もこみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

話は知ってたけど、やっっっっっと観た。

無駄な映像が一切ない、編集がほんとうにすごい。

開始早々『仮面/ペルソナ』だった。

主人公は最後、タイラーを撃ったのか、タイラーになったのか?

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

間違えて持ち帰っちゃった友達のノートを返しに行かなくちゃ、というだけの、本当にただそれだけのお話。でも僕らはみんなアハマッドが見た風景を知ってるし、感じていることが分かる。
キアロスタミの他の作品に比
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.5

時間をかけてちょっとだけ親切になる話。

髭を剃るべーザード。
カメラを忘れる。
全く携帯の電波が入らない。
何回も高台に車を走らせる。
ファザードにおばあちゃんの体調を尋ね続けるべーザード、必ず要領
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.2

子ども達が中心にいる、大人が主人公のお話。
子どもは守られなければならない、それがファンタジーの世界であっても。

フレンチディスパッチまだ劇場でやってるうちに観に行かなきゃな〜

PASSION(2008年製作の映画)

4.6

抜群に面白かった。『偶然と想像』から先に観たので、打って変わってだいぶ男臭い渋川清彦にウケた。

あえて何も書くまい。

K2シネマで鑑賞

三度目の、正直(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも気持ち悪い母性とあまりにも見るに堪えない父性。

『ハッピーアワー』を観ていればそれなりに楽しめるとは思う。特にあのアフロが誰だか分かったときは爆笑した(あの物理学者で合ってるよね。。。?)

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

見渡す限りの砂漠とジョニー・グリーンウッドの劇伴、その共通点からまず想起したのはPTAの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。そちらは主人公の狂気に呑まれ続けるのが苦しく、(21世紀を代表する名作であるの>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

第1話
古川琴音さん。。。ちょっと。。。

























好きです。


第2話
瀬川先生、めっちゃくちゃ良い大学教授だった。


第3話
なんかもう泣け過ぎちゃって
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.6

しつこい男によるしつこい話。

家のない人は家のある人と、お金持ちは貧乏人と、字の読める人は字の読めない人と結婚するべきです。みたいなセリフがとっても印象的で良かった。

ホセインがオリーブの林を抜け
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.9

大学卒業にまつわるあれこれで映画を観ずに1ヶ月以上が経ってしまった。今日だけは一旦小休止ということで、家でゆっくり鑑賞。絶対に外れないだろうということでウェス・アンダーソン作品から初期のこちらを選びま>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

なんていうか、アンビエントミュージックだった。

チーズと芽キャベツのパイ、きっと不味いんだろうなと思いつつアダム・ドライバーの顔を凝視していると、最初はどっちかよくわかんなかったけど段々不味かったん
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.9

〈2回目〉2021年11月19日ユーロスペース

1回目の鑑賞記録を読み返すと、前半の青年2人との会話に退屈さを覚えていたようだが、今日観たら割と可笑しくて笑っちゃった。車に乗せた1人目、従軍中の青年
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

映画化は不可能!とまで言われた原作小説は未読なのですが、この映画を観る限りそうは思わなかった、と思えるくらいまとまりの良い脚本だったということでしょう。原作を読まないと何とも言えないことだけれど。>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.5

古びることのない正真正銘の古典的名作である。
最初モノローグ多いなぁなんて思っていたけど、面白くてかなりのめり込んだ。

チャップリンのモノマネ上手すぎて笑った。

「マルホランド・ドライブ」を観る前
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.9

うおおおおあああああ!!!!!面白過ぎる!!!!!
これは『タクシードライバー』であり『ジョーカー』であり『ブレイキング・バッド』だ。そして梶井基次郎『檸檬』でもある。(『ジョーカー』はあまり好きで
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馬ありて(2019年製作の映画)

3.7

モノクロならではの美しさは劇場で鑑賞すべきものだと思った。家のテレビだと物足りない。
ドキュメンタリーとしては物凄く面白いわけではないし、何かを投げかけるような物ではないように感じた(そこが良い)。
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今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

4.1

これは競馬ファン必見。そして競馬ファンでなくても必見である。私は後者ですが、これはもっともっと観られなければならないドキュメンタリー作品だと思います。

競走馬として生まれてきた馬は、そのほとんどがレ
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.7

世界の溝口作品初鑑賞

「幽玄」という言葉の意味がようやく分かったような気がする。
とても受け入れられない自分勝手でどうしようもない男たちの業の深さが描かれている。その苦しみや過ち、そして愛は普遍的で
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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

殺伐とした時代における余裕のない大人たちの雰囲気は、子どもたちの「社会」にモロに反映される。子どもは仮に逞しく見えてもどこまでも脆い。。。と、これは『クーリンチェ少年殺人事件』において描かれていたテー>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

面白かった!

ネタバレ容認派なので、事前情報ない方が楽しめるって言われがちだけど最初から知っててもいいと思うけどな

いや、あんた最後まで観たんか?と思わされる感想がチラホラ、、、笑

(1954年製作の映画)

3.4

過去の作品を現代の価値観で非難するのは、そうすべき場合も大いにあるものの、やや危険で傲慢な判断になる可能性もある。という前提のもと、、、

この作品は今から60年以上も前に、巨匠フェデリコ・フェリーニ
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.3

人物をより深く描写することで、物語に厚みが増していると思った。
所々「???」となる展開があるけど気にならない。気になるのはこれに「続」とか付けちゃった邦題。
南北戦争の組み込み方も面白いし、何より戦
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.5

きっとよく分からないだろうし、『ホーリー・モーターズ』とか『マルホランド・ドライブ』みたいに、評価保留にしようと思ったけど、これはもう映像だけでかなり食らってしまった。

特に半透明のカーテン。光の中
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

4.2

映像のレベルがめちゃくちゃ高い世にも奇妙な物語、という感じ。

中井貴一演じる雨宮の周辺(恋人、兄との関係)についても細かく描写されていたり、ワンカットが異様に長かったりと、出だしからただのアイドル映
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岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

-

妖怪が普通に出てきても普通に受け入れてるのは中々良いなと思った。子どもが観たらこの描写にどんな表情をし、何を思うだろう。私以外は中年女性しかいない劇場だったので、推し量ることしか出来なかったが。。。>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

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こういう夢と現実が混ざってる話、問答無用に興奮してしまう。

ただし、点数付けるのは劇場で観れる日が来るまで見送ります

あと4回くらい観ると思う。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソン監督の作品は画面に集中させられるからか、ストーリーがあまり頭に入らない。別に難しい話じゃないんだろうけど、今回もあんま頭に入らなかった。でも好き。大好きです。

今作も目を見張るよ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.8

回転するカメラワーク、格別に面白い。凄すぎる。ずっと回転してる。
これが1965年の作品、、、

そのためか、字幕がとにかく邪魔だ。フランス語を理解して字幕なしで観たい。

でも、これは気持ち悪い話だ
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

-

「お前がお前として生き続けること、それが罰だ」


『ポンヌフの恋人』が良かったので、U-NEXTで配信終了間近のカラックス作品ということで鑑賞。
映画オタクにはたまらないんだろうけど、僕はまだそんな
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.3

長過ぎる喧嘩シーン、あまりにも面白過ぎるw

めっちゃコミカルで風刺効いてて最高だった。

正直かなり大好きな映画。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.6

U-NEXTでの配信がそろそろ終わるらしいし、名作って書いてあるから観よ〜、という軽い気持ちでの鑑賞。しかし、言葉では表せない何とも重い気持ちになる映画だった。

脚本の面白さというか、引き付ける力は
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.7

初レオス・カラックス作品鑑賞
圧倒的な映像美とは何か、まざまざと見せ付けられた。

どのシーンでも、次の瞬間何か良からぬ事が起きてしまうのではないかと思わせる緊張感あり、その不気味さも良かった。

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ハズバンズ(1970年製作の映画)

4.1

初カサヴェテス

濱口竜介監督のオールタイム・ベストに入ってて、『ドライブ・マイ・カー』のレビューでもちょこちょこ名前を見かけるので気になって鑑賞。濱口監督はこれ大好きなんだなぁってことがよく分かった
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.3

ブルーハーツに人生の全てを変えられてしまった私としましては、ただただ羨ましく、そしてまぶしく彼女達の青春に憧れてしまうのでした。

甲本雅裕(ヒロトの弟)が出てるのは笑った。

山下敦弘監督が1番セン
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