おだまきさんの映画レビュー・感想・評価

おだまき

おだまき

劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK(2024年製作の映画)

4.5

最近余計なことを考える時間が多くて子孫を残すという目的のためになぜ生きなければいけないのかをずっと考えていたんだけど、同じ問いに対してジークが「キャッチボールが楽しければ生きる意味はある」と結論付けて>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

MCU特有のギャグの寒さと決着がつく直前のスローモーションが健在で、物語としてつまらないのはわかるんだけどヒロイン(ヴェノム)死んだせいで嫌いになれない。というか結構好きかも。切断も破損も効果がない敵>>続きを読む

動物界(2023年製作の映画)

3.7

治りようがないのにどうすんだこれと思いつつぼーっと観てると新生物を受け入れ始めているニナの存在にほっとしつつ治るってなんだ、何の文脈もなく出現したのだから受け入れるのが筋だろみたいに視座そのものが変わ>>続きを読む

エリジウム(2013年製作の映画)

4.0

若すぎるマット・デイモン、誰かわからなかった

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

五行思想に多少の知識があるだけでも少しは楽しめる。
ホラー映画のテンションで見ていたら火球が空を舞い始めたり、亡霊が具現化したりといったB級オカルト感満載のカットが挟まるもんだから笑ってしまう、ただそ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.6

酷評の理由もわかるけど、作風も変えて神格化をぶち壊す気概はよかった。何を求めるかによって評価が反転すると思います

ついでに言うと、前作のアーサーを神格化して共感し、憧れ、挙句模倣した人間たちへの冷笑
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

1.5

やっぱり自分が映画に求めるものは「自分が歩むことのなかった人生を垣間見ることができる」という点が1番大きいという気づきがあった。その点において、人間、ひいては男性/女性の本性を真っ向から表現しているあ>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.4

こんなに面白くていいのかってくらい終始楽しい。冒頭のSFめいた植民地で没入感を最高潮まで上げ、登場人物たちの感じる絶望感、息遣いを徹底的に実感させてくる。