marikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ちいさな哲学者たち(2010年製作の映画)

3.8

フランスは哲学的な授業を全学生が当たり前のように体験すると聞いていたけれど、こんなに幼い頃から考えるのだなぁと衝撃だった。普段の自分がどれだけ浅く物事を考えていたのかと思ってしまう。幼い頃からこんなク>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.9

エミリーブランドのメリーポピンズ、とっても良かった。元祖メリーポピンズとは違うけど、ドライな感じなのに時折見せるあったかさが良かった。ディズニー的なほっこりする感じが心地良かった。歌はやっぱり前作の方>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

近代のSF映画の傑作だと思う。今までのSF映画の思想を生かしながら現代的な要素も取り入れていて長尺の映画のはずなのにずっと興奮しっぱなしだった。5次元的世界を映像作品としてここまで描くって凄すぎて感動>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.5

ミスコンでのし上がっていくストーリーかと思いきや、ジェンダー問題や人の弱さや醜いところもしっかり描いている映画だった。周りの人があったかくてほっこりする。ストレスいっぱいな時に観たら元気になるかも。

オールド(2021年製作の映画)

3.1

やっぱりシャマランだなぁという展開だった。
予告を観て期待してた分ちょっと残念。ストーリーが平坦な感じがして、もっと深い動機付けが描かれてたら良かったのになぁと思ってしまった。
でもやっぱりシャマラン
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

前日譚ということで予想していた展開を裏切られたので予想外という面で良かった。エスターがいかにしてあのエスターになったのか理解できた。
ただやっぱりエスターがどういう人物か分かった上での物語なので前作の
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

アメリカの60年代の雰囲気でステップフォードワイフ思い出した。こういう設定好きなのよね。
少しずつ気味悪くなっていく感じでエンディングもスッキリしない終わり方でまた良き。人の執着は怖いですね〜。ハリー
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

クラシカルでレトロな映像に真っ赤な血が合うのだなぁと、映像作品として好きだった。
ストーリーも前作より好き。
閉鎖的な農場で厳格な親に育てられました、だけで片付けられないパールの狂い加減が見えて面白か
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

リアルな親と子の感情や、大人と子供のやり取りが白黒の映像で細やかに撮られていて良かった。ドキュメンタリーだと感じるぐらい演技が素晴らしいです。音の表現も美しくて魅せられる。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

始まりが見たあらすじと違って?だったけど、途中でそういうことか〜!ってなった。毎度のことながら黒人に対しての思想を上手くストーリーに盛り込むのが上手いなー。ただもう少し内容掘り下げて欲しかったかも。気>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

画面だけで状況がどんどん移り変わっていってハラハラしながら見られる。色々なアプリ駆使していく感じとか今の時代だからこそできる映画だよね。前作とも違う展開で最後まで楽しめた。事件の真相が少しずつ明らかに>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

映画館で観た記念に。時間軸バラバラでそれぞれの人物のストーリーが交錯していく。台詞回しも良くて何回見ても面白い。音楽もファッションも設定も最高です。

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

エログロ満載のスプラッタ映画。お決まり展開だけど、アメリカのカントリーの雰囲気とか時代設定が活かしてる。キャラ設定も個性があっていい感じ。おじいちゃんとおばあちゃんの衝撃シーンもあって面白かった。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

チェットベイカー好きなので見ました。晩年の落ちていく彼の姿を見るのはとても辛い。イーサンホークの演技すごい、、。
でも、どんなに晩年が悲惨だったとしても、酒と薬に溺れるダメな人だとしても音楽で人を魅了
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.5

古びた洋館と怪奇現象という王道ホラーだけど、最後の展開が良い。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

想像よりも真面目な映画だった。悩める中年男性たちのお話。お酒がメインに話は進むけどそれだけが問題じゃなくて、家族とか仕事とか色々な問題が扱われてて結構辛いシーンもあった。
マッツミケルセンはくたびれた
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュだから作れるゾンビ映画って感じ。ドキドキハラハラ皆無でなんだかのんびりしてて、最後の展開もそれはそれで良いかも〜ってなっちゃう。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

少しずつ狂っていく感じ、面白かった。整然としすぎて逆に不気味で気持ち悪いレストランの雰囲気も最高。人の恨みと怒りの大きさって分からないものですね。恐ろしい。
この映画を見た人はチーズバーガーを絶対に食
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリーテイストなアジア版エクソシストでした。霊媒とか儀式の雰囲気が怖くてとても良い。どういう経緯で悪霊が取り憑かれたとか謎が解明されていくタイプが好きなので楽しめました。最後の廃墟のシーンが>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

久々に観たくなって鑑賞。MGMのミュージカル映画って他のも大好きだけどストーリーも音楽もやはりこの作品が1番好きかも。ジーン・ケリー素敵すぎる。トーキー映画への移り変わりがその時代だからこその華々しさ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

爆音のJAZZと酒池肉林の宴から始まり、クレイジーな世界に一気に入り込める。
スターとしての煌びやかな時代も一瞬で、終わりは苦しみや絶望。映画の発展には沢山の犠牲があったのだと考えさせられました。
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.4

信仰って時には助けになるかもしれないけど、行き過ぎるとこうなるのかしら。キリスト教の奇跡って信仰心が作り出した人為的なものばかりだものね。女の子が痛ましかった。フローレンスピューの演技今回が1番すき

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.7

ギャングにHIPHOPにこういう舞台の映画って怖い部分とワクワク感がある。90年代のファッションと街の雰囲気も良き。
ASAPとゾーイクラヴィッツが魅力的すぎるのよ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

ウェスアンダーソン作品の中でかなり好き。白黒とカラーの映像が生かされてて楽しいだけでなく一章ずつの見せ方もとても好き。まるで雑誌を読んでいるように映画を観ることができて面白い。こんな雑誌があったら読み>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

2.5

Netflixで推されていて、出演者も豪華だったけど、、非常に退屈でした。
何番煎じか分からないような展開と、どこかで見たことあるようなアクションシーン。
こんなに豪華な人集めているのが勿体ない!

CUBE(1997年製作の映画)

3.1

上辺では綺麗事言ってるけれど、人間のホントノトコロってそんなもんだよね、という事がよく分かる。グロい所より人間の良くないところを見る映画。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

映像と音楽が素晴らしいのでそれだけで見る価値があった。綺麗で切ないラブストーリーがイタリアの夏の風景とマッチしていてとても素敵。

シンデレラ(2021年製作の映画)

2.5

フェミニズム、多様性が全面的すぎて、お腹一杯になってしまった。カミラの歌声は素晴らしいけど、『シンデレラ』でなくていいのでは?
ヒットソングが多く出てくるけど、アレンジも歌詞も私的にはイマイチでした、
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.0

ジョージ・フロイドの事件がなければ生まれなかっただろう作品。タイムリープものに「黒人差別」がダイレクトに入れ込まれていて、最後まで見るとストーリー性よりもメッセージ性を重視した作品なんだなぁと感じた。>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

日々の小さな幸せについて改めて感じられる作品。平凡かもしれないけれど、だからこその幸せや人との出会いを映像作品として成立させていて感動。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

わたしも将来ああいうめんどくさい煩いおばあちゃんにならないようにしよう。現実でこんなに優しく受け止めてくれる人達はなかなかいないと思う。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

こんな環境で育ったら子供もこうなっちゃうよな〜っていう躾のなってない子供達が出てきます。映像はカラフルなのに現実的で暗ーいお話。子供にとってはどんな親でもやっぱり一緒にいたいのかな〜

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

2.8

まさにブレイキングバッドのイタリア版なのかな、という感じ。計画性がなくて、それで上手く行くのみたいな所が多々あったり周りの人にイライラしてしまった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

2人の差別を超えた友情にあったかくなる。お互い人種も職業も違うけれど、人として触れ合う中で相手の良い所が分かってくる感じ。最高です。ケンタッキー食べながらみたい。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

テンポよく進んでKKKが出てくるというのに人種差別の暗さをあまり感じさせないなぁと思っていたら、、最後の映像でしっかり考えがさせられました。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

映像の明るさと美しさが次第に気持ち悪くなってくる。オカルト的で人間の怖さを感じた。
でも、これは客観的な意見であって、あの村で生まれ育てば全てが当たり前のことになっているかも。それもまた怖い。