xyuchanxさんの映画レビュー・感想・評価

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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

★いつも通りネタバレ/トリビアはコメント欄にて

MCUなのになんでアイツはレビューあげないんだ?!って思ってくれてた人が居たらごめんなさい。実は2週間ほど前に観てたのだけど、ちょっと体調崩しめでもあ
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.9

犯罪集団に息子として育てられた少年と、壮絶な過去との対峙。産みの親と育ての親の過去の繋がりに翻弄されるファイが可哀想すぎる。

妻には敬遠されるだろうと思いひとりで。予想した以上に壮絶で悲しかった。
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

デンマーク産ミステリー、シリーズ4作目。

猪突猛進で人付き合いの出来ない孤独な頑固刑事カールは過去の事件から大きなトラウマを抱えていた。しかも、これまで支えてくれていたアサドに異動の話が。

そんな
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.6

神を信じない男が、少しだけ奇跡を感じる。

2作目よりは面白かったけど、相変わらず暗いし胸糞。それがこのシリーズの味だけど😁

もちろんカールの目の付け所としつこさが突破口を開くんだけど、アサドが居な
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

寄宿学校出身のボンボン達の過去と現在。
過去に起きた双子の兄妹の惨殺事件から次々と、、、

カールの猪突猛進ぶりは怒りを覚えるくらいで、韓国警察のソレと違って笑えもしないんだよな。

色んな意味でアサ
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春との旅(2009年製作の映画)

3.8

いやー、いい映画みた😢

冒頭の2人の歩きかただけでも予感はあったけど、後半それを上回ってきた。仲代さんが生涯5本の指に入る脚本だと言っただけある。

助演陣が国内最強クラスばかりなのに、主演の仲代達
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.9

「ジョン・ウィック」や「Mr.ノーバディ」を連想させるミスリードからの、まさかの、そう来たか。

「オレの獲物はビンラディン」でも真逆の新境地を開いていたが、こちらのしっとりした演技も素晴らしい。
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OCD 〜メンタル・クリニックは大騒ぎ〜(2017年製作の映画)

3.8

重いテーマなのにスペインらしいコメディに仕上がってて非常に好み😃

ネトフリでオススメされたのだけど、信頼するFilmarks仲間たちが高評価だったので早速。

多種多様な強迫性障害の患者たち6名が、
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スギメ(2021年製作の映画)

3.4

国立科学博物館の企画・制作。

海部さんの「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」
https://www.kahaku.go.jp/research/activities/special/kouka
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.6

天才の変態的こだわりがもたらした完璧。
制作に15年。効率とは対極にあるアート。

ストップモーションにリアリティを求める、という矛盾が絶妙なバランスで昇華されている。

人形の表情まで動かせるのか。
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

永遠の命よりも大切なもの。

ギレルモ・デル・トロらしいホラーテイストをまぶしたストップモーションとストーリーテリング。すべての造形が緻密で美しい。

ティルダはいつも通り神秘的な役だけど、ケイト・ブ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.6

"The end is a new beginning"

クランクアップ時から気になってた作品をやっと。
期待以上に哲学的で、静謐な美しさに満ちた素晴らしい作品でした。

a24制作。「コロンバス」
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

”誰も聴く人がいなくてもピアノの前に座るでしょ?”

音楽はまず自分が楽しむものであって、人に聴かせるためだけにやるもんじゃない。

松岡茉優、鈴鹿央士の2人をはじめ、俳優たちの演技と、演奏、美しい映
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.3

au revoir

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督が描く少女たちの出会い。ほぼ全てのシーンが絵画のような美しさで、セリフに頼ることなくコンテクストや心情を伝えてくる。

両親と共に祖母の家
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テイク・ミー(2017年製作の映画)

3.8

ズラいじり

こいつは掘り出しもの♪

前から東京03好きなんだけど、最近、ダウ90000にハマってます😃 コントというよりお笑い演劇だけどねw

さて、本作。ネタバレ回避のため何も書けないけど、たっ
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群盗(2014年製作の映画)

3.6

韓国版マカロニウエスタン。
いわゆる義侠もの時代劇ね😁

なにより豪華キャスト。韓国映画ファンならキャストだけで楽しめます。

どちらもクールな役柄が多いハ・ジョンウとカン・ドンウォンが、それぞれ屠殺
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

“普通ってなに?”

沖田修一監督 x のん主演 で”さかなクン”の自伝。

監督のファンなので楽しみにしてた作品。いつもりよりはセリフに頼った感じあったけど、やっぱり優しく暖かい。

ぼくも学は無い
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シャギー・ドッグ(2006年製作の映画)

3.6

りょーこさんが観てたので😁

釣られて妻用にDISCASリスト入れてたら思いのほかすぐ届いた!

うちはゴールデン派だけど、オールド・イングリッシュ・シープドックのモフモフ感もたまらんな😃

一時期は
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

一瞬の交錯。悲劇を導く悪戯。

ずっと気になっていたデンマーク産ベストセラー・サスペンスの映画化。妻は原作も数冊読んでたらしい。序盤から北欧らしいクールな映像と重厚さがいい。

独断専行型の刑事カール
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

どんでん返しものらしいと気になってたのだけど、ジャケ写のB級ホラー感で敬遠してたヤツ。

意外にホラー感は少なめ、どちらかと言うと謎解き中心。揺さぶるようなミスリードも豊富。原題まったく違うしw

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転々(2007年製作の映画)

4.2

孤独な男2人の、切なくて優しいロードムービー。

いまいち評価ひくい監督さんだけど、こんな豪華キャストでこんな地味で味わい深い映画を撮ってたとは😃

オダジョーと三浦友和、小泉今日子と吉高由里子。この
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屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.6

なんだか最近こんなんばっか観てるw

「Stranger Things」のデヴィッド・ハーパーを愛でる作品😃名作タイムループもの「Happy Death Day」の監督ね。

まぁディズニー的なティー
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.6

「ウェンズデー」ロスが重すぎて、こちらも続けて😁

2の主役はアンクル・フェスターとウェンズデー!ヴィランのデビー役はジョーン・キューザック。

クリストファー・ロイドの顔芸が炸裂。

そしてクリステ
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.9

ウェンズデーロスのため、久しぶりにみてみたら、まぁ面白いこと。

セリフ回しはやはり古いけど、映像には思ったほどチープさも感じず。

ウェンズデー以外のキャストはこっちの方が魅力的かも。クリスティナ・
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ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本も演出も演技も…😐
ポイント使って観たのに、耐えきれないほど子供むけでした…

つい「サマーフィルムにのって」みたいなのを期待しちゃったんだよなぁ😅

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.8

アイヌモシリ…アイヌの土地

国立科学博物館館長の篠田健一さんの「人類の起源」などのDNA解析によると、日本人は大きく分けて下記3波のルートで形成されたと。

1、中国大陸の東岸づたいに南西諸島沿いや
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.1

なんの悪気もないのに周りの人を苦めてしまい孤独に苛まれていく姿が悲しすぎて、思い出すだけで苦しくて長くは書けない。

何より、あみ子を演じた大沢一菜さんの演技がものすごかった。

ぼくらの子供の頃は、
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裏窓(1954年製作の映画)

3.9

過去の名作ふりかえり、不定期開催中です😁

色々な作品に影響を及ぼしてるし、さすがに牧歌的で、突っ込み所も満載。もはや推理ものとしては楽しめないけど、やっぱり楽しい名作。

ワンシチュエーション、ジェ
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スパルタンX(1984年製作の映画)

3.4

妻が「酔拳2」で急にジャッキーの凄さに目覚めたので、ひさしぶりに。

みやぞんのマネ、てきとーだなw

ちゃんとバルセロナ、なのに、みんな広東語w しかもカンフーまで出来ちゃうヤツもw

サグラダファ
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.2

男子は全員”吉野刈り”というおかっぱにされる伝統をもつ街に茶髪の転校生がきて女子にモテまくる。

当然だと思っていた自分達の髪型に疑問を持ち始めた少年たちと、伝統を守るバーバー吉野を切り盛りする母ち
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酔拳2(1994年製作の映画)

4.0

ジャッキー・チェンといえばダントツに好きだった「酔拳」。

その16年後に作られた別ものながら、こちらもめちゃくちゃ面白くて、前作以上に酔拳をたんまり堪能できる!

しかもジャッキーより10歳も歳下の
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.9

「さよなら私のロンリー」に続いてまた地震のシーンが。

「かもめ食堂」や「めがね」の荻上直子 監督。おいしそうな食事シーン、空気感はいつも通り。でも本作は光の反射を多用した少しドリーミーな映像や、他作
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いつか王子様が現れて(2016年製作の映画)

3.3

ランチ短編 @ ブリリア

パン屋で働くルナはある日、札束だらけのごみ箱を見つけ、ある青年と出会う。フランスらしい能天気で可愛いラブコメ。

みすぼらしかった家も住めば都。

ていうか女の子ずっと拉致
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.7

27かいw

独特な視点が多いブラピのPlan b作品。さすが。R.E.M.のベーシストの奥さんが監督とのこと。

両親から詐欺や盗みを仕込まれ育てられた娘と、たまたま出会ったプエルトリコ人の女性の物
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

巨大ショービジネスを仕切るおっさんたちは、常に”アーティストのため”、”ファンのため”と言いつつ、自分たちの既得権益を守り、全てを食い尽くす。

ロックンロールに多大なる影響を及ぼしたエルヴィス。彼が
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