masatoさんの映画レビュー・感想・評価

masato

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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

想像してた話と全然違って面白かった。
今や古典...ともいえるくらいの作品だろうけど、登場人物の印象が二転三転していくシナリオの妙はやはり素晴らしい。

映画の本筋と関係ないけど、人が他者へ抱く印象と
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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余計なものは買わないに越した事はない。
商品も、恨みも。
こじんまり感否めないけど黒沢清節は楽しめた。

結論 : 転売ダメ絶対。

悠優の君へ(2023年製作の映画)

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ほんの少しでも
自分に思い当たる節があり
共感するからこそ
感動的なんだろう

人にとっては些細な事でも
気になって仕方がない
望まずとも自分で自分に科してしまった枷は、易々と外れてはくれない...。
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迷宮物語(1987年製作の映画)

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美麗なアニメーション。
全体的に闇を感じさせるブラックなテイスト。

『走る男』のディストピア感が凄くイイ。緻密な作画、色彩、カメラワーク、モーション、全てに熱量をビシビシ感じる。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

えぇ〜〜〜〜。。。
なんでもっと早く観なかったんだ。素晴らしい最高すぎる。

人が人であるための条件とは。
個人を個人たらしめるものは一体なにか。
人体と機械が融合しサイボーグ化した“テセウスの船”の
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

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最初らへん
「何故ドイツが残っている」
とヒトラーが言うところ、、

大戦終了間際にドイツの技術(光学、科学、軍事産業)を他国に渡さない為に国内全てを破壊しようとしたとどこかで読んだけど、そういう細々
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蛇の道(1998年製作の映画)

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どす黒い。

イカれちゃってる役やるの上手いな〜香川照之。哀川翔の何考えてんだかわかんない不気味さもイイ。柳ユーレイが出てて嬉しかった。

薄暗い雰囲気、フィルム撮影による渋い色調、少ないセリフ...
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

一杯の水を、有難く思う。

当たり前に安住して有難みを見失うのが、悲しい哉、人間という生き物なのかもしれない。

核の相互確証破壊についても言及されていた。
こんなに恐ろしい考え方の上で世界の平和が成
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告発(1995年製作の映画)

5.0

私如きが評価するなど烏滸がましい
心からそう思う作品

人類の忘れてはならない歴史の一つ

あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

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レアセドゥだから観ました。

そして

レアセドゥだから観れました。(笑)

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

クリストファーノーランの面目躍如。

「なぜ広島長崎の被爆を描かないのか」と批判があったらしいけど、この映画において、そこを描いてしまうとテーマがブレるように思う。ノーランが何を描きたかったのか、何を
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福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

根拠無く、所以も知らず
なぜ差別するのか分からないまま
我々は人種の違いを引き摺る

歴史背景、戦争の発端を知って
朝鮮人を本気で恨むような人は
今どれ程いるんだろう
個人的恨みはないが国の為等と
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

「何が切ないの」と問われ、それを言葉にできるのなら何も切なくはない。
繰り返す毎日を、その中で少しずつ移ろう景色、機微を噛み締めて生きる。
タイトル通りの素晴らしい映画。

絞殺(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

狂ってる、、、
いや狂ってるけど、全部を突き放して「イカれてる映画」と一蹴出来ないような、、、なんとも胸がつかえる作品。
家父長制度の不条理、成績社会だと子を躾ける親子の従属関係、抑圧された思春期の反
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鬼畜(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイトル通り。壮絶。
今じゃ絶対作れない様な作品。

ラストの演出をどう受け取るべきか、当時から脚本案時点で演出意図に頭を抱えたらしい。私的には「子による親への拒絶」と捉えて然るべきと考えるが、そうで
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

5.0

ひさしぶりに、言葉に出来ない映画だった。

時代に翻弄された人々と一口で括るにはあまりにも辛すぎる。
愛する人がいるという事、いつも通りの朝を迎える事、ただ生きる事。
それがどんなにかかけがえの無いも
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鬼火(1963年製作の映画)

5.0

芥川龍之介「歯車」を映画化したかのような、そんな雰囲気が感じられた。
境遇は全く違えど、死へ向かう人の心は、皆似たようなものなのかもしれない。

壮年を嫌悪し、若き日の幻影に囚われ続け、今に集中する事
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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ぱやおちゃんベストセレクション
いや、冷静に考えてね、80歳超えた大ベテランが日和らず愚直に尖った作品を作り続けている事自体がもうあっぱれなのよ、人間国宝なのよ。

「こ〜ど〜ものときに〜だけ〜
 あ
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ネル(1994年製作の映画)

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夕暮れ時の渓谷
西陽に照らされ煌めく水面と
風にそよぐ木々の美しさたるや。

世捨て人のもとで育ったネル。
言葉も文明も知らない彼女が、外界の人間にみつかってしまうところから始まる物語。

素朴で神秘
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

5.0

“人生から逃げたまま 平和は得られない”

時代も場所も違う3人の、ある一日を描く。
それぞれの人生が、小説「ダロウェイ夫人」を核として、綾をなす糸のように少しずつ重なってゆく。

各々の苦悩が、上手
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マラソン マン(1976年製作の映画)

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超・不条理劇。

平凡に暮らしていただけの男に降りかかる数々の暴力。自分の知らないところで起こった問題に急に付き合わされた挙句“白い天使”による魔の手が...

僕もダスティンホフマンと一緒に「知った
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ピカドン(1979年製作の映画)

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忘れてはならない。
戦争を知らずとも、実体験を伴わずとも、日本に生まれた我々はこの歴史は胸に刻んでおくべき。

渋谷怪談 THEリアル都市伝説(2005年製作の映画)

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小学生ぶりに観ました。
当時は友人と怖いものみたさでみたもんだ。

ぼーーーっと虚無で観れるオムニバスホラー。

まぁ、“ダルマ女”が正統で怖い。どの短編もほど良いチープ感&2000年初期感がある映像
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

その終わり方はないだろう。
時間無駄にしたーーー、が感想第一声でした。

シチュエーションとアイデアが面白そうで期待しちゃってみたけど、設定が出オチになってしまっている。ホント、そこから何にも膨らまな
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ドント・テル~秘密を話したら最後/誰にも言うな(2020年製作の映画)

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クソ兄貴にただただ腹が立つ。(笑)

短めの尺に小気味良い展開が盛り込まれていて観やすい。この手の映画に多い“無理のあるどんでん返し”や“本筋に関係のない要素”がない、シンプルながら絶妙に捻りのあるス
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「おみおくりの作法」が素晴らしかったので鑑賞。
期待を裏切らない素晴らしい映画だった、、、。

マイケルが優しくて優しくて。
遊園地のシーンなんてもう、最後の思い出と言わんばかりに、ジョンのゆく先が想
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

野暮にも程があるコメントで失礼。

...結局、2chスレで読むのが一番なんだなと思った。
映画オリジナルの要素を入れなきゃ作品として成り立たないんだろうけど、あまりにも元スレからかけ離れてるからタイ
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波紋(2023年製作の映画)

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超シニカル。
この手の笑いが好きな人には堪らない映画だと思う。すごーく面白かった。
痛快なブラックユーモア満載ながら、直接的に狂気を描かない怖さ、時折覗かせる人生のやるせなさを感じるシーンがアクセント
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

5.0

淡々と日常を描く中で、主人公の心の機微をしっとりと表現してる映画でした。
人の脆い所を丁寧に描いてる、優しい作品だなぁと思いました。
レアセドゥの飾らない感じ、絶妙な表情の移ろい、本当に素敵だった..
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