やまぐちさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.0

最初の放送から全部リアルタイムで観ていたので、20年経って描かれる話がこれだというのがもう最高すぎる…。
どれみ達をメインに持ってくるのは正直難しいし、あの頃子供だった私たちに何を送るのか、ってなった
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

ウォルトディズニースタジオ60作目です!これが!そうこれが!!!!という作品だった。
よりリアルな家族描写、よりリアルな「選ばれている者」が描かれている。
「レッドイットゴー」ではない「本当のわたし」
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犬部!(2021年製作の映画)

2.5

「犬が好き!」だけの人は見る価値あると思う。「犬が好きで保護犬や飼育崩壊、生態販売や殺処分について学んだことがある」人は真新しさはない内容。

作中10年くらい経ってるようだけど、はなこちゃんの変わら
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.0

漂流するまでまじで退屈なんだけど、そこもちゃんと意味があるので頑張って観るしかなかった!
あまりにも過酷で辛い漂流を、幻想的な設定と描き方でどうにかしたってかんじ。
漂流モノは辛いんよ…。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

足元のショットが色んな意味を含んでて、秀逸だったし辛かったねぇ…。
ヨーキーが癒し。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.0

はるか昔に途中まで観た記憶がある。改めてちゃんと観た。

「親切な人に助けてもらわないとNYで生きていけない」プリンセス、露骨にエグい描写で震えてしまった。
ご都合主義で塗り固められ、添え物として描か
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マーベルでも話の分からない父親は殺さない選択になるんだなぁ…と思った。
みんな毒親と和解しがちでは…?しなくていいんだよ…?

本当に隅々までアジア系ばっかり出てて、それだけでお腹いっぱいになる映画だ
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

3.0

「この人たち悪い人たちです」という下地がない一般人を悪役にする場合、どこまで悪く書くのか?そもそも悪役が悪役たるゆえんは?
というのが最近の海外エンタメ界隈では主流だと思うので、まぁそうなるよねという
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

2.1

よくあるストーリー展開と、「まぁパイレーツのスタッフですし」という感じの内容。まぁたメインキャラの男女がくっ付いて終わる。
ジャガーがかわいい。それにつきる。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.0

ディズニーに買収された後だからできたネタがやっぱ一番面白かった。
あとチャニングテイタムのうざさが半端なくて最高!

誰かに決められた役割から抜け出して自由になる、という現実世界へのメタファーがそのま
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

1.0

10年前の原作を殆ど変えずそのまま2020年に実写映画化するのは無理がある。
BL好きな人たちにも今は全然ささらないストーリー展開とキャラクターの描かれ方で、地獄の恋愛作品になってしまってる。
しかも
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.0

冒頭のムービーからクライマックス、エンドロール中の映像までくまなくガールズパワー炸裂の最強最高女ムービーだった。
ボスが女、部下も女、女達をケアするポジションは男(しかもスピリチュアルっぽい)という上
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

キャプテンマーベルからひとつ登ったフェミニズム映画。
物凄く分かりやすく男から支配を受けている女達と、それを解放しようと奔走する女達、そして女達がみな手を取り合うラストというとにかく分かりやすい描き方
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his(2020年製作の映画)

2.0

ドラマ観てないからよく分からないのだけど、キャラクターがよくわからなかった。
というか、誰にも共感できなくて、唯一立場や状況の想像ができるの、玲奈さんだけだった…。笑

前半ふわふわっとした、ゲイカッ
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ムクドリ(2021年製作の映画)

3.0

「対話することがとにかく大事です」というメッセージがバンバン伝わってくる映画だった。

シンデレラ(2021年製作の映画)

2.5

女性の権利向上と家父長制のぶっ壊しをシンデレラでやったって作品。
ディズニーが描いたシンデレラが世界に浸透している中、シンデレラを題材に新しく描き直すのは物凄く意味がある。
継母とその娘達との関係性も
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.0

観るのがあまりにも苦痛だし、最早ホラー映画なんだけど、描き方全く間違ってないのでなにも言えない…。
ガチガチのクリスチャン(しかも最終的に長老)・ホモソーシャル・家父長制とゲイの息子という、お腹痛くな
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

-

「サラジェシカパーカーだ」って画面に映るたびに思って観てた。

クルエラ(2021年製作の映画)

2.5

血の繋がった母親が毒親って描かれ方、ディズニー作品では初めてでは…?
ラストがちゃんと101匹わんちゃんに繋がって行くので「へー!?」と思って面白かった。
けどまぁ…なんというか「最強ヴィラン」という
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.8

へぇ〜!?っていう終わり方だった。
まぁ幸せの形は決まってないし。
子供向け映画の割にはネズミの変身シーンとかリアルで気持ち悪かったね!?

ビーボ(2021年製作の映画)

4.5

リン=マニュエル・ミランダが製作総指揮と音楽と主演を務めてるミュージカル作品。
音楽の良さが約束されているので、よくないわけがなかった最高だった…。特にギャビー曲が最高だったね!

「その人が死んでも
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.0

大事な兄を亡くし、兄の影を追い人生立ち行かなくなった主人公と、保護者がおらず老人ホームに隔離されているダウン症の男の子の話。
主人公が兄にしてもらって来たであろうこと、してもらいたかったことをして、差
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『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版(2020年製作の映画)

1.5

「多分そんなに面白くないだろうから、せっかくなら話題になった面白い方観よう」と思って恐怖回避バージョンを観た。
本編、話の筋が通ってなくて、描きたいシーンを繋げて作りました!間はあんまり考えてません!
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パパが2人!?(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

18歳の純真無垢な女の子(しかも設定がヒッピーコミュニティーで育ったと来た)が、父親かもしれない落ちぶれたおっさん2人を精神的に助ける話だった。
そして結局2人は父親じゃないし、「家族や愛に血縁は関係
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グリーンブック(2018年製作の映画)

1.0

いい話に仕上げてるけど、2018年にアカデミー賞を取るほどの作品ではないし、舞台上に沢山の白人男性が登った光景を観てしまうと全く評価できない。
あといい加減言葉や思考で解決できない問題でも芸術を通せば
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.0

「最近のアメリカ映画に出てくるキャラなら絶対にこいつが黒幕じゃない?胡散臭さ半端なくない?」と出てきた瞬間から思ってたのだけど、まじでその通りだったので思わず笑った。
2組のゲイガールと姉妹の話だった
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

2.5

セイディーシンク相変わらずかわいらしいわね。
それにしてもみんなキャンプ場で死ぬね。

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

2.6

いい具合のティーン向け。
頭スライスはまさかすぎて笑ってしまった。

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.0

80年代B級ホラー映画オマージュしてるんだけど、超絶CGが使われてるので(ラストバトルの背景とか)あべこべなコントラストがとてもいい味になってた。
それにしてもタイッサファーミガはこの世のものとは思え
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

5.0

うわああああああああああああああめちゃめちゃめちゃめちゃよかったああああああああああああ!!!!!!!クソでか感情を経て互いを思い合い愛を与え合う男の子たち愛してるうううううううう!!!!!!!!!そ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

ライブエイドのシーンは劇場で観なくちゃ意味がない、映画を映画館で観るために作られた映像なんだろうな〜と思った。
「ブライアンメイが似すぎてて怖い」と一緒に鑑賞してた人が言ってたので、相当ビジュアルには
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

5.0

好きな作品を作ってたスタッフの新作なので、嫌いなはずがなかった。
アニメーションがとにかく最高で、終始画面が華やかでテンションが高い。
デバイスやネットが主軸の話なので、画面にフィルターをかけたみたい
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

-

わかっちゃいるが、理由なんてなんでもいいんだよな。対話も意味がない。聞く耳を持ってもらえないし、こちらの話を理解する準備もしてもらえないのだ。

っていうことを改めて、物凄く色鮮やかな画面からバンバン
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.0

ガールズパワー!!!!!!!!!
セスのような男の子がどんどん増えてくれるといいよね。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.8

時系列で映像化すると絶対に後半間延びするので、過去と現在を交互に見せていくの大正解だった。
そのおかげでずーっと緊張感が途切れずに観ていられる。
それにしてもオチ…!私はそれについてはマジョリティなの
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

はちゃめちゃにアップデートされたMIBだったー!使い慣れた名称を譲らないMENという単語と、のちのち「WOMEN」と言い直すHのよさよ…。

何より、クリヘムはリブート版のゴーストバスターズでもそうだ
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