「べき」とか言わん方がいいんだけど、これは観るべきと言ってしまいたくなる。
〈2回目〉2023/06/06@横浜シネマリン
〈1回目〉
睡魔との戦いを覚悟したが、それは杞憂に終わった。一つ一つの動作から目が離せないというよりは、時折何か別のことを考えながらも、ただただ真っ>>続きを読む
映画を観るときの自分は道徳観が消失してしまうのか、正直言って「めちゃくちゃ楽しかった」し、本当に不謹慎だと思うんだけど、オチは爆笑してしまった。いやいや、これかよ!みたいな。
デヴィッド・ボウイのよう>>続きを読む
最後のセックスシーン、プロレス過ぎて、これはどうなったら勝ちなんだろう?とは思いつつも、肌と肌の擦れる音がエロかった。
砂糖を延々と食べるなんて、演技だとしても可哀想と思ったら監督本人だったので安心し>>続きを読む
映画を観るのは好きだから出来れば毎日観たいし、それもできれば映画館で観たい。そのはずが、気付いたら映画を1ヶ月近く1本も観ていない。単に新生活(と言っても相変わらず学生のままだ)が忙しかったからではあ>>続きを読む
つまんないから寝る、とかではなく、これは寝るよ。死すらも可逆的なものとして取り扱われるんだもの。ハードディスクとアンテナ。
何となくこの曲を思い出した。サウスロンドンの新星によるデビュー作。
htt>>続きを読む
これを撮ってしまったら、次は一体何を撮るの?と思わずにはいられないほど、監督の作家性が極北に至ってしまった作品。もはや病的であるとさえ言える。
第3話のカーチェイスを完全にアニメーションで乗り切ってし>>続きを読む
話は知ってたけど、やっっっっっと観た。
無駄な映像が一切ない、編集がほんとうにすごい。
開始早々『仮面/ペルソナ』だった。
主人公は最後、タイラーを撃ったのか、タイラーになったのか?
間違えて持ち帰っちゃった友達のノートを返しに行かなくちゃ、というだけの、本当にただそれだけのお話。でも僕らはみんなアハマッドが見た風景を知ってるし、感じていることが分かる。
キアロスタミの他の作品に比>>続きを読む
時間をかけてちょっとだけ親切になる話。
髭を剃るべーザード。
カメラを忘れる。
全く携帯の電波が入らない。
何回も高台に車を走らせる。
ファザードにおばあちゃんの体調を尋ね続けるべーザード、必ず要領>>続きを読む
子ども達が中心にいる、大人が主人公のお話。
子どもは守られなければならない、それがファンタジーの世界であっても。
フレンチディスパッチまだ劇場でやってるうちに観に行かなきゃな〜
抜群に面白かった。『偶然と想像』から先に観たので、打って変わってだいぶ男臭い渋川清彦にウケた。
あえて何も書くまい。
K2シネマで鑑賞
このレビューはネタバレを含みます
あまりにも気持ち悪い母性とあまりにも見るに堪えない父性。
『ハッピーアワー』を観ていればそれなりに楽しめるとは思う。特にあのアフロが誰だか分かったときは爆笑した(あの物理学者で合ってるよね。。。?)
見渡す限りの砂漠とジョニー・グリーンウッドの劇伴、その共通点からまず想起したのはPTAの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。そちらは主人公の狂気に呑まれ続けるのが苦しく、(21世紀を代表する名作であるの>>続きを読む
第1話
古川琴音さん。。。ちょっと。。。
好きです。
第2話
瀬川先生、めっちゃくちゃ良い大学教授だった。
第3話
なんかもう泣け過ぎちゃって>>続きを読む
しつこい男によるしつこい話。
家のない人は家のある人と、お金持ちは貧乏人と、字の読める人は字の読めない人と結婚するべきです。みたいなセリフがとっても印象的で良かった。
ホセインがオリーブの林を抜け>>続きを読む
大学卒業にまつわるあれこれで映画を観ずに1ヶ月以上が経ってしまった。今日だけは一旦小休止ということで、家でゆっくり鑑賞。絶対に外れないだろうということでウェス・アンダーソン作品から初期のこちらを選びま>>続きを読む
なんていうか、アンビエントミュージックだった。
チーズと芽キャベツのパイ、きっと不味いんだろうなと思いつつアダム・ドライバーの顔を凝視していると、最初はどっちかよくわかんなかったけど段々不味かったん>>続きを読む
〈2回目〉2021年11月19日ユーロスペース
1回目の鑑賞記録を読み返すと、前半の青年2人との会話に退屈さを覚えていたようだが、今日観たら割と可笑しくて笑っちゃった。車に乗せた1人目、従軍中の青年>>続きを読む
映画化は不可能!とまで言われた原作小説は未読なのですが、この映画を観る限りそうは思わなかった、と思えるくらいまとまりの良い脚本だったということでしょう。原作を読まないと何とも言えないことだけれど。>>続きを読む
古びることのない正真正銘の古典的名作である。
最初モノローグ多いなぁなんて思っていたけど、面白くてかなりのめり込んだ。
チャップリンのモノマネ上手すぎて笑った。
「マルホランド・ドライブ」を観る前>>続きを読む
うおおおおあああああ!!!!!面白過ぎる!!!!!
これは『タクシードライバー』であり『ジョーカー』であり『ブレイキング・バッド』だ。そして梶井基次郎『檸檬』でもある。(『ジョーカー』はあまり好きで>>続きを読む
モノクロならではの美しさは劇場で鑑賞すべきものだと思った。家のテレビだと物足りない。
ドキュメンタリーとしては物凄く面白いわけではないし、何かを投げかけるような物ではないように感じた(そこが良い)。>>続きを読む
これは競馬ファン必見。そして競馬ファンでなくても必見である。私は後者ですが、これはもっともっと観られなければならないドキュメンタリー作品だと思います。
競走馬として生まれてきた馬は、そのほとんどがレ>>続きを読む
世界の溝口作品初鑑賞
「幽玄」という言葉の意味がようやく分かったような気がする。
とても受け入れられない自分勝手でどうしようもない男たちの業の深さが描かれている。その苦しみや過ち、そして愛は普遍的で>>続きを読む
殺伐とした時代における余裕のない大人たちの雰囲気は、子どもたちの「社会」にモロに反映される。子どもは仮に逞しく見えてもどこまでも脆い。。。と、これは『クーリンチェ少年殺人事件』において描かれていたテー>>続きを読む
面白かった!
ネタバレ容認派なので、事前情報ない方が楽しめるって言われがちだけど最初から知っててもいいと思うけどな
いや、あんた最後まで観たんか?と思わされる感想がチラホラ、、、笑
過去の作品を現代の価値観で非難するのは、そうすべき場合も大いにあるものの、やや危険で傲慢な判断になる可能性もある。という前提のもと、、、
この作品は今から60年以上も前に、巨匠フェデリコ・フェリーニ>>続きを読む
人物をより深く描写することで、物語に厚みが増していると思った。
所々「???」となる展開があるけど気にならない。気になるのはこれに「続」とか付けちゃった邦題。
南北戦争の組み込み方も面白いし、何より戦>>続きを読む