う~ん…
同監督・脚本コンビの『他人の顔』もそうだったけれど、それ以上に奥が深くて、やっぱり簡単にレビュー出来ない作品だった。
安部公房の同名長編小説を勅使河原宏監督が映画化。心理的恐怖に満ちた“>>続きを読む
コレはリヴァー・フェニックスにノックアウト!
没後30年、根強い人気の理由が腑に落ちる作品だった。
美しいルックスは勿論、カッコつけが単なるカッコつけじゃない。既に体に染み付いてる。全神経にカッコ良>>続きを読む
美しくて切ないノスタルジーたっぷりな作品だった。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督、モニカ・ベルッチ主演、シチリアの小さな村を舞台に少年の成長を描いた青春ドラマ。
まるで『ニュー・シネマ・パラダイス』>>続きを読む
『夕なぎ』『すぎ去りし日の…』のクロード・ソーテ監督の遺作。
官能をイメージしてしまうジャケに期待薄気味に観始めたら、良い意味で裏切られるプラトニックなラブストーリー。
恋愛に関するこなれた感がカ>>続きを読む
鑑賞記録
レビューが溜まったので連投です。
スルーしてください🙇
大丈夫かな?大丈夫かな?最後まで行けるかな?
ドキドキで鑑賞。
いや~楽しかった!笑った~!途中までは…
コレはてっきりホ>>続きを読む
『地獄の黙示録』の原作者ジョゼフ・コンラッドの処女小説をシャンタル・アケルマンが脚色して映画化。
東南アジアの奥地を舞台に娘(ニナ)を溺愛する父親(オールメイヤー)の狂気と破滅が描かれる。
青みを>>続きを読む
出来れば市川崑監督版を観たいところだけれど、間宮祥太朗もイイとの噂を聞いて思い切って鑑賞。
結果、予想以上に良かった。
間宮祥太朗が素晴らしかった。
島崎藤村の名作小説の映画化。(恥ずかしながら原>>続きを読む
『裁かるゝジャンヌ』繋がりで鑑賞。
歴史上のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの半生を壮大なスケールで描いたアクション史劇!見応えのある作品だった。
なんと言っても、フランスを代表する名俳優の勢揃いにちょ>>続きを読む
コレはアケルマンらしくてアケルマンらしくないような…
後からじわじわ来るのは虚無感じゃなく、面白みだった。
マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の第5編「囚われの女」を、アケルマン的>>続きを読む
一時期TLを賑わしてた今作。
期待通り良く出来た作品だった。
ユダヤ人虐殺の嫌疑をかけられた父の無実を晴らそうとする女弁護士の葛藤と、事件に潜む衝撃的事実を描いていくサスペンス。
法廷ものとしても>>続きを読む
プロモーションの為に各国を転々とする中で出会いと別れを繰り返す女性監督の姿を描いたロードムービー。
まるで、シャンタル・アケルマン自身を投影しているかのような作品だった。
出会う人たちの長台詞シーン>>続きを読む
ゴダールの『女と男のいる舗道』でアンナ・カリーナが今作を観て涙するシーンが頭に焼き付いてた。
観たくて観たくて遂に!カール・テオドア・ドライヤー監督作品初鑑賞。
ジャンヌ・ダルクの異端審問裁判の様>>続きを読む
スタイリッシュで暴力まみれ。
パリ郊外の移民スラムに住む3人の青年の、運命の一日を生々しくスリリングにモノクロ映像で描き、フランス社会が抱える問題を鋭く炙り出す社会派サスペンス。
いつ引き金が引か>>続きを読む
『オリ・マキの人生で最も幸せな日』で注目を集めたフィンランドの新鋭、ユホ・クオスマネン監督作品。
列車旅も良いなと思える素敵な作品だった。
1990年代のモスクワ。恋人にドタキャンされたフィンラン>>続きを読む
震えた!震えが止まらなかった!
これほど熱のこもった演技を見た事がない気がする。
『チャーリング・クロス街~』で今更意識した若きアン・バンクロフトのパワー全開の演技!演者としての本気を感じるものだっ>>続きを読む
ベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが撮影当時24歳で自身を主人公に撮り上げたセルフポート的な作品。
退屈と紙一重な作風が、時に心地よかったりする。超刺激作もしくはズンと重い作品を観た後だと余計>>続きを読む
ダルデンヌ兄弟の最新作を鑑賞。
シンプルなストーリーの中に、世界のリアルが浮き彫りになる作品だった。
アフリカからベルギーに渡った移民の少年と少女が主人公。偽りの姉弟として固い絆で結ばれた2人が、>>続きを読む
刺激を求めて久々にハネケ監督の胸糞映画に挑戦!
冒頭、序盤、引き込まれた!
イラッとする感覚が巧いなぁと思ってしまう余裕もある。
ところが、ところが、どんどん加速度的に怪しく不快な空気が充満。>>続きを読む
世界的に人気なカルトSF映画の傑作を遂に鑑賞。
なんですか?コレは?!
なるほどな奇想天外さ、シュールさ、ヘンテコゆるゆるSFコメディーだった。
変な音楽、変な言葉、変な挨拶、変な道具、変な価値>>続きを読む
完成してたらどんな風になってたんだろう…
画家ルノワールの息子ジャン・ルノワール監督の曰く付き作品をやっと鑑賞。
1936年に撮影されていた本作は未完のまま戦争中にナチスにプリントを破棄されてしま>>続きを読む
ある意味教科書のような作品だけど、素直に響いた。
不慮の事故で半身不随となった中年男性と、彼の世話をする事になった外国人(フィリピン人)家政婦との心の交流を描いた感動ドラマ。
伏線(キーワード)の>>続きを読む
ある意味想像通りとは言え、じんわり心が満たされる良作だった。
ファーストショットから既に、しっとり音楽に乗せて良作臭プンプン。
ひたすら心地好く穏やかに紡がれる書店でのエピソードが心に沁みる。優しい>>続きを読む
わぁ~~~素敵!!!
コレはまさにディオールのドレスが主役。
目の保養、そして紛れもなく人生賛歌。
背中をポンと押され、元気と勇気をもらえる感動作だった。
1950年代のロンドン。夫を戦争で亡くし>>続きを読む
鑑賞記録
障害を諸共しない母子の、ある意味王道のストーリーながら、やっぱり感動的。
そして、やっぱり切ない。
わずか16歳で亡くなったロッキー・デニス少年の実話をもとに描いた作品。顔が異様に大>>続きを読む
コレはどんでん返し作品の隠れた名作じゃないかな?
麻薬捜査官の殺害事件に挑む刑事コンビが抱える深い苦悩や葛藤を描いたクライムサスペンス。ドキュメンタリータッチの演出によるダークで渇いた世界観と刑事を>>続きを読む
癒しを求めてチョイスも、なかなかシュールでちょっとヘンテコ作品だった。
アイスランド辺境のとある村を舞台に、不仲の老兄弟と羊の絆と愛をヒューマニズムとユーモアを交えた独特の切り口で描いた人間ドラマ。>>続きを読む
ずっと気になってた名作を鑑賞。
面白かった!引き込まれた!
『ジャッカル』って、ラグビーに沸いてる今だとついつい姫野選手の得意技をイメージしてしまうのは私だけかなぁ…?
いやいやコードネーム“ジャッ>>続きを読む
う~ん、、、ここで終わるか。
ダルデンヌ兄弟の長編3作目となる初期作品。
ケン・ローチ監督と同じ匂いがする、こちらもまた、社会の底辺で生きる人達の人生を独特のドキュメンタリータッチで追いかける。>>続きを読む
まさか、こんなに重苦しい作品だとは思わず鑑賞。
そして『ケス』はジャケの男の子の名前じゃなくハヤブサの名前だった。
イギリスの炭鉱町で暮らす貧しい少年を主人公に底辺で生きる人達の日常をありのままに切>>続きを読む
ドランの短編。そして俳優デビュー作。
15歳の少年ドランが初々しくて、繊細で、甘えた表情が可愛らしい。
未完成な全てが愛おしい。
夏の太陽、木漏れ日、避暑地の開放的な雰囲気、そして少年の性の目覚>>続きを読む
心が震えた。大きく揺さぶられた。
ジャケのイメージを根こそぎ裏切られる衝撃のラストに気持ちの行き場を無くした。
序盤こそ、ありふれた設定にちょっとしたガッカリ感があったものの、テーマは予想とは全く>>続きを読む
遂に、三部作完結編へ。
宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重症を追ったリスベットは一命を取り留め病院に収容。いよいよ、恐るべき巨大犯罪組織の全貌に迫っていくと共に、法廷での緊迫の最終決戦がスリリングに繰り>>続きを読む
『マルケータ・ラザロヴァー』的映像美に息を飲む作品だった。
エストニアの作家アンドルス・キビラークのカルト的ベストセラーを原作に映画化。ライナル・サルネ監督の“全てのものには霊が宿る”というアニミズ>>続きを読む
“脱獄もの”の中で高い人気を誇りアメリカン・ニューシネマの代表作でもある今作をやっと鑑賞。
牢獄生活の経験を持つドン・ピアース原作の映画化。フロリダの刑務所を舞台に、権力に屈せず自由を求めて脱獄を繰>>続きを読む
人気作品をやっと鑑賞。
ふむふむ、絶妙に煙に巻くお洒落作品だった。
映画作りを夢見る青年アルドルフォ(スティーヴ・ブシェミ)が映画のための出資を申し出た怪しげなオジサン、ジョー(シーモア・カッセル>>続きを読む
コレも期待を裏切らない面白さだった。
舞台は前作の1年後。社会派雑誌「ミレニアム」では少女売春組織の実態に迫る特集号を発行しようとしていた矢先、担当のジャーナリストが殺害。現場に残された指紋からリス>>続きを読む