花さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

花

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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.7

劇場でも見たけど、ゼロの執行人を観て、たまらずDVDにて再見。面白かった。面白かったけど、やはりゼロの執行人には敵わないなというのが正直な意見。二年前、期待外れだとガッカリしたことに、間違いはなかった>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.6

間違いなく、近年で一番面白いコナン映画だった。安室安室と叫ばれる理由がよくわかる。平次一筋だったはずなのに、同一一位くらいまでになってしまった。安室さん‥笑
動機薄くない?とか、フロントガラス割れなく
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.7

日本では考えられない、雄大な自然。ノスタルジー溢れる田園もいいけど、馬と羊が似合うカントリーは、異国感溢れて憧れを持つ。羊が他の人達のものと混じってメェメェ鳴いていたのは笑っちゃった。
さて、本題。「
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

確かに面白かったのだけれど、期待しすぎた。「衝撃のラスト!」と言われても、音楽知識が皆無な私にとってはあまり心に響かなかった。だが、ドラムの凄さは正直分からないが、あのニーマンの鬼気迫る演奏、カメラワ>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダコタファニングがとても可愛い。天才子役と言われる所以がわかる。この映画の良いところは、本当に悪い人がいないというところ。一見サムと対立しているターナー検察官や、福祉局の人達、里親候補の夫婦も、一番は>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

4.0

まずパッケージロゴに惹かれて鑑賞した。無機質だけど素敵なデザイン。
物語的には「AIと人間をどの基準で区別し、人間の尊厳を守るか?」というストーリーだと思っていたが、「時空・種族を超えた愛」のお話だ。
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.7

期待度0で観たせいか、非常に面白く感じた。やるなぁ、ジャニーズ!って感じ。映像が最初全てモノクロなのも、合点がいく。確かに途中のどんでん返しには騙された。
だからこそ、どんでん返しの後が長すぎてつまら
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.4

よくある親子の感動ストーリーかと思いきや、感動ストーリーは序盤で終了し、そこからはもうハラハラドキドキの展開のオンパレード。厳しくて勇敢で優しいお父さん。「子供と妻には手を出すな!」ってジョン自らが言>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

内容はとにもかくにも、ヒロインがうざい。最後の方しか出てきていないから、序盤は異世界観や主人公の成長など楽しめるが、最後はヒロインのうざさしか残らなかった。細田監督の理想の女性像を押し付けられる。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

日本ファンタジーの原点であり頂点。ノスタルジーで日本独特の少し不気味な世界観が非常に美しい。また、ストーリーも秀逸だ。幼い子も大人も楽しめるし、何度か観れば、これほど切ない物語は無いと分かるだろう。千>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー映画で一番好きだ。単純だけど、イケメンでお茶目な怪盗×美しく無邪気なプリンセスは王道で良い。ご都合主義満載なのはご愛嬌。最後は自ら向き合い戦う(断ち切る)ラプンツェルがかっこいい。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.7

苦しくてどうしようもない青春映画。島の景色も美しく、田舎のメンヘラ美男美女高校生が猛烈に惹かれていく様は、すごく絵になる。

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.3

はっきり言って、期待外れ。ここ数年コナン映画は見ていなかったが、和葉と平次が好きなため劇場で観た。和葉と平次のやり取りは可愛いが、迷宮の十字路には遠く及ばない。推理も察しがつくし、陳腐だった。個人的に>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

3.9

人間関係もストーリーも設定も分かりやすいから、何も考えずに笑って観られる。冴えない中年オタクが世界を救っていき、人々に称賛される姿はなんだか見ていて心地が良い。敵も面白くて可愛いし、誰もが認めるハッピ>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

まず子役達が本当に凄い。長男はもちろん、次女役もあの幼さでこんな自然な演技ができるのは、彼女の才能か、監督の裁量か。きっと両方だろう。ドキュメンタリー出身の是枝監督らしい作品だ。
だが実際にあった事件
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

広瀬すずが凄かった。彼女は少女漫画原作の映画に出るより、絶対暗めの役の方が良い。暴行されるシーンは、思わず息を止めた。本当に目の前で暴行されているみたいだったから。
他のキャストも日本の演技派揃い。だ
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.3

なんといっても、岡田准一の演技が素晴らしい。台詞が無くとも、表情だけで何故最後はあの決断をしたのか、心情がはっきりと伝わってくる。そしてそれはあまりにも切ない決断だった。彼の本当の気持ちを、70年経っ>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

オチに向かうには急速すぎるし、内容はありきたりだし、登場人物に共感できないし、つまらない映画だった。だが映像美と音楽はさすがの一言。雨が降る映像と音楽をずっと流していた方が良かったのではないか。
新海
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

タイムスリップものの、原点にして頂点だ。普遍的な青春、切なすぎる恋、未来から人類への警告。全て詰め込んでおり、それがうまい具合に重なっている。最後は泣くなという方が無理だ。
原作は読んでいないが、最後
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

何故こんなにも評価されるのか、正直分からない。もちろん映像、音楽、声優は素晴らしかった。映画館で観ることができたので、迫力も満点だ。
だが主人公二人が何故恋におちたのか、何故こんなにも会いたくなり、救
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エスター(2009年製作の映画)

4.3

胸糞悪い映画だった。エスターはもちろん、旦那の役に立たなさにも腹が立つ。最後は痛い目見たから少しスッキリしたが。
でも全体的にはとても面白く鑑賞できた。ファンタジーサスペンスかと思いきや、ちゃんとトリ
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.8

タイムスリップものの最高峰だと思っている。まずタイトルが秀逸。日本語で変な風に誤訳されなくてよかった。頑張って良い方向へ持っていこうとするほど、主人公にとっては悪い方向へと変わってゆく。
ラストは賛否
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自己中達が自分の可愛さ、欲望のために恋愛する物語。だけど全員に共感できる。各々自分を一番愛してくれる人を愛せたら、何も苦労せずにすんだよねっていう。仕方ないか。
ラストはあれでよかった。各々後悔と希望
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

心温まる不思議な話。私も猫を飼っているからか、自分ん家の猫もこう思ってくれてたらいいなあとしみじみ。
真緒の正体を明かしてからも、浩介は大して驚く素振りも見せず、「おまえ金魚食っただろ?」と笑い飛ばす
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.7

細部まで丁寧に作られた、絶賛すべき作品。主役のレオナルドディカプリオがまた良い。いつも険しい顔をしてぶっきらぼうなのに、亡くなった妻の前だけすっごい優しい顔になるの、あれは狡い。彼にしかできない。
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「オススメの映画は?」と聞かれたら、必ず答える作品。ストーリーはさながら、空想の世界の映像美が素晴らしい。私達も主人公と同じく、「絶対嘘だ!」と疑いながら話は進んでいく。
一番の見所は、ラストに向かっ
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