michikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ブレイド(1998年製作の映画)

2.0

シリーズ第1作目。
オープニングのブレイドの登場シーンは、銃撃あり剣術ありの無双スタイリッシュアクション。彼の強さが存分に楽しめ、これからどんなカッコいいシーンが楽しめるのだろう、と期待値を上げてくれ
>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

金目当てで舐めきった若者vs元軍人で自分の家を知り尽くした盲目老人、かと思いきや老人の内包する怪物を描くという幾つもの意外性で大傑作であった前作。
ハッピーエンドでありつつも何処か不穏な空気を残した結
>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

人間を誘惑し捕食する人魚の姉妹。彼女らが陸で辿り着いたのはセクシャリティとミュージックで溢れるナイトクラブだった。その妖艶な少女達は一夜にしてスターとなるが、姉は人間の男に恋をして一歩ずつ大人の階段を>>続きを読む

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.0

コレはまたとんでもない作品が生まれてしまったな…。

日本でもTV放送された懐かしのアニメ『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』。
主演で人気役者となったチップとデールだが、デールの脇役
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

『ミッドサマー』などの尖った作品を次々に輩出しているA24の2019年作品。

絶海の孤島を舞台に、2人の灯台守の間で展開する息詰まるドラマを描いたスリラー。
あえてモノクロで描かれるその世界は何が真
>>続きを読む

ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

3.0

シリーズ3作目にしてリブート作品。
なんとゴールデンラズベリー賞にて、「最低監督」「最低前日譚・リメイク・盗作・続編」「最低作品」の各部門で受賞し、続編も中止となり、ディズニー買収にて20世紀FOXか
>>続きを読む

ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

1.5

シリーズ2作目。
ファンタスティック・フォーとして一躍有名となった4人の前に、宇宙から新たな脅威が迫る…。

色々と雑…。
前作も本作も彼らがそのスーパーパワーで人々を助ける描写がほとんど無いので彼ら
>>続きを読む

フィニアスとファーブ/マーベル・ヒーロー大作戦(2013年製作の映画)

1.5

発明が得意な天才化学少年の二人と極秘エージェントのカモノハシが活躍するテレビアニメ『フィニアスとファーブ』のMarvelコラボ回。

相変わらずカモノハシは飼い主である少年二人には正体を明かさず暗躍す
>>続きを読む

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

2.0

シリーズ第1作目。
ファンタスティック4の誕生と宿敵ドクター・ドゥームとの闘いを描く。

今ではそのリアリティのある描画や丁寧なシナリオ、深い人物描写でアメコミ映画も市民権を得てきたが、本作では当時ら
>>続きを読む

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.5

X-MENシリーズのスピンオフであり、これまでの作品を見ているとより楽しめるシリーズ第13作目。

自分の能力をコントロール出来ないミュータントの少年少女たち。彼らを治療する為の病院で隔離生活を行うが
>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.0

X-MENシリーズ第12作目。
低評価で有名な本作ではあるが、X-MEN 過去編の正統続編であろう事から半分期待もしていた。しかしその不評の理由は納得できるものだった。

X-MENシリーズは何かと矛
>>続きを読む

マーベル・スタジオ アッセンブル・ユニバース/マーベル・スタジオの世界(2014年製作の映画)

2.5

Marvelコミックの一連の映画シリーズであるMCUの成功ヒストリーを2014年ごろの視点から振り返って描くドキュメンタリー。『アッセンブル・ユニバース』というタイトルで公開されている。
時代としては
>>続きを読む

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.5

ボスベイビーが兄のティムと一緒に新しいミッションをこなすと言うありきたりなシナリオを想像していたのだが、冒頭から見事に裏切られる。そしてそのキャラクター設計が本作のテーマとも非常にマッチしている見事な>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

2.5

これ程までに有名作・人気作の為、考察サイトにて誰もが納得できる正解がまとめ上げられていることが普通だと思われる。しかし本作はどんな考察を見ても都市伝説以上の説得力を感じられない。

ブリュンヒルデ、大
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

MCU第28作目にして、「ドクター・ストレンジ」の6年ぶりの第2作目。

ドラマ『ロキ』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で描かれた「マルチバース」という世界観。今後、征服者カーンが登場する事
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

X-MENシリーズ第11作目であり、「デッドプール」シリーズの2作目。

デッドプールの誕生を描いたシンプルなストーリーであった前作と比べ、タイムトラベルでの歴史改変を取り入れつつ敵味方入り乱れる面白
>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

2.5

X-MENシリーズ第10作目であり、ウルヴァリン3部作の最終作。
これまでのスーパー能力でのSFアクションとは大きく異なり、ミュータントが絶滅しかけている近未来を舞台に、ウルヴァリンとプロフェッサーX
>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.5

もう何度目の視聴か分からないが、見る度に自分の”今”を投影してしまう。それは本作品では様々な年代の女性を描いており、また思春期や挫折と成長という普遍的であり誰もが経験する人間らしさをテーマにしている為>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.0

コレはまたとんでもない作品だった。

倦怠期突入の夫婦、長い付き合いでありお互い信頼と安心感のある生活だからこそ、疎遠になっていたトキメキや熱情。
しかしそれでも、いやだからこそ沸き起こってしまう嫉妬
>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.0

X-MENシリーズ第9作目であり、過去編を描く新シリーズ第3作目。
これまでで最も強大で最悪の危機を大スペクタクルで描く。

『フューチャー&パスト』によって過去改変が行われている為、年代的に本作より
>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン公開記念 マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ(2014年製作の映画)

2.5

今やヒーローコミック、ヒーロー映画というジャンルにて圧倒的な成功を収めたMarvelだが、タイムリーコミックスとしての設立から75年、その繁栄は一進一退であった。
そんなMarvelの歴史を、作り出し
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

2.5

X-MENシリーズ第8作目であり、「デッドプール」シリーズの1作目。

Marvel作品群の中である程度固められつつあるヒーロー像をことごとくぶっ壊すデッドプール。
その為、Marvelシリーズを追っ
>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.0

X-MENシリーズ第7作目。
旧3部作と過去編である新シリーズの両作の続編にあたり、未来と過去を同時進行で描くという複雑なプロットでありつつも過去のキャスト総出演という集大成であり意欲作の本作。

>>続きを読む

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

1.5

X-MENシリーズ第6作目、ウルヴァリン3部作の第2作目。
愛するジーンを失って引きこもりとなっていたウルヴァリンが日本の大企業のお家騒動に巻き込まれる。

原作で存在するエピソードではあるらしいので
>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.0

「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の第3作目。

前評判の悪さで少し心配していたが、ダークヒーローの誕生をしっかりと丁寧な作りで描いていて、明快で分かりやすいヒーロー映画だった。

>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.0

原作未読でTV放送を視聴。
人気から伺えるように原作は非常に面白いのだろう。少年少女という低年齢のキャラクターと絶望的な世界観とのギャップ、頭脳明晰なキャラ達と大人達の頭脳戦という憧れの様なシチュエー
>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.5

X-MENシリーズ第5作目であり、新シリーズ1作目。
まだミュータントが一般的に知られていない1962年、冷戦下のアメリカとソ連の睨み合いは第三次世界大戦を引き起こそうとするミュータント集団「ヘルファ
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

2.5

「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の第1作目。

本来はスパイダーマンに登場するヴィランであり、『スパイダーマン3』にも登場したヴェノムだが、紆余曲折ありつつも完成した本作にはスパイダ
>>続きを読む

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

2.0

X-MENシリーズ第4 作目、ウルヴァリン3部作の第1作目。
X-MENオリジナル3部作で明かされなかったウルヴァリンとストライカーの関係、そして失われた記憶が紐解かれる。

オリジナル3部作で強く描
>>続きを読む

ラジエーター・スプリングス 500 1/2(2014年製作の映画)

1.5

『カーズ』の2つ目の短編映画シリーズ『カーズトゥーン ラジエーター・スプリングスの仲間たち』の第4話であり最終話。

コレまでは超短編という短さだったが本作はきっちり起承転結あり。カーズらしいレースシ
>>続きを読む

グイドは看板ダンサー(2013年製作の映画)

1.5

『カーズ』の2つ目の短編映画シリーズ『カーズトゥーン ラジエーター・スプリングスの仲間たち』の第3話。

看板ダンサーという日本には全く馴染みのない職業。最近も『ソウルフル・ワールド』や『ジョーカー』
>>続きを読む

レッドと小さな友達(2013年製作の映画)

1.5

『カーズ』の2つ目の短編映画シリーズ『カーズトゥーン ラジエーター・スプリングスの仲間たち』の第2話。

本作では『カーズ』本編にも登場したハエが主人公。そうそうコイツ!コイツの存在が本編の時からメチ
>>続きを読む

マックィーンのしゃっくり(2013年製作の映画)

1.5

『カーズ』の2つ目の短編映画シリーズ『カーズトゥーン ラジエーター・スプリングスの仲間たち』の第1話。

良くあるしゃっくりコメディであり、カーズである必然性は無い。が、『メーターの世界つくり話』とは
>>続きを読む

タイムトラベルメーター / Time Travel Mater(2012年製作の映画)

2.0

メーターが主人公のスピンオフ短編作品『カーズトゥーン メーターの世界つくり話』の第11話。

ラジエーター・スプリングスがまだ造られていない1909年にタイムスリップし、街の起源、そしてリジーとスタン
>>続きを読む

飛行機メーター/Air Mater(2008年製作の映画)

2.0

メーターが主人公のスピンオフ短編作品『カーズトゥーン メーターの世界つくり話』の第10話。

『カーズ』の姉妹作品である『プレーンズ』の舞台、キャラクターが出てくる。(『プレーンズ』は未視聴なのでどこ
>>続きを読む

名探偵メーター(2010年製作の映画)

2.0

メーターが主人公のスピンオフ短編作品『カーズトゥーン メーターの世界つくり話』の第9話。

助けを求める未亡人、店での調査、波止場での暗躍、探偵モノの特徴を実に巧くくだらなく再現している。ただストーリ
>>続きを読む