いい意味で期待を裏切られた良作。
それだけにショートフィルムとはいえ、主人公のあと一歩が見たかったし、
ブランディングムービーみたいに終わらせるのではなく、監督としての想いを描いて欲しかった。
終わりが秀逸。
好みはあると思うが、個人的には好み。
終始展開が読めず、少し長めの尺ではあるが、最後まで非常に楽しめた。
サスペンス作品として、非常に完成度が高かった。
同じドゥニ・ヴィルヌーヴの>>続きを読む
狂ってる。
頭おかしい。
こんな映画ギャスパー・ノエしか撮らないし、撮れない。
面白かった。
実際にあった銃乱射事件をモチーフとした作品。
過度な演出なく淡々と描かれる様子が非常にリアルで、ただただ不気味である。
悪く言えば掘り下げが甘いと言えるのかもしれないが、テーマが複雑なだけに俯瞰的な>>続きを読む
ポン・ジュノ目当てで観たが、
ホ・ジノの『アローン・トゥゲザー』という作品が一番良かった。
流石のクオリティ。
その長さに見る前はいつも躊躇ってしまうが、見始めるとあっという間に感じられるスコセッシの作品。
どの役者も素晴らしかったが、個人的には浅野忠信が際立って見えた。
あと、序盤の片桐>>続きを読む
構想期間ではなく、撮影期間が12年。
頭おかしいとしか思えない。
もちろん良い意味で。
役としての成長だけでなく役者としての成長も見られ、それがこの作品の魅力の一つだが、一方で他の作品と変わらない期>>続きを読む
静かながらも感情の機微を描いた作品。
たった1週間の出来事にも関わらず、夫婦とはこういうものだと丁寧に描かれていた。
それは決してハッピーエンドではない。
ラストシーンの「煙が目にしみる」は心にしみ>>続きを読む