話に始まり、よー喋るのう、みんな
私はグロだめなので、半分くらい目細めて観てましたわ

ブシェミだけおいしいな笑

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

4.6

コーヒーは3回作られるって2012米国バリスタチャンピオンが作中で言ってるけど、本当にそうだなぁ

自分はつい抽出の段階ばっかに注目しちゃうけど、畑で作られて、収穫されて、精製されたお豆が焙煎されてや
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

2.7

こら、あかん、、
お下品くだらないしょーもないの三拍子笑

この映画はきらいだけど、海外のグロッサリーストアは好きです

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

ひと夏の冒険系ムービーは間違いないよね
王道ストーリーな展開も良かった
前時代的おじさんたちが頑張って現代にマッチしようと奮闘する姿と西海岸の雰囲気がとてもよい

5年前Google本社に行った時のワ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

やっとこさ鑑賞~
難解なSF超大作かと思ったら、壮大な家族愛の話だったから
SFアレルギーの私でも楽しく観られた

もちろん解説は読んだけど、割とわかりやすいロジックだったし、
「やっぱ愛じゃよ」的な
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

ぽっかり穴が開いたままの心とか
頭ではわかってても抗えない誘惑とか
あの頃は良かったのにって思う気持ちとか
全部わかるし、とても人間味溢れる映画だなー

ザ・主役って感じだけじゃなくて、ちょっと影のあ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

うぬー、救いがない、、
目には目を、歯には歯をってことなんだろうけど、最後のその選択は解せない

これの前に観たwonderとは真逆な作品だね
終始なんか起きそうで、音楽とカメラワークが不気味さ全開だ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.9

なんか邦題が好きくなくて避けてたけど、久しぶりに映画観て泣いた

オギー、君はなんていい子なんだ、、
でも他の子達もお姉ちゃんもパパもママもみんなそれぞれ何かしらの悩みや困難を抱えていてわかるよ、わか
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

とても繊細で美しい映画
あー、映画館で観るべきだったなー
これもA24配給なのね、なんか納得

殆どセリフないのに俳優陣の感情がつぶさに伝わってくるし、ゴーストが意外と可愛らしい!ゴースト同士の会話と
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.4

ホラー、コメディ、エログロ、ミステリー…etc.をなんかもう全部混ぜてみた!っていう映画。ジャンルのごった煮ってなんかのレビューに書いてあったなような

色々解説読んだら面白さ倍増した。映画ポスターの
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.8

これは観ておいてよかったなぁ

アダム・ドライバー様が主演なのも然ることながら、アメリカの闇(しかも現代)を知ることができるフィクションのようなほぼノンフィクション

忠実に任務を全うする一公務員を大
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