だーきしさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

だーきし

だーきし

映画(302)
ドラマ(17)
アニメ(0)

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.1

自分が見出した子が蝶となって大舞台に羽ばたいていくのは嬉しいだけじゃなく、複雑な気持ちにもなるのね、同業だけに

歌うシーン圧巻だったなー、オーラありすぎて売れない時代のアリーもガガだったなー

なん
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.4

没入感を味わうための映画
これは映画館で見るべきだったなー

まるでゲーム画面を追ってるかのような、自分も一緒に走ってるかのような感覚になる

1917年以降も戦争は続くし、この後も彼らのような伝令役
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.6

2020映画納め
なんとなく20つながりで選んでみたけど、「時代を切り取る」っていう意味でいいチョイスだったかも

今年は普通じゃない一年で、信じられないことが当たり前のように起こって沢山不安にもなっ
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

5.0

ダンケルク、テネット、メメントときてのインセプション
これは面白い!難解さと人間ドラマがいい具合で
ノーラン作品の中で今んとこ一番好き

やっぱメンバー集めてミッションこなす系の話は面白いよね
夢の階
>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.4

目と口元で語るゴズリング兄さんの演技力が光ってる映画

思ってたよりバイオレンスシーンがバイオレンスでううっ、てなる

でも映画の雰囲気はいい具合におしゃれ、血に染まったジャケットにサングラスで颯爽と
>>続きを読む

ニューヨーク・ニューヨーク(1977年製作の映画)

3.4

売れないジャズバンドマンとシンガーが出会って、
互いに惹かれあって、スターダムに上るにつれてすれ違うようになってそれが大きな溝になってって、、、って。

知ってるー!わたし知ってるよ、この話ー!
ラ・
>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.7

アバンチュールおじさんたちのゴタゴタ恋模様
大のオトナが何やってんのー、ってなるけど嫌いになれない

セントラルパークの馬車のシーンとかまんま後作の『レイニーデイ』に引き継がれてますやん
あとモノクロ
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.3

何も前情報入れないで見たら文字通り目が点になった!

撮った映画をシーンごとにぶつ切りして逆につなぎ合わせて、モノクロは順行にして、カラーは逆行にしてーってああややこしっ!!

話が遡ってくから見たシ
>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.4

フランケンシュタインの作家が女性とは知らなんだー
自分の境遇と経験を人造人間の悲話に落とし込んでたのね

でもメアリー先生、悲劇だなんだって絶望してパーシー責めてるけど、そんな男についてったのは自分や
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

人間の嫌な部分をこれでもかと見せつけられて、やるせない怒りが沸々と湧いてくる

でも人の心を救うのはやっぱり人間で、なにがあっても広い心と赦しで以って人間は救われるんだなという感想

なんか言語化する
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.7

忘れがちな日常の尊さを思い出させてくれる作品

朝起きて仕事に行っての「いつも」がこんなにも仄暖かくて愛しいものに見えるのがすごい
パターソンの家のシーツからはお日様の匂いがしてきそうだもん、なんて心
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

しょーもなーいドタバタ話のオムニバスかと思いきや
時間軸順に並び変えたらちゃんと繋がってたー

それぞれの短編はそれはそれでかっこよくて、
ユマ・サーマン様ーってなるし、ブッチの彼女はやたらかわいいし
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

あー!ややこしっ!!
目凝らして真剣に観ても一回でぜんぶ理解しきるのは無理ですわ
事前に解説仕込んでから観たのに!
見逃すまいと必死についていこうとするけど、全然置いてかれるよねー、わからん!誰か説明
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.8

The Beatlesの素晴らしさは不変であることを改めて感じさせてくれる作品

彼らを素晴らしいという一言で形容できるほど詳しくはないんだけど、曲の世界とストーリーが折り重なって、あーいーなーってす
>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.1

隠で鬱なロッキン人魚映画
美少女がまとうからこそ際立つ尾鰭の気持ち悪さよ、めちゃ生臭そうだもん

あと鮮烈なモグモグシーンね、そんなかわいい顔してやめてーーーってなる

東欧の不気味さとキッチュなかわ
>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.3

冒頭のダンスにカラフルな世界観、あーここからラ・ラ・ランドは生まれたのねーととても納得

わかりやすい伏線だらけなんだけど、全部が全部、想像通りに回収されないところが捻りが効いてて面白い

夏のウキウ
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.8

いやー、面白い!
その名の通りクライムエンターテイメントですわ。でもしっかりと現実問題の複雑さ、恐ろしさを教えてくれるからとても良作だと思う。特に最後の5分とかね

秘密結社とかいうとついダン・ブラウ
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.7

ステキ殻破り系ムービー

いちいちみんなキャラ濃いし
いちいち登場シーンの音楽がかっこいい

ずっとクスクスしつつ、時折鼻の奥がツーンとなってた
青春のほろ苦さ、うん、いいよね

あの中だと一番の推し
>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

色彩の調和がとても美しい作品
真上から見た傘と滴る雨を捉えたオープニングがこの上なく素敵

全編ミュージカルでも途中から慣れてきちゃうし、なんならもうずっと歌っててほしいもん

結婚する前のジュヌヴィ
>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.6

ねえ、なになに、かっこよすぎないかい?
最高にクールなドンパチ映画暫定ぶっちぎり1位ですわ

またガイ・リッチー先生のセンスの良さね!
なにそのかっこすぎるカット割りと編集技術は。くうー、痺れるね。初
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

ジャズと雨で彩られたニューヨークをひたすら駆け回ってはすれ違いまくる若いカップルの映画です

ウディ・アレンのお家芸こといつまでも分かり合えない男女シリーズ、もう第何弾目ですか

女と男の観覧車のとき
>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.9

リベラルファットおじさん VS ナショナリズムファットおじさんのブラックユーモアドキュメンタリーかと思ったけど違ったー、もっと複雑!

誇張表現やら恣意的編集のオンパレードだけど、これがメディアだもん
>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.3

すごいすごい!脚本があるはずなのにメイソンというひとりの人間のリアルな成長記録テープだよ、これは

ドキュメンタリーは言い過ぎかもしれないけど、彼が歩んできた時代が、自分が見てきたものと一緒だから、そ
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.6

はぁぁ、「心苦しい」と「心温まる」が両方いる奥深い作品だねぇぇ

小さなほつれがどんどんほどけない塊になっていくのが見てて切なかった

傷つけ合いたいわけじゃないのに、子供っていう共通の宝物があるのに
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

の、紀子さんっっ、、

ってなる作品
原節子さん美しいねぇー

田舎のじーちゃんとばーちゃんが東京さ行って帰ってくるだけの話なんだけど、その中にあの家族の歴史が詰まってるようでじわっとくるよ、小津の大
>>続きを読む

カクテル(1988年製作の映画)

4.1

ネオンサインと南の島とトム・クルーズの甘いマスクがとても80年代っぽい映画

映画自体が人生の酸いも甘いも、そして苦味も旨味も閉じ込めた一杯のカクテルみたい

自家用クルーザーで高級ブランデーを飲み交
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.4

禁酒法時代の映画を観ようの会 第6弾!最終回!(たぶん)
超・大・作!ロバート・デ・ニーロ、超・絶・画・圧!な作品

いやー、尋常ではない見ごたえですよ
ただでさえギャング映画ってだけでゴリとしてるの
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.8

いつの時代も青春と葛藤があって、「自分」ってなんなんだろうって悩みながら価値観を形成していくんだろうなって考えさせられる作品

戻れない「あの頃」には暖色の彩りを、向き合うしかない「いま」には寒色の現
>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

2.7

ブランドバックにルブタンの靴
ダイヤのアクセにイケイケパーティー

うむ、キラキラしてるけど中身はないですな

最初レベッカちゃんが主役っぽかったのに、終盤に行くにつれてどんどん主役を食ってしまって脇
>>続きを読む

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

4.1

女の子なら誰もが憧れちゃうシンデレラストーリー
気負わず観れて、ベタな展開に安心してときめける笑

アン・ハサウェイのやる役はbefore/afterで観客唸らせがちだから好き

割と中盤にでてくる”
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.3

「距離感」がていねいな作品
たった数日間の出来事がやたら長く感じる

異国で出会った男女の距離感をいきなりギュインと詰めてしまわずに、ゆっくりじっくり心の距離感から縮めていく感じが心地よい

コッポラ
>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

5.0

誰もが知ってるバインバインバイン〜♪のやつなんだけど、とにかく最高なんだ

初っ端の屋上のシーンとか女友達とドライブするとことか、あーだこうだ言いながら共同生活するところとか全部最高なんだけど、極め付
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.3

ヒース・レジャーの狂気の沙汰が観たくて鑑賞

あ、これバットマン三部作の二作目なのか!
だから最初前提がわからなくて途中まで話ついていけなかった、うん、バットマンビギンズから観た方がいい

確かにジョ
>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

そっかあ、、どう頑張っても無理なもんは無理なんだね。恋愛と結婚は違うのかー

てかハプニングで妊娠しちゃってそのタイミングで別のいい男が現れて、奪い合いの末結婚して、、ってそんな夢見がち女子的展開は映
>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.1

禁酒法時代の映画を観ようの会 第5弾

もうね劇中のヒリヒリハラハラ具合がすごい。ずっと目細めたり息飲んだりしてたもん

やっぱり真逆の立場にいるふたりがコンビ組む系は間違いないね。だからほんとはステ
>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.3

タイトルからは想像もつかない意外な結末
もっとご都合主義的なお話かと思ったよ、

若気の至りハッハーってやってるだけじゃなくて、家族、友人、恋人、自分の将来にしっかり悩んで葛藤してたわ

若かりし日の
>>続きを読む