きょうもテレビのまえさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

きょうもテレビのまえ

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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

4.0

ジャンルとしては苦手なタイプの邦画なのだが引き込まれた。
杉咲花に負うところは大きいのだが、彼女と彼女を撮る監督との丁々発止がこの作品の魅力なのだと思う。
その杉咲花×監督のせめぎ合いに既視感を覚えて
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.8

個人的には青春洋画の金字塔。この甘酸っぱい感じはどうだ。サイモン&ガーファンクルの『アメリカ』がこれほど似合う映画は無い。
驚いたのは、主人公が取材するバンドのドラムの音が本当に70'sラディック(し
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.5

難解と言われるリンチ作品の中では比較的わかりやすい方だと思いますが、意味がわからなくても全然OK。リンチ作品の楽しみ方は、その中毒性に身を委ねる事なのですから。
そのうち、意味のよくわからない電話器の
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.8

僅か90分の本編で、11年間の歳月と四季を見事な起承転結で描ききる魔法のような作品。とにかく小粋。ラブコメ映画なんて星の数ほどあるし、これからも生まれてくるだろうけれど、この作品を観ると「ああ、映画が>>続きを読む

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

4.5

ウディ・アレンを許せる人にとっては最高のミュージカル映画だと思います。面白くない!という人が多くても「まあ、そうだよね」としか言いようがない 笑

それでもラスト近くのセーヌ川のシーンにはウットリせず
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ママの遺したラヴソング(2004年製作の映画)

3.9

トラボルタの映画で1本を挙げよ、と言われたら、パルプ・フィクションかこの作品かで悩みます。タバコくわえてギターを爪弾くトラボルタがとにかく渋い。

派手さは全く無いですが、ムードのある良い映画です。画
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清須会議(2013年製作の映画)

3.3

まずターゲットが狭過ぎる。歴史好きはもっとストイックな作品を観たいだろうし、歴史に興味無い人にはイマイチわかりにくい。結局"三谷ファン"しか相手にしてないじゃないか、、、

案の定評価低いですが、実は
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.0

ヴァルツ目当てで観たのだがケイト・ウィンスレットに全部持っていかれました。素晴らしい。あと神経質で不機嫌な表情させたらジョディ・フォスターの右に出る人っていないと思う。単に私がこの人の顔を嫌いなだけか>>続きを読む

妻への家路(2014年製作の映画)

4.0

たまたまBSでやってたのを"ながら見"したのですが、どんどん引き込まれました。
中国映画って見ないジャンルでしたけど、素晴らしかったです。
とにかくジワーっと心のひだに入り込んでくる、そんな映画です。

みんな元気(2009年製作の映画)

4.0

優しい父親の顔、悲しみの顔、デ・ニーロが本当に良い。
皆さん仰ってますが、これは隠れた名作だと思います。
ロード・ムービーとしても秀逸。

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.2

全くの個人的意見で恐縮ですが、吹き替えで見た方が絶対面白いと思います。

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

4.5

タイトルがタイトルだし、地球に小惑星が衝突というストーリーながらパニック映画でもなければアルマゲドンみたいなマッチョな映画でもない。
でもこれ、良い映画です。劇中の選曲のセンスもとても良い。バカラック
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五線譜のラブレター DE-LOVELY(2004年製作の映画)

5.0

私自身が音楽をやる人間なので思い入れも強いのでしょうが、個人的ベスト映画。
脚本、演出、美術、アルマーニの衣装。ケヴィン・クラインとアシュレイ・ジャッド。そしてもちろん全編に流れる珠玉の音楽たち。完璧
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.8

もうね、クリスチャン・ベールが最高にカッコ良いのよ。
ラストの解釈には色々あるが、そこは別にどうでもいいかな個人的には。そういう意味ではストーリーに明快なオチを求められる方には不向きなタイプの作品なの
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.9

ブラピ、ヴァルツ、メラニー・ロランは勿論、個人的に苦手なマイケル・ファスベンダーがこれほどカッコ良く見える作品を他に知らない。オタクの象徴みたいなイメージのタランティーノだけど、この人の人間を見る目は>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

評価が低いのはなんとなくわかります(笑)
ただ、夢みるような映画を撮ってきたお嬢様ソフィアがある程度の年齢になって、この映画のモデルとなった少女達の生態を驚きの目で追っている感覚がわりと好きなのです。
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.8

ハッピーエンドではないのに"HOPE"というテーマに帰結させるのがいかにもクリントらしい。ラストカットの街の画にクリントの音楽が重なるといつも鳥肌が立ちます。

実話ベースの凄惨な事件を極めて美しい映
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

4.3

この映画が何故こんなに評価低いのかサッパリわからない。脚本、演出、撮影、編集、どれをとってもオーシャンズシリーズの中で一番面白いと思うのですが。
とにかくカッコ良い映画です。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.8

ポール・ダノとゾーイ・カザンの恋愛モノながら、なかなか狂ってます。
個人的にはかなり好き。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.8

よくこの時間にまとめたな、という印象。原作のムードもちゃんと出ている。
ディカプリオのギャツビーが案外ハマっている。最初のギャツビー登場シーンはなかなかのもの。

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

主役のシアーシャ・ローナンがとても良い。『タイタニック』の頃のケイト・ウィンスレットみたい。

とにかく画が素晴らしいのだが、同時に編集の上手さを感じさせる映画でもある。こういう感覚は久しぶり。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

いい話だがイーストウッドにしては至って普通。期待値が上がりすぎたのかもしれない。
が、9.11を経験したアメリカ人ならではの受け止め方があるのだろうな、、とも思ったり。

DVD特典映像の機長のインタ
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