馮美梅さんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

凶悪(2013年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の予告編を昔見たイメージとはまた実際の本編は違うイメージがありました。(特に山田孝之さん)ピエール瀧さんは無茶苦茶なやくざだけど、一応義理人情はあったみたいだけど、結局、すべて木村(リリーフランキ>>続きを読む

今日子と修一の場合(2013年製作の映画)

3.0

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今日子と修一との直接的な接点はないんですね。
修一の未来はさておいても、心配なのは今日子ですよね。家族の為に頑張っても報われず、知り合った男性もあの時、すぐ救急車とか呼んで、ちゃんと説明すれば情状酌量
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海角七号/君想う、国境の南(2008年製作の映画)

3.5

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宛先がわからない手紙の主の物語と、夢を構えられず自暴自棄になっている青年、そしてそこに住む色んな傷を抱えて生きている人たちの再生の物語。
前中盤はかなりうざい感じもしたけど、最後、その手紙の宛先がわか
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.5

う~ん、結局、森田がああいう風になった原因は何だったのだろう?あと、本来の標的は岡田じゃなくて彼女だったのか?どうして彼女を付きまとっていたのか?(元カノとかなのか実は?)ちょっと理解できない部分が多>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

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原作のエキスを凝縮して見せてくれたと思いますが、どうしても対局のシーンは「聖の青春」と比べてしまって…対局シーンで効果音(音楽)や表情(それが悪いわけではない)や引きのシーンが多く、実際駒を指している>>続きを読む

ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)

3.3

最近さっぱりしない意味ありげの映画監督の1週間の物語。とにかく女性にもてる?主人公、板尾さん(笑)女性がなぜか引き寄せられるようにさえない映画監督と関係を作っちゃう。でもいやらしさはない。でもブラの外>>続きを読む

風に濡れた女(2016年製作の映画)

3.0

なんともシュールな演出。やるかやられるかの男女の駆け引きが続き、最後はそれが一気に爆発するという感じでどこもかしこもところかまわずかい!と突っ込みを入れたくなる(いい意味で)でも結果オーライならhap>>続きを読む

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

2.5

いつも北朝鮮の映像を見てる時に「毎回大変やねぇ~エキストラの人たち」と思ってみてるので、この作品を見ても特に驚きも新鮮味も感じませんでしたけれど、主人公の女の子のビー玉のような瞳で何を考えこれから生き>>続きを読む

ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.0

おおさかシネマフェスティバルで観ました。
まだまだ粗削りな映像でしたが、見た後後に余韻が押し寄せてくるって感じの作品でした。内容的にはケンとカズの関係性がイマイチわからない(どこでどうやって知り合った
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

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日本統治時代の朝鮮を舞台に日本人の令嬢秀子を中心に3部作で作られたミステリーをパクチャヌク監督がエロスと狂気を見事に描いていました。

とにかく、若い女優2人の体当たりの演技はお見事。テレビでは絶対放
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最愛の子(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中国深圳で実際に起こった事件を基に作られた作品。ヴィッキーチャオがすっぴん姿で死んだ夫が誘拐してきた子供と知らず自分のことして育てる母親を熱演しています。

実際問題、一人っ子政策のひずみを表してるよ
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