mintrieさんの映画レビュー・感想・評価

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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

5.0

グングンあがる前評判を受けて、
真夜中鑑賞。実話ベースは知っていたし、感動のゴールも織り込み済み。

それなのに。どうして。

こんなに、溺れるように泣いてるんだ。

ナイアドの高齢に負けない不屈さに
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

二度目を5年ぶりにNetflixで鑑賞。映画館で観た時は、スパイクジョーンズが彩る美しい近未来に満足感を得て、終わった。二度目はびっくりするほど、セオドアとサマンサ2名?に共感。エピソードひとつひとつ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ホアキンの鬼気的な佇まいと、ジョーカーという、魅力的すぎるヴィラン脚色に、気持ちがガクガク揺さぶれ過ぎて、我を忘れて鑑賞しました。コメディ・ノンフィクションで名を挙げたトッド・フィリップス監督の、喜劇>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

ゴリゴリのパニックアクションを想像していたけれど、いい意味で裏切られた!トム・ハーディのダメンズぶりが、中々好感度大。社会派ジャーナリストには最後まで見えなかったけど。。ヴェノムのルックスは抜群!エイ>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

ディズニー映画を鑑賞する度、「面白かったけれど、きっと来月にはこの気持ち・忘れるな」といった、一過性の感想から、どうしても離れられなかった。だから、ズートピアを鑑賞する前も、そんな風な自分を予想してい>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから、映像美・追求のストイックさが垣間見れる。ストップアニメーションは、監督の作家性があればあるほど輝き出す。ウェス監督の、手垢が付いた日本風描写を、新しく刷新した鋭利さにはただただ感服。>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

サブカル・ポップミュージックに夢中になった事がある人ならば、100%楽しめる!怒涛のように出現するキャラクターや、VRの世界は、中途半端さを許さないスピルバーグの骨頂を感じる。ゲーマーならば、ベタな展>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり期待せず見たけれど、全体的にとても計算された良い内容と感じました。バイオレンスの中の笑いとか、プロポーズまでの戸惑いとか、内気な主人公の葛藤も、青年期のあどけなさが出ていて良かった!クリスティン>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

マーベル好きの周りの評価が高かったので見たのだけれど、少し散漫さを感じて集中出来ず。国王としての成長物語ならばスパイ並みのガジェットもそこまで必要なのかなとか、余計な事ばかり考えてしまった。オコエの強>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

5.0

レイチェルワイズが好きで見たけれど、ストーリーも素晴らしかった。妻を辿る旅路と完全なる悪人ではない、大多数が起こす巨悪。主人公が感情を露わにせず、行動を起こして行くのがリアルで、好感を持てた。夫が妻を>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.0

キャスリン・ビグロー監督の、随時、乾いた視点が素晴らしい。男女関係ないテロと政治と緊張の世界には、一瞬の隙も命取り。ラストに初めて涙を見せる主人公に、ハートロッカー同様の空虚さを感じた。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

モノクロでよかった。。と思わせてくれる数少ない作品。。イケテナイアラサーが最後には可愛く見えるのは、ありのままの自分を受け入れたから。人の愛しさに気付いたから。回り道上等のフランシス・洒落っ気ラストに>>続きを読む

スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

2.5

ずっと見たかった作品。淡々と自身の体を使うが、対・人とのコミュニケーションには難あり。体で触れ合う事を、心の触れ合いと考えれば深い話。17歳を思い出した。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

待ちに待った続編!初っ端からのB級さじ加減は変わらず、国を跨いでの紳士アクションにブレがない事に賛辞。ハリーの帰還に涙。あえて難を言えば。。登場人物が多いせいか説明クサさからか、大笑いシーンが少なかっ>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.5

色々な意味で、スターウォーズが帰ってきた感・大!少しご都合主義な設定。ロマンス・戦争・地縁争い。宇宙船・星間ワープ。。丼にのっけて、楽しくいただきました!レイア姫のテロップに涙。。

ゴールデンタイム(2013年製作の映画)

5.0

ふと思い出して、鑑賞。個人的には、「つみきのいえ」よりも、圧倒的に素晴らしいと感じた。。題材はひどく地味=ゴミ処理場➕捨てられたテレビ!で、物語性は前作よりもずっと低い。にも関わらず二回泣いた。それは>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

アメコミファンでは無いけれど、アベンジャーズほど個々のキャラクターが小煩くなく、楽しめました。スーパーマン・ワンダーウーマンが、王道的な活躍でよかったです。エズルミラーが大人っぽくなっていて感慨深かっ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

オープニングから鳥肌が立ち、全ての内容が驚異的に魅力に溢れている事を感知した。デルトロ監督の美的感覚は完璧。古びたバスタブも魚人も血しぶきも淀んだ水も、形が無い全てを愛してる。愛していい。そうメッセー>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

前作を観た時から、これを超えるのは不可能…と考えていたけれど杞憂でした。オープニングからの荒廃した世界観・レプリカントの行き場のない孤独・美術、キャラクターは、全て完璧。2時間超の鑑賞時間も圧倒的な緊>>続きを読む

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

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町山さんのレビューを聞いて久しぶりにNetflixにて。こんなに感動するとは!ポールのウィンクとラストが素晴らしく、素敵。

ダンケルク(2017年製作の映画)

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鑑賞後、一夜明けても、戦場から戻れない…。魚雷の重低音・不意に落とされる空からの爆撃・立ちはだかる、高い波。まるで、自分がイギリス兵になったような、映像体験だった。多方面の視点のアプローチが、ミステリ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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オープニングからキレキレのカーアクション➕音楽!ベイビーの頭の中を表現するように細かな耳鳴りも表現する細やかさと、ビートに合わせるアクションの大胆さ!全く新しいエドガーライトの才能を垣間見られて感涙も>>続きを読む