xxxxさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

もう言い尽くされてると思うけど、
高校野球っていう擦られ倒したモチーフをこんな風にしたらまだ全然味あるよってデザインしたセンスたるや〜って感じでした。

役者さんたちも良かったとても

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

立て続けにmid90'sよかったよって最近おすすめされたので見ました。

1人の少年とスケボーカルチャーを通じて90年代半ばの空気感を再現したvlogっぽい映画

ストーリーはとてもシンプルでクローズ
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.3

お洒落だし見応えもあるけど、ちゃんとくだらなくて好き。

本の香りを嗅ぐカットに妙に惹かれた。フェチズムだ。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

最初の2つは呆気にとられてしまったけど、3つめくらいから普通に笑えた。

ショートコントをコーヒーとタバコを軸にたくさん作ったみたいな映画で、
欧米のショートコントはじめて見たなぁって気持ちです。
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

本当は映画館で観たかったけど、世間も色々あるし、私個人の気持ちにも色々あるので配信されていて嬉しかった

たまに今泉監督の作品見たくなる。脚色されすぎてない性格の登場人物たちが、たくさん会話してくれて
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

劇団ひとり凄い。
場面にちゃんと意味があり、飽きさせない展開。また聴かせたい台詞までの持って行き方も上手だ。
当時を思わせるセットも説得力があり、作品を魅力的なものにしている

師弟関係というテーマを
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空に住む(2020年製作の映画)

2.9

元々評価も良くなかったので、期待してませんでしたがやはり駄作。

でも最近はダメな演出でも、それはそれとして楽しめるようになってきました

駄作にありがちな映画の脚本としてテーマを纏めきれず、あっちに
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ただの夏の日の話(2021年製作の映画)

3.6

街が丁寧に描かれている映画が好きです。

今作は桐生市という自然と街の共生が見える街を舞台にしており、風景を見ているだけでもかなり心地の良い映画でした。

短編映画なのでテーマはシンプルで、(生活の何
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

この映画を超える作品にこれから出会えるだろうか。圧巻だった。

普段映画を見るときは、
知らず知らずのうちに構図やメインテーマなどを俯瞰で考えながら見る癖があるのだけど、この作品はもうずっと釘付けだっ
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ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

3.6

昨日ちょうど漫画のブルージャイアントを読んでいたので、タイムリーだと思って鑑賞。

昔付き合っていた人と吉祥寺のアップリンクで見たジャズのドキュメンタリーを思い出した。アメリカのジャズ史はかなり人物に
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

不朽の名作っていうのはこういうことだって見せつけるような王道映画の最高峰だ。観れてよかった。

脚本が素晴らしくて、役者が素晴らしくて、舞台が素晴らしいとこういう奇跡的な映画が誕生する。

まず脚本は
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

公開当時観たかったけど都合が合わず。
アマプラに出てたのでついに見れました。

今の日本は閉塞感があり、経済格差は解消するどころか、しようとする動きすらなく、グダグダな決断で不信感ばかり募らせる政治家
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キャロル(2015年製作の映画)

2.9

撮影スタッフと、美術と女優が奮闘したけど、脚本が全然ダメで全く面白くなかった。ストーリーに起伏がなく、またキャラクターの葛藤が弱い。

主人公であるキャロルは、自身の不貞行為が原因で離婚し、子供の親権
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

東京ゴッドファーザーズに引き続き今年2作目の今敏監督の作品。
パプリカは原作を読んだことがあったので、あの文字ドラッグのような酩酊した世界をどう描くんだろう。と期待と不安を胸に鑑賞。

結果は、さすが
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.9

名前だけ聞いたことあって、ずっと見たいなと思っていたのが、レンタル可能になってた(元からそうだった?)からやっと見れて嬉しい。

間違いなく良作。
1987年時点で女性の破局後の哀しみ、自由、新しい関
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.9

きっと見たら尾を引くタイプの映画だろうなぁとちょっと敬遠していたけど、今の自分にはちょうど良いタイミングだったかもしれない。見終わった今、思いの他、スッキリした気持ちでいる。

正直、エンタメとして面
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞です。

1回目は買ったばかりのiPadを使いたくて浅草の隅田川沿いにある小さな境内の裏の方で下町を味わいながら見た。懐かしい。

当時より社会人経験も積んで、また映像を自分で撮ったりする
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

名作でした。いい映画は頑張ってみなくても、いいなって思える。
最近ちょっとハズレ続きだったので、映画って面白いと思い直させてくれてとても嬉しかった。

まず何が良かったかというと、テンポと音楽がとても
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.2

中盤、主人公の居場所が少しずつなくなっていく描写あたりは作品に惹きつけるテーマや葛藤が出てきたし、作品全体として映像がとても綺麗だったので心地の良い作品ではあった。

けど、全体的にテンポが悪かった。
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

テーマがとても面白い。
自分の拠り所、アイデンティティをぶっ壊されてから、あれやこれやする映画。

ただこのワンアイデアが素材のまま出てきた印象。
ちゃんとこのアイデアを磨いて、余計なものは削ぎ落とし
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

曲はよかったけど
映画としては平凡極まりない作品だった。

主演のマーク・ラファロがずっと良かっただけにもったいない。
脚本に構図も思想も自己批判性もない。街でレコーディングしようぜっていうワンアイデ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.5

衝撃的に面白かった。ってコメントがあるけど、本当に衝撃的に面白かった。
アニメーションの完成形を1つ見てしまった気分

感想はあとで書こう。
余韻たるや。

_____________________
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.9

ウディ・アレンの映画はミッドナイト・イン・パリに続いて2作目。

前作に引き続き、噛み合わない2人を旅させて、あれこれあって、パタンと閉じるというストーリーなんだけど

この監督は、破局への確認作業を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

面白かった。
最初から最後までずっとよかった。

序盤は『あ、パクセロイだ』みたいな気楽な見方が出来るくらい軽快に始まっていく。

少しずつストーリーが進むにつれて、『あーなるほど、そういう展開か』っ
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.9

ロードムービーってコメントがとてもしっくりくる映画。

構図とか見せ方が主目的じゃなくて、年代、歴史、空気感を感じる映画だった。実際にこんな感じだったかは知らないけど、アメリカのとある時代をロックバン
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

初タイ映画。
独特なリズムとBGMに新鮮な感覚を貰える。最初はそんなところにばかり目がいくけど、徐々に映画の持つ緊張感に引き込まれていく。

カンニングっていう学生時代の禁忌にこんなにハラハラさせられ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

上映当時、生活がシンドくて
会社早退してなんでもいいから映画見ようと思って、日本橋の映画館で天気の子をみた。昼間だったからすごく空いていて、隣に誰もいない席に座ることが出来た。

当時と同じ場所で泣い
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もみの家(2019年製作の映画)

3.8

良い作品だった。
絵作りも、テンポも、構成もとても自然で見ていて心地よかった。

こういう改心系のストーリーは、語りで押し付けられると、お前の価値観押し付けんなよ。って思ってしまうんだけど、もみの家は
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

大体理論は後付けだ
あまり好きではなかった。

薪のシーンはとってもよかったけど
子供が大人の意見を聞いて、それだけで納得して前に進む姿はあまり受け入れにくかった。

シーンの分配についても、疑問が残
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.6

映像にめちゃくちゃこだわりを感じた。印象的な頭に残ってるシーンがいくつもある。特に隣の楽しそうな声が聞こえながら、1人俯き気味にご飯食べるシーンと、最後の空っぽになった部屋で鼻歌を歌うシーンがとても好>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

最近見た中ではダントツに爽やかな作品だった。テンポ良くシーンが切り替わって、軽快にストーリーが進んでいく。

タイムトラベルものは、
軽い変化が大きな変化につながって深刻な問題に直面するのが王道なんだ
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