井上さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

井上

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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

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音楽映画ってのは映画に曲がノってくるものだけど、時々、良作の映画の中では音楽に映画がノる事がある。

イヴが作る曲は全て、映像も含めてイヴだ。
イヴの全てが一曲一曲に詰め込まれている。

イヴに会いた
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

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どこにいたって孤立して邪険に扱われる少年が田舎のウォーターパークを見つける。
そこには駄目なおっさん達が、人生を精一杯楽しんでいて、ここが自分の居場所だと思い込むが、しかし家に帰ると家族仲は最悪で…
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

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皆川猿時って、楽しそう。
どんな時も全力でふざけてる。
あんなおっさんが女の子演じて面白くないわけがない!!

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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映画の、音楽の、創作の力はとてつもなく偉大だ。

崩壊寸前の家庭に住む15歳の少年、コナーは一目惚れしたモデル、ラフィーナを振り向かせる為、急遽バンドを組む。より良い音楽を作るべく、兄貴の力を借り、彼
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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

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試写会にて

サッカーの神様ペレ 誕生の物語。
陽気で、トリッキーなプレイでブラジルを3度の優勝に導いたあのペレにも後悔し、苦悩した日々があった…
チームメイト、スタッフ、観客、果ては敵のチームまでも
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

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街中の電気を自由に点けたり消したり出来るほどの権力を持った独裁者と孫の逃亡劇。
独裁者は庶民の苦悩と怒りを知り、孫は現実を知る。
その逃亡の果てに待つものは、哀愁に満ちた音楽と、一抹の優しさだ。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

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もう最高。
倫理観がぐらりと揺さぶられて、これがフィクションで良かった、と観た後に思ってしまった。

愛を語れば変態ですか(2015年製作の映画)

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くだけちった瓦礫の中に一瞬だけ浮かび上がった星座。 byベンヤミン
みたいな存在があさこさん。

ウォーリアー(2011年製作の映画)

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この感覚、これがあるから映画は素晴らしい。
作品の途轍もないエネルギーとそれを創造した人間がいる事に歓喜と畏怖を覚え、矛盾した、理解出来ない感覚を楽しむ。
そんな、いつまでも消化出来ないものを観客に残
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イコライザー(2014年製作の映画)

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何者でもない、ヒーローの誕生。
悪を断罪し、苦悩に満ちた表情で静かにその場を去っていく後ろ姿には哀しみを感じさせる。
誰かを救うために自らを削っていく男ってカッコ良い。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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気弱だが優しい青年を完璧に演じる濱田岳と短絡的に人々を殺し続ける殺人鬼を演じる森田剛が見事な対比を作っている。
タイトルが出てきてからの変わりっぷりもすごい。
コントラストの極致。

フォーカス(2015年製作の映画)

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劇中の行動がスタイリッシュでアダルト。ウィルスミスは常にセクシーだ。

サウスポー(2015年製作の映画)

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見た人を突き動かす映画ってのはこういうものをいうのか、と。
ビリーの悲しみ、怒り、希望に打たれっぱなしでまさにジャブ、ジャブ、ストレートを食らったような気分。どんなにガードを固めてもノックアウトされて
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ヘラクレス(2014年製作の映画)

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まあセオリー通りの。
予想を超えない、自分の予想通りに進む安定した映画。
こういう映画の中で一番不遇なのって馬だよなー
馬可哀想…

ショート・ターム(2013年製作の映画)

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世の中にはクソ野郎も確かに存在して一生忘れられない傷跡をつけられたりもするけれど、それでも、時々世界はマントをつけて走り出したくなるほど美しくて優しい。大切な人と昼下がりに見たい映画。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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他人を蹴落とし、脅し、嘘をついて全てを手に入れた男の話。
手段は問わず、冷酷に。
その様が常人離れしていて恐怖を感じたが、そうでもしないと成功なんて手に入れれないのかも…

4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

5.0

最後の、滅茶苦茶な旋律から伝わる圧倒的なパワーは人生最大の衝撃だった。
そうだ、芸術とは想いだ。鬱屈とした感情を爆発させて表現するものだと改めて教えてくれた。
生涯最高の芸術作品。