mimagordonさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

シンプルな情熱(2020年製作の映画)

4.2

タイトルいいね。愛とか肉欲とか所有欲、寂しさを埋める理由、たぶんそういうのがお互い交錯しながらごちゃごちゃになった感情を一言で表すならまさに「シンプルな情熱」。燃えさかる炎のような勢いと儚さ。切ないな>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.4

アクションが爽快。それだけ。製作者もそこしか考えてない。逆に言えば、そこだけは徹底してる。ひたすらド派手に殴る蹴るぶっ飛ばす。二番煎じと批判されるのは承知の上だろう。
もしかしたら、「ヘヴィメタルを聴
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アオラレ(2020年製作の映画)

4.0

緊張感が途切れなくていい。ラッセル・クロウのぶちギレっぷりははまり役。

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.2

上映終わりソウだったので予習オールリセットで駆け込み鑑賞。
「完全なる新章」で間違いないです。オマージュもソウシリーズに捧げたいのかタ○ン○○ーノに捧げたいのか...クリス・ロックは恩があるもんね。
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.8

最高のバンドと最高の観客が想いを共にした二日間。青春の記録は永遠だ。アツい。

ソウ3(2006年製作の映画)

4.0

ここまではリー・ワネルが脚本を書いているからか、とりあえず「ジグソウ哲学」が貫かれてる。ただラストは...スタジオに要求されたのかな。結果的に、リー・ワネル自ら「ジグソウ哲学」の欺瞞を暴いたところはす>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

5.0

もう思うところがありすぎて書き出したら止まらなくなりそう。とにかく素晴らしい映画。こんなにリアルで切実で暖かくて力強くて考えさせられる映画、他にない。大傑作。

アメリカン・ドクターX(2012年製作の映画)

4.2

2021.12.6 再鑑賞
評点 変更なし
最初に観たのは寝つけなかった深夜だったので、明晰な頭で改めて観て単なる切ない物語以上のものを感じて余計に涙が溢れてしまった。一方で、序盤やけにトントン拍子に
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.4

間違えた方向の列車に乗ったかのように、「なんでこうなったのだろう?」と窓の外を見ながらぼんやり考える。何か起こってるようで起こってない、同時にその逆でもあり。94年作品、寄り画でじっくり描く会話やイメ>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

4.2

1は全うな伏線回収型サスペンスだったが、今回は予想の斜め上を行く叙述トリック。上手い。シリーズ中一番好き(『ジグソウ:ソウ・レガシー』は未観)。

ルールに従え。

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.4

レイト70s、アーリー80sのシンセポップ大好きなので終始にやにやしながら観てしまった。セローン、スロッビング・グリッスル、棚にはジョルジオ・モロダーのレコード。アパートの一室で、鍵盤と大量のつまみを>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.0

恐らくジェームズ・ワンとリー・ワネルにとって、リュック・ベッソンの『レオン』みたいな「本当にやりたいことに進むためのステップ」なのだと思う。ただ、「凄いものを作ってやる」という初期衝動と、後に証明され>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

かわいいな。けっこうゴアだけどユーモラスでクレイジーで最高。
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.6

アフリカン・アメリカンカルチャーにおける武士道の解釈のシンパシー。ファム・ファタルがほとんど顔を出さないノワール。撃ち合いのないウエスタン。ジャームッシュとウータン・クランのケミストリー。

ネメシス(1992年製作の映画)

4.0

銃撃戦と爆破の連続。生身のアクションと迫力のゴリ押しでエンタメが成立してた時代の傑作。

ヒットマン:ラスト・ミッション(2015年製作の映画)

3.0

話が少しややこしいけどエンタテインメントとしては楽しめる。

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

4.8

改めて観て、ドラマ性の高さにびっくり。恐怖も途切れない。
『エクソシスト』とかジョン・カーペンターの『ハロウィン』のようなホラークラシックとして語り継がれると思う。