Mharaさんの映画レビュー・感想・評価

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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

2.5

狂気を孕んだ情熱を観るのは好きなのだが、山田氏からいまいち狂気が感じられない。
もっともっと手加減無用、本気の狂気を見せてほしかった。

山田氏が中学時代に作った怪獣セキラ。
アレの素晴らしさを理解す
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

2.0

質の高いロードムービーで役者の演技も素晴らしい。

ただ私は狭量な人間なので終始ベンジーにイラつきながら映画を観ていた。
あんな人のいるツアーはごめん被りたい。
彼には彼の事情があるのだろうが、私は彼
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ベルサイユのばら(2025年製作の映画)

1.5

原作は史上最高の漫画の一つ
あの大名作を2時間という時間でどう料理してくれるのかと期待していたのだが…

令和のこの時代に再び「ベルサイユのばら」を映像化してくれたことには感謝する。
しかし、2時間で
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雪の花 ―ともに在りて―(2025年製作の映画)

1.5

笠原良策という偉人を題材にしてこんな酷い映画をよくぞ撮ってくれたものだ。

登場人物は良策が少し頼めば全て彼の意のままに動くし、良策に反対の立場の人間はどうしようもない低劣な人間ばかり。
題材が良い以
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サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

3.0

好きなラストなのだが、このラストならもうちょい中村雅俊の出番が多い方が良かった。

また登場人物にデリカシーない人が多いかな、これは都会とか田舎とか関係ないと思う。

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

4.0

ドナルド・トランプというよりアメリカに堂々と糞を投げつけた気骨あふれるロックな映画。
トランプ支持者も反トランプも気持ちよくなれない作りなのが逆によい。

ジェレミー・ストロングのロイ・コーンがとにか
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

3.5

他人様の家のことをとやかく言うのは気がひけるのでそれについては何も言えない。

ただ、見る前に想像していたより父親が紳士的で聡明で、姉は美しく可愛らしかった。

(2025年製作の映画)

3.7

カッコよさとみっともなさと可愛らしさを見事に体現してみせた長塚京三は見事
女性陣が皆、美しく恐ろしいのも良かった

室町無頼(2024年製作の映画)

3.6

長尾謙杜が素晴らしかった。
これは彼の映画だろう。

めちゃめちゃ好きなストーリーなのだが、人物が死ぬとやたらウェットな感じになるのが違和感。
もうちょいカラッとしてるのが命の価値が軽すぎるあの時代ら
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メカデザや戦闘シーンは個人的にあまりハマらなかったが先の展開が気になる
キャストでは名塚佳織のキシリアがかなり良かった

それにしてもキャスバル兄さん…
どの世界線でも迷惑な人ですよ貴方は

366日(2025年製作の映画)

4.6

今は西暦何年?と混乱するほど凄まじいまでの00年代臭。
あまりにも自分映画すぎて自分以外の他者全員にこの作品を否定してもらいたいような気さえする。

稲垣来泉さんと齋藤潤君がかろうじて自分を2020年
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妖星ゴラス(1962年製作の映画)

3.1

1962年の映画だがとにかく特撮が凄い
ミニチュアも素晴らしいし、津波からの大洪水は圧巻
2001年宇宙の旅以前の宇宙描写も今見るとかなり頑張っている
俳優陣では水野久美さんの美しさがGOOD

南極
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

2025年初鑑賞作(過去に鑑賞済)

山田杏奈が拾う武器がどんどんパワーアップしていくのがゲーム的で楽しい

作り手は妙ちゃんに感情移入しすぎと思うし、相葉はもうちょっと普通の学生に見える方がよいとも
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私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

2.5

説明台詞が多すぎたり、呑み込みづらい展開が多かったりしたが
「のんがのんとして喋っていたら嬉しい」台詞がちょいちょいあって彼女が現場で愛されていることが嬉しかった

ソニック × シャドウ TOKYO MISSION(2024年製作の映画)

3.2

楽しかったのだがちょっとテンポに不満
シャドウは魅力的なキャラなので彼を中心に話が進んで欲しかったかな

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

門脇麦の表情が常に絶妙だ
彼女の人生が気になって仕方ない

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

3.5

室町・戦国時代の監修がしっかりとされている良質な時代劇エンタメ。
子ども向けに作ってはいるが表現も含めて大人な映画。

土井先生と彼を演じる関俊彦の芝居が素晴らしいのでもっと彼を観ていたかった。
土井
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【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

3.2

原作漫画既読者の感想

原作漫画よりはずっと良いというか非常に誠実だし、正しい作品になっている。
アニメ2期まで見てます。原作半分くらいまで読んでますという人には当作こそ推しの子として勧めたい。
ただ
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ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

3.5

フットボール好きとしてはブンデスリーガの素晴らしいスタジアムをスクリーンで見れて嬉しかった。
ブンデスリーガはチケット代に交通費が含まれているためバスや電車などの公共交通機関で移動しやすいのだが、この
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動物界(2023年製作の映画)

4.3

おのれ人類…滅べ!
と思える映画は基本的に好きなのだが本作はその点で最高。
素晴らしすぎてエンドロールでひたすら泣いてしまった。

ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US(2024年製作の映画)

3.8

タイトルのカッコよさは今年ナンバーワンかも。
ライル側もよく描けていて自分が彼の友人なら彼を擁護するクソヤローとして映画に出演したかもしれない。

室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

1.1

作り手の人間性に疑問を抱かざるをえないくらいに不誠実かつ不出来な映画
不条理ナンセンスコメディ映画としてはかなり笑える…のだがそれでも不快感が勝る

誰かこの脚本を止められる人間いなかったの?
もうフ
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正体(2024年製作の映画)

2.9

横浜流星がとても良かった。
とくに森本慎太郎との交流シーンや吉岡里帆の部屋で映画を観るシーンはかなり良かった。

制作にTBSが絡んでいるため、記者は容疑者を信じる善側で、警察は杜撰な捜査で冤罪を生み
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

4.0

最初はかなり笑える映画だったが、どんどん恐ろしくなり最終的には今年一番のホラーになった。

ポールの立場は色々な"モノ"に置き換えが可能で、それこそ明日にでも自分が劇中のポールと同じ境遇になりかねない
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.4

2人の男をコントロールするゼンデイヤも振り回される男たちも共感できないのに面白い

六人の嘘つきな大学生(2024年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

メインの六人が良い感じに不快だったので最初から彼らの破滅を願っていたが、なんかちょっとなあ…という。
浜辺美波が最後まで保護されてるのは東宝芸能ズルいなあ、と思った。

海の沈黙(2024年製作の映画)

1.3

主人公の本木雅弘は流石の存在感なのだが、登場するまで時間がかかりすぎる。
贋作云々の話や自殺者の話はまったく必要なかったのでは?
いらないものが多すぎた。

「巨匠の評価とか美には関係ない」と劇中で言
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アイミタガイ(2024年製作の映画)

3.6

感動的な場面に流れる感動的な音楽が非常に自然な流れで上手い。
ただ一番泣けたのはその直後のシーン。
お金、大事です。

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.5

自分の知っているローマの歴史とかなり違う気がしますが、面白かったです。
原哲夫や王欣太の漫画的な画の力が良かった。

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.5

面白いしラストも素晴らしかったけれど…


dogさあ
もっと本気出せよ、最初から本気じゃなかっただろお前よぉ……と見てしまった。

ベルナデット 最強のファーストレディ(2023年製作の映画)

3.6

面白い。
政治家イジりには何度もクスリとさせられた。
特に98年ワールドカップ決勝でジダンの名前しかしらないシラク大統領のシーンは最高。
日本でもやれないものだろうか、この手の映画。

シラク夫人は勝
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ルート29(2024年製作の映画)

2.0

君はこの映画側の人間じゃないよ。
というメッセージを感じつつも、ちょいちょい好きなシーンがあった。
じいじに魚を積むシーンなんかはじいじが不憫で可愛かった。

ネネ -エトワールに憧れて-(2022年製作の映画)

1.7

率直に言って残念。

役者は良かったし、途中までは丁寧に作品を紡いでいただけに、終盤のあまりに急な展開に唖然としてしまった。
そりゃこのラストを期待して見に来たとはいえいくらなんでもあんまりだ。

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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

2.9

新発田藩も官軍も奥羽列藩同盟もクズばっかりという主張に一貫性はあったが、チャンバラやりたすぎる欲が前面に出てる東映らしさがテンポを削いだかなあ

ゼンブ・オブ・トーキョー(2024年製作の映画)

3.5

期待値ゼロ、日向坂の知識ゼロで鑑賞したがこれが面白い。
東京映画としても青春映画としても良いんじゃないでしょうか。
日向坂に対する知識があれば確実にもっと楽しめたはず。