にっこりくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

にっこりくん

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

果実のシーンはなにかの隠喩?なのかな?
どこかゲイっぽい雰囲気を出すのが上手で、キャストの演技力にただただ見入ってしまう作品でした。

作品全体を通して感じたのは切なさで、これまで見た同棲愛を描くスト
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

洋楽はあまり見ないけど、同じような人におすすめです!

洋画特有のラブストーリーもアクションもあって、見ていて退屈する場面はなかったです!
スパイ映画というには難しすぎず、コメディ要素もあってワクワク
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

誰かになりたくても体が邪魔をする人の気持ち、きっとストレートの人には分からないはず。
それなのに、どうしてかこの作品を見たあと、涙を流してしまっていた。

そもそも分かるはずがないから共感をしようとす
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督自身の半生も反映されている作品ということもあって、ただのアニメではなく、テーマが明確でとても分かりやすかった。
『火・水・土・風』の共存を描いていく中で、彼らの個性溢れるシーンは見ていてとても面白
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

2.5

エスターみたいな下垂体機能不全の話なのかと思うくらい、子供があまりにも意地悪で、みていて退屈はしなかったです。エスターとは違って、その子には実父がいることでさらにメンタル的に逃げ場のなさを感じてみてい>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像がショッキングすぎるのと、面白い攻略法に惹き付けられる楽しみがありました。
大人になったら予測できることが多いから、映画と言うよりも、とんちの聞いたクイズと思いながら楽しめば楽しめると思いました。
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空白(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の子供を愛しきれなかったことを認めない父と不注意の交通事故で死んでしまった娘の間の話なのに、巻き込まれた店長が可哀想で仕方がなかった。
メディアにも腹が立ったし、周囲の人達が少女の死をきっかけにヒ
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

曲が好きな曲が多い、というより、全部知っていたから、『うわ、出た!(いい意味で)』の連発でした。

登場人物は同じ世代だけど、個人的に懐かしい、過去を振り返ってるような感傷的な気持ちになりました。
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マンガを見てから映画を見ました。
上手くハマっていたと思う、とても良かった。
深瀬さんが本当によくハマっていた。

内容は変わらず面白かった。この作品の伏線回収は何度見ても清々しい。
双子オチはさすが
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ソラニン(2010年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

浅野いにお先生の描く女の子はとても可愛い。
宮崎あおいさんがうまく表現されていた。

僕自身、音楽しています。
もし好きな音楽を、自分の音楽を、死んだ後に同じように愛せる人がいるなら、託したいですし、
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

流行りのホラーって感じでした…
コンジアムとかと似てるのかな。
最後で大衆向けっぽくなってて、誰でも起こりうること、なのかもしれないけど、なんかしょぼいものに感じたかも、、、
話は面白かったです

劇場(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

yonigeの『沙希』を知っていて、ずっと気になっていた作品、友達と見れて嬉しかった。
男性は自分を受け入れてくれる優しい彼女に依存をし、女性は自分をリードして振り回してくれるような彼に魅了され依
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

クリープハイプのナイトオンザプラネットの歌詞を思いながら視聴した。
元恋人には、元恋人の良さがあって、取り戻せる訳でもない期間に浸ってしまう。そんなこときっと誰でもあって、その無駄さを愛おしいと思える
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望み(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

親の視点に立つと胸が痛くなる映画だった。
緊迫する捜索期間、同時に胸の高鳴りを抑えることは出来なかった。
どちらにせよ苦しい状況が迫られ、分裂する両親。人魚の眠る家でもそうだったが、世間体を気にする父
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

鬱を抱えている人は、社会に順応することが難しいため、彼らを責めないようにと、「生き辛い社会」と社会が問題であると指摘するような意見がよく聞かれると思うが、まだそれが浸透していない中で生きる鬱(おそらく>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

李相日監督の作品ということで、ずっと見たいとワクワクしながら見た。
本作を見ながら「月」について、思考を凝らしながら鑑賞した。
月はどこか女性的で、日によって表情が違うものという印象があったが、調べる
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.5

実話を元に作られた作品。
再現度はとても高いと思います。

シングルマザーの大変さはこれを見てさらに理解することが出来ました。この作品においては、シングルマザーが主人公と言うことで、当然旦那さんと
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(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

少年時代の経験って本当に影響するものなんだと改めて思いました。

内容はいまいち。これ演者の人たちも、わかってて演技したのかな。瑛太さんや井浦新さんなど、好きな俳優さんで演技も上手な役者さんなのに、内
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

僕の大好きな曲で、椎名林檎さんの『ありあまる富』というものがあります。その曲がピッタリと合致するような作品でした。
タイトルだけを聞くと『家族全員で万引きしているような貧困層の人達かな〜』とか思ってま
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

純胸糞!100パーセントの胸糞が得られます!
SFホラーとしては申し分ないです!キャラクターのデザインとか、登場人物の設定とか、海外のゲームをプレイしてるみたいに楽しみました。
オチはもちろん、それま
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

このシリアルキラーはどこまでもサイコパスで見応えがありました。
死刑宣告された被告人は、トラウマを植え付け、巧妙に殺人を唆し、それは病のように人を伝っていく、と言った内容は犯罪心理の観点からも理にかな
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

俳優陣の素敵な演技が本当に光ってました。最高です。
養子縁組を取り扱う内容で、それはそれでヒューマン的な視点で見たかったのに、ミステリーというプロポーションが少し残念かと思いました。しかし、途中、脅迫
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

湯川は今回の作品で、物理学者としてだけではなく、1人の人間としての湯川学として、事件に臨んでいる姿勢にとても心動かされました。今回も名推理をしましたが、事実を否定されても言い返さず、つまらない話、とし>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

3回目です。
3回みても号泣してしまいます。
不思議ですよね、殺人を犯した人でもでも、こんなにも愛おしく思ってしまう。悪で世を制圧する極道の彼でさえ、人の心を持ち、愛があり、その愛を元に家族として構成
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あん(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

徳江さんのあんへの愛情は、日本人ならではの感情のような気がして、物、食べ物に愛情をそそぐ様子が、なんだかとても温かくて、すごく穏やかなきもちになりました。
しかし、世間の目は冷たく、ハンセン病というう
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても可愛くてルンルンで見ました。
夢オチということでいつ寝ていたんだろう、と毎回疑問になります。
ひとつの物語に、たくさんの物語があって、見ていてずっと飽きないし、曲がかかる度に心が踊ります。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.8

クリープハイプのファンで、この映画に関しては3回見ました。
百八円の恋の歌詞に、「終わったのは始まったから 負けたのは戦ってたから 別れたのは出会えたから」というフレーズがあります。そんなこと分かって
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

本当に感動しました。
母親の愛の温かさは、本来湯を沸かすほどの熱をもっているものなんだと感じました。
短命なら燃え尽きるように一瞬で、母親は子供のためなら、湯を沸かす炎にもなるそういうメッセージを感じ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

伏線回収が行われる終盤はは爽快感が堪らなかったです。
小説家が主人公と言うのもあって、初めから最後まで一貫して話が進んでゆくので充実感がありました。
友達と一緒に見ました。終盤の方は互いにそういうこと
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アス(2019年製作の映画)

3.2

拷問シーンがあるとか、グロシーンがあるとかそういうのではなく、違和感からくる恐怖心にゾクゾクしながら楽しめました。
ストーリーの設定が少し難しかったかな〜と思います。オチもそういう事かと納得することが
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

聖書に詳しければもっと見応えがあったのかもしれません。残念です。
内容はとても面白く、予告の通りの条件のまま話は進みます。
ですが、善人もいれば、悪人もいて。
階層で分けられていても、食事の足りない下
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

切断後の四肢が映る、顔面に大木が刺さる、首が取れるなど、コンプラ無しのグロ作品です!
女性の方には見ることをおすすめしないシーンもいくつかあります。痛そうでした。
文化の違いによる恐怖心というものをあ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

ホラー作品のなかでも、この作品はストーリーも面白かったと思います。
エロ、グロ、なんでもありな作品でした。
ただ、エロいとは思うことが出来ないような不快感はずっと付きまとっていました。
面白かったです
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

まさに「水の泡」と言うのが妥当なラストでした。
真相が暴かれていく過程はとても面白く、吉岡と杉原のバディ感は見ていて気持ちよかったです。
杉原と奥さん(本田翼)との掛け合いは見ていて辛くなりました。本
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