ライブシーンの臨場感。映画館がまるで観客席!!!これは映画館で観るべし!Queenの曲、初めてちゃんと歌詞まで味わって聴いた。なんだこのバンバン伝わってくる情熱は!!素敵過ぎて、今更ファンになりました>>続きを読む
本当の被害者は誰…?
最初は兄が悪者に見えた。けれど兄もまた母自身に、そして自らの母への愛に背く事を恐れ、呪縛され、これからの人生に怯えていた。
繊細な心理描写を巧みに描くドランだからこそ、こんなにハ>>続きを読む
これは…映画館で観るか、めっちゃ良い音響の元で観たかった…
自らを最大に表現する手段を持つ幸せ。一方で弟からの援助を受けなければ描けないという苦悩。才能があってもそれを発揮できる環境がなきゃいけなかった。それは現代においても一緒。
自然との対話で生まれた美しい>>続きを読む
“唯一の真実は愛の衝動だけ”
愛そのものが真実なのではなく、その衝動が真実という事に納得。衝動に翻弄されていく2人の姿が滑稽で滑稽で。まさかの取っ組み合いになってしまうのは笑っちゃった。でも結構色々共>>続きを読む
彼の作品にここまで心揺さぶられるのは、
彼の、芸術家としての心の葛藤の結晶が、映画という一つの形だからだ。
ひたすら誠実で直向きで正義の人。彼の生き方から学ぶ事が山ほどあった。
無関心な知恵より、情>>続きを読む
冒頭ワンシーン、母親を生理的に受け付けられない息子の嫌悪感がすでに満載。やる事なす事全てが気に食わない。これ以上ないくらいの残酷な罵倒。やり場のない苛立ちを脳内で爆発させてなんとか消化。まさに思春期ど>>続きを読む
映画の半分はリアルな難民のお話。まるで違う作品を見てるかのよう。愛と優しさに溢れてた。
各々のやり場のない思いがぶつかり続けて最後まで救われない。ただただ観てて苦しい。みんな愛に枯渇してる。
It’s only the end of the world.
究極に孤独で、悲劇的で、やり場の>>続きを読む
音楽、台詞、映像…使える術を最大限に使い切った映画。同じ境遇を歩んだわけでもないのに、もはや感情移入せざるを得ない。
愛をテーマにここまで繊細な作品を作り続ける若き監督グザヴィエ・ドラン。
「私はロラ>>続きを読む
喜怒哀楽全開の生き方。
自由を求めた故の不自由。
確かな愛はあるのに。
やっぱりどこに向かっても、2人の行き着く先は決まっていたのかな?
やっぱり”スペシャル”だったのかな?
「愛が全てを変えてくれ>>続きを読む
美しい純愛ストーリーでは収まらない作品。
友情と愛情の境目ってなんだろう?
そんな疑問に1つの答えを与えてくれた気がする。
本当の愛情が芽生えた時、性別という次元じゃなく、互いの境界線すら溶けてなくな>>続きを読む
「人生は、他者だ。」
悟ったように幸夫がメモを残す場面にグッときた。
人は人によって生かされる。むしろその中でしか生きていけない。本当の喜びを得る事は出来ない。
なのに大体、人は失ってからその大切さに>>続きを読む
小人から見た人間の世界が繊細に表現されていて、見てて飽きない。内容よりも鮮やかな映像や綺麗な音楽に惹かれた作品。
科学は万能ではない。人の可能性は細胞では決まらない。決めるのは自分自身。
自分を信じる主人公。ひたむきな姿はやがて周囲の人の心を動かし、希望となる。
なんと言ってもイーサン・ホークの笑顔が最高に素敵!
現実か、妄想か。
そうじゃない。そんな事どーーでもいい。
その人の目(心)に写る全てが本物なんだな、って思った。
逞しき楽観主義だよ、お父さん。こんな父親がいたら子どもは幸せだな〜。
「ほんのささやかな事が積み重なって今の私達を形作ってるんだ」ってセリフにジーン…
未来は勝手にできてくもんじゃなくて、今の自分が作ってくもんなんだと、改めて。
くんちゃんの成長が涙ぐましい!
あと、>>続きを読む