もこみさんの映画レビュー・感想・評価

もこみ

もこみ

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.6

何も分からないはずなのに3人の気持ちがそれぞれの形で迫ってきたのがすごい体験だった。どうして?と考えてみると、やはり撮影と劇伴の素晴らしさに尽きるのかな。ニューヨークの街並みがぶっきらぼうで大きくて、>>続きを読む

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

3.3

おせっかいなガキに振り回されるバカとバカとバカ!
双子のどっちかとパパのお手伝いさんとの再会と、ママがやっぱ新恋人とキャンプ行ってきなさいと言って行かないとこがよかった

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.3

CGを使わない縛りを設けていたらしい点も含めてノーランのインセプション過ぎるでしょ!(逆)

記憶を消す方法がかなり暴露療法的だったのが乱暴で面白い。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

人間の善性への信頼は取り戻せるか?という二ヒリスティックな問いに対して、この映画は控えめに小さな声で応えてくれた、そんな映画でした。

🔻
https://open.spotify.com/episo
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

1つの身体が複数の生を駆け巡るという点で、『千年女優』だと思った。ベラ、ベラの母、エマ・ストーン。ヨーロピアン・アダルト・千年女優。

みたいな話とかしてるポッドキャスト↓
https://open.
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.3

これに心を揺さぶられるべき器官が死んでいるのか、あるいは元からなかったのか、これから芽生える可能性があるのか、自分にはよく分からない。

めちゃくちゃ若い人多くてびっくりした。TikTokで検索してみ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.4

説明できないキスはしちゃダメってサッと言えるの格上過ぎる

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.5

この子はほんとうにこういう子で、全く演技なんてしていないんじゃないか?と、ここまで思わされたのは初めて。最初のアンドレアス・グルスキーの写真のような画から、最後のとてもそうは思えないセリフに至るまで、>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

なぜ映画『窓ぎわのトットちゃん』は“恐怖体験”なのか

https://open.spotify.com/episode/30CIaZfVLjNWvVGfAaOnC7?si=Wx_2Jji7TIGDd
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

「バンドのゴールなんてないよ。ゴールはバンドを組んだときにもう達成してるんだ」という甲本ヒロトの言葉を想起した、メモ

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

目の据わったシンセポップデュオの演奏がめちゃくちゃ良過ぎました。
「フィンランドの人気姉妹ポップデュオ・マウステテュトット」らしいです。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

超大作。
京劇と呼ばれる芸能の「覇王別姫」という古典を演じる役者2人が主人公。2人の愛憎まみれた関係性が、1925年の国民党政権時代から大日本帝国統治下を経て文化大革命に至るまでの大激動の中国史に翻弄
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.4

初めて映画を巻き戻して観た。エンドロール良過ぎ

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

長く過ごした町の風景もドライブしながら見ると新鮮で美しくて、その感動をあなたと分かち合いたい。なんて良い話

でーれーガールズ(2015年製作の映画)

3.7

山口百恵がまだ現役だった頃の女子校が舞台。で、それを回想する漫画家とその親友のお話。
そんなに評価高くないのもわかるけど、僕はすごく良いと思いました。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

スパイダーマン スパイダーバースの1作目と今劇場でやってる2作目をみた。とにかく映像すげ〜〜〜!!!やべ〜〜〜!!!と思った。1は配信でみたけど、テレビ画面の大きさじゃだめっすね。映画館でみた2は最高>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.4

アクロス・ザ・スパイダーバースのためにテレビでみたけど、絶対に劇場で観るべきだと思った。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.7

浅田政志の生い立ちが語られるパート(震災が起こるまで)がよかった。テンポも良いし、画も楽しい。

飲んだくれて大笑いしている赤々舎の社長が最高。調べたら名前も本名なのね。

2回目
2023.09.0
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

ひとつひとつのシーンが日が経つにつれて心に迫ってくる。少しでも揺さぶられたらこぼれてしまいそう

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.9

小学2年生のときに父親に買ってもらった喋るペンギンのぬいぐるみに「ななくん」と名付けたのを真っ先に思い出した笑
当時僕は7歳だったから、ななくん。

いや〜そういうことあるよね、って思う箇所も多々あっ
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

4.0

選挙の話から始まるのが明快でよかった。考えたことはたくさんある。かつて「ネトウヨ」的な言説に染まっていた自分を振り返る。結局のところ、自分は大きなシステムの中にいて、そしてそれは安倍も同じだったのだと>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.6

友情!恋愛!青春!……の装いをした心の傷とそれに向き合う話。うわうわうわ、と度肝を抜かれた。めっちゃ遠目で見ると村上春樹っぽい話。文句ではないが、本当に白人しか出てこない。

流水落花(2022年製作の映画)

3.8

香港の里親制度をテーマにした映画。
ABCホールでみた。
大阪アジアン映画祭。

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.5

時代の空気がパックされてる映画なんだろうなと思った。絶妙に分かりそうで分からない、知ってるけど知らない雰囲気。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

2021年2月鑑賞

実写の邦画を映画館に観に行ったの初めてだった。結構よかった。
現代社会の人々がこの物語に憧れるとしたら、それは2人の恋を巡る偶然性への憧れかもしれない。今では偶然性の多くは制御可
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

池井戸潤だった。話が二転三転四転五転六転七転八倒しながら勝利を得る物語。良かった。でもめっちゃ疲れた。

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