toronekoさんの映画レビュー・感想・評価

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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

不器用な二人のちょっとした"やさしい嘘"。そして、このストーリーのキーとなるのは"オドンチメグ"と"ルクマン"。ただただ、ほっこりするストーリーと思いきや、名言と言うべき台詞が多く、考えさせられること>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

「刹那」(せつな)
「呾刹那」(たんせつな)
「臘縛」(ろうばく)
「牟呼栗多」(むこりった)

登場人物それぞれの"生き方"が絶妙に交差し、自分自身の世界に様々な影響を与えて、気付きや、生きる意味
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市子(2023年製作の映画)

3.8

まず、俳優陣が素晴らしい。
引き込まれてあっという間に終わる。
あっという間すぎて、ラストは、、、

でも、こういう影のある人に惹かれる異性って一定数確かにいる。自分がいなくちゃ!助けてあげられるのは
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.0

このお父さんの明るさは、芯の強さから来るものなのだと改めて。そして、どんな状況でも優しく語りかける直子さんの声の温度が素晴らしく、この作品を温かく包んでくれる。もう直ぐそこにある現実なのかもしれない、>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.2

うちの母も、自分の母から愛されなかったから私を愛す事ができなかった、愛し方が分からなかったのだろう。今ならわかる、でも幼い自分にはこれが暴力であるとか、束縛、呪縛、洗脳だとは思わず、ただただ愛されたく>>続きを読む

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.5

コレほどまでに泣ける映画とは!

アニメシリーズにハマり、他にない、何とも言えない独特な台詞回し、邦画で言うところの小津安二郎のような不思議な間と無理のない、あくまでリアルな人物設定。

おそらくアニ
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.7

絵のタッチが可愛いからこそ、余計にその内容とのギャップに恐ろしくもジワジワと沁みる。コレは死後?妄想?色々な憶測を考えながらも、独特な世界観にドップリ浸かって、精神的に飛んじゃってる感覚さえ覚える。>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.6

スコットランド民謡が心に染み渡る。

主人公の「時間の潰し方がわからない」というセリフ、リタイアした人たちが皆感じる今までと違う毎日への不安をまさに表現しているように感じる。

仕事が生き甲斐、でもそ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.9

原作知らずで劇場版から参戦。1からハマり今回も予想以上の満足感!初めはいつも、登場人物の名前やら国の名前やらに苦戦するのだけど、それもいつも途中から関係なくどっぷり楽しめる展開へ。ここがキングダムの魅>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

何気なく見始めたら、とんでもなく心に刺さる作品だった!うららの気持ちがよぉーく分かるし、うららみたいな高校生だった!BL読んでた!でも、雪みたいな友達はいなかったかな。同級生はコミケで漫画売ってたし、>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ボクシングジムに通っていた頃を思い出す。
そう、まさに、ジムの顔は会長。そして、ジムという"居場所"が自分を自分にさせてくれる。だから、主人公の気持ちがすごくリンクする。居場所が無くなることへの不安や
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今までの作品とは明らかに違う世界観でした。ただ、このタイトルといい、あの積み木といい、何より過去作を彷彿とさせるようなシーンの多くが、作品を見終わってからジワジワとどんな意味だったのか?と思い出され、>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

4.3

そう来ましたか。。。
エンドロール見ないと分からないことだらけ。今までの振り返りも、個人的にはいい感じにまとまっていて面白かった。

闇だなぁー。
本当にこの世の中、こんな事平気で起きていると思う。表
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.8

8/9は我が父の誕生日。「毎年この日になると朝からみんなが"二度とこんな日が来ませんように"ってお祈りするんだよ」と冗談混じりに話す父を思い出す。そんな父も、もう居ない。夢枕にもなかなか出てきてくれな>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

救われないし、報われないし、感情が"悲しい"とかではない、どうしようない悔しさと無力感。誰の為の、何の為の争いなのか。自分の身の回りの小さな揉め事や嫉妬、妬みからだってもしかしたら大きな争いに発展する>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

"人間という箱に入った宇宙人"だって言葉で心が軽くなった。同じ家族や親戚、友人だって、血が繋がっているから、気が合うからというだけで一緒じゃないし、それぞれ違う箱に入っているだけだって。そう思えたら孤>>続きを読む

劇場版 ねこ物件(2022年製作の映画)

3.5

ドラマからのほのぼの感そのままでやっぱり猫たちに癒される作品✨でも今回はおじいちゃんとの事、弟のこと、不動産屋さんとの進展ありと色々なドラマがあって、ほんのり涙して笑って幸せな時間でした。コレみた後す>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

これぞエンターテインメント!!物語が幾つも重なり合い、繋がって、全てを気持ちよくまとめ上げている!!音楽も素晴らしい。役者がとにかく最高!!こんな映画を待っていたんです。本当に心から。出逢えて良かった>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.8

今までの人生、傷付く事が多く、またネグレクトや親への不信感から悩み苦しんだ幼少期を過ごした人なら誰でも分かる主人公の気持ち。言葉悪く、あえて言うなら、このクソみたいな世の中、それでも希望を持って、まず>>続きを読む

パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

3.8

小林聡美さんと、もたいまさこさんが出ていればもう、それだけで良い!ってくらい二人が好きです。それを置いておいてもこの作品は見た後ほっこり心が温かくなる。こんな食堂あったらいいな。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

"好き"が溢れてるっ!
"愛おしい"が止まらない!
一番大切な存在、それを"家族"と呼ぶ。
どんな形の家族でもいい、家族がいる事で強くなれる。シロさん、ケンジさん、大好き!

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

最高だった!
スラムダンク世代にはたまらない!
ただ、原作を知っているからこそ、あのシーンは?とかあのエピソードないのかぁーと個人的な思いはあるけど、総合的に見てめちゃくちゃ面白かった。音がなくなるシ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

久しぶりにDVDまで買って、手元に持っておきたいと思う映画に出逢えた。苦手な人もいるかも知れないけど、個人的にはずっとこの作品を心のどこかで待っていたのかもと思えるほど感動しました。心が震えました。行>>続きを読む

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.8

何度となく見ているけど、何度見ても面白いしアニメ版の和気藹々さはないにしろ、ここまでリアルなストーリー展開でパトレイバーの世界を描けるとは押井守監督はやはり偉大。セリフさえ覚えていて展開も知ってても楽>>続きを読む

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

これが本当に実話なのか!?と疑うほど。素晴らしい作品だった。まさかの涙が出た。まだまだ戦後の高度成長期だからこその内容とも取れるけど、今の時代でもこんなカタチの"優しさ"があっていい。みんながみんなを>>続きを読む

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