この世に未練を感じさせてくれる作品でした。
この監督の作品は、のめり込むと言うよりも、見てる間に色々考え事が出来る間があって好きです。
大人たちの行き場のない不安や戸惑いが、罰という形で子供に向けられていて、ご褒美も知らない抑圧された子供たちはどう育つのか…
高史明さんの、「失われた私の朝鮮を求めて」という小説を少し思い出しました。
このレビューはネタバレを含みます
全て台詞なんだろうけど、すごく不思議な感じになる。
「友達のうちはどこ?」の男の子がさらっと出ていたりと、「ジグザグ道三部作」通して見る嬉しさがありました。
ラストは嬉しくて駆け上がってきたのだと思い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトル通り、生きて続いて行く人たちの姿が印象的でした。
本物の家は壊れ、この家も自分のものではない、というおじいさんの話が、これは映画だと教えてくれる。
ヒトラーが感情的で、人間らしく描かれているのが新鮮だった。
空耳のことは後から知った…
何の見返りがなくてもやりたいと思える事に出会いたい。
腐乱死体も染み込んだ血も踏み潰された脳味噌も、ゆっくり土に還っていくんだろう。
自然の風景が、戦争の無意味さを際立たせてた気がします。
序盤の性接待が下品で最高でした。
あと、ラーメン食べたくなりますね。
「思い出は胸にしまって、過去の未練は捨てろ」というウネへの台詞がかっこいいです。
何年か前に見て、内容忘れてしまったのでもう一度。
醤油味のだっけ?と思ったらそうでした。
フェリーが集結するシーンは感動です。
途中まで胸糞でしたが最後はすっきりで、まとめ方もすごく良かったと思います。
先生も関係ない人巻き込みすぎだと思うけど、自分が当事者だったら他人なんてもうどうでもよくなるかも。
けどそれは憎む相手と同類になるんじゃないの?って他人だから思う。
「キューピッドの入江」にしておけば…
ディーン、良いお父さんだと思うけどなぁ。
世の中も生きることも、嫌なことかなしいことばっかりだけど、それを分かったうえで、良い方だなぁと思える人生をおくりたいなぁ。
紀子さんとアヤさん、お姉さんの文子さんとのやり取りが好き。
素敵な家族と、取り巻く人たち。
夏休みや旅行の終わりの、すぐに消える、なんとも言えない疲れやさびしさを思い出す。ノスタルジー。
台湾料理を食べて、台湾映画が見たくなり見ましたが、良いですね…。
病んでる時見ると駄目ですね、夏の終わりの蒸し暑い空気に溶けたくなります。
真平君への言葉が、幸夫自身に言い聞かせてるように聞こえた。
結婚願望もなく子供も好きではないけど、他人を含め、誰かと生きるって何だろうなと考えます。
淡々としてるんだけど、ずしんと重くのしかかってくる。
女の子に見えたのは、そういうことか…
ビューティーインサイドっぽい。けどもう少し軽めで気軽に見れる感じ。主人公の女の子がかわいい。