MarieNakajimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.5

オクジャがあまりに可哀想で、卑劣な人間として申し訳なくて、ワンワン泣いた。動物(犬)を飼っているので観ているのが苦しかった。ミジャ役のアンソヒョン、ジブリのヒロインみたいに、ナウシカのような凜とした強>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.6

最高に面白かった!傑作。
新入生の儀式をキッカケに血が目覚めてしまったのですね。ヒロインの覚醒したときの目が凄くて、そこが一番怖かった。オルガンの音楽といい『サスペリア』思い出した。

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.2

せっかくボリショイ合格したのに…とりあえず入ってみて考えたら良いのに…と終始思えて仕方がなかったが、最後のパフォーマンスは凄かった。ロシアのルーツを古典とコンテンポラリー融合した様な圧巻の振付!

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.0

これが実話で女医の手記を元に映画化。戦争がある限り今も世界中でこの様な事が起きている。QAで質問あった院長の行いが衝撃。監督曰く、バチカンにも見せた時、自分ひとりで判断した院長について受難に向き合わず>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

2.5

マリオン・コティアール演じる自由奔放な主人公が家族や他人に迷惑かけながらジタバタしながら愛を探し求める。最後はやっと一番近くの本物の愛に気付いてくれて安心しました。美しすぎるマリオンとルイ・ガレルのラ>>続きを読む

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりに泣き腫らしました。目覚めの朝から、最後の朝まで。まわりの人物達の感情に丁寧に寄り添って、受け継いだ若いい命も丁寧に手渡されて生まれ変わっていくところ、すごく良かった。

ロダン カミーユと永遠のアトリエ(2017年製作の映画)

2.5

ロダンの精力溢れる作家性伝わってきた。美しい裸体のモデル達を相手に、ガンガン創る創る。途中でカミーユいなくなったり、他の人物との流れが分かりづらい。

ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.0

ドヌーヴ様の破壊力、女王様力に圧倒される。カトリーヌフロがとても素敵。あんな美しい中年になれたら良い。

セールスマン(2016年製作の映画)

3.2

どこの国のどこにでもいそうな知的階級の普通の夫婦に起きた悲劇。被害にあった妻は何も語らず、警察にも届けない。犯人の残した形跡を見つける度に復讐心が増していく夫。犯人探しがメインではなく、復讐か赦しかを>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

3.2

少女の様なおばちゃん2人の恋活大作戦。ありがた迷惑な恋人探し、親友のために始めたのに自分が気になりだしたりして。素敵なハッピーエンドでその作戦大成功。

春のソナタ(1989年製作の映画)

3.2

久々のロメール鑑賞。春の草花やガーデンがカラフルに物語を彩る。可愛いくて面倒臭い女たちが織りなす人間模様と会話がフレンチスタイル。こじれた関係もお節介が生んだ誤解も最後は解けてスッキリ。よかったね!

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.3

パンズラビリンスの製作スタッフなので、こってり系ダークファタジーを想像してたけど、少年の成長を描いた感動作で泣けた。泣けると思わなかったので涙と鼻水に困った。原作も英文学の金字塔というから読んでみたい>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.2

十代の時ってこんなだったかな?いつも何かに怒ってて不幸になる方ばかり選んでいる主人公は今の自分と変わらないかもしれない。幸せになることを選択した時、世界は変わり自分も輝き始める瞬間を見せてくれた。ヘイ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

2.8

1979年アメリカ西海岸サンタバーバラの眩しい景色と太陽の光とともに、ファッション、インテリア、小物たち、音楽シーンがオシャレでキラキラして眼福。もうお姫様にしか見えないエルファニング。ストーリーより>>続きを読む