TwinYorksさんの映画レビュー・感想・評価

TwinYorks

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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.6

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市民課で長年働いて老年になったビル・ナイが、「人生これでいいんだっけ」ってな感じで色々な遊びを経験したり、今まで後回しにしていた遊び場建設の仕事に奔走する。中盤過ぎくらいでビル・ナイは持病のガンで亡く>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.6

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1985年にウィンストン・グルームが発表した小説『フォレスト・ガンプ』(日本語訳は講談社より1994年12月出版。小川敏子訳)をエリック・ロスが脚色して製作された映画で、原作からは大きく改変されている>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.1

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黒人だけどいかにも黒人っぽいストーリーの小説を軽蔑している主人公モンク。
そんな反抗心から、その名も「ファック」というゴリゴリの黒人三文小説を書いたところ、大ヒットしてしまう。
家族の不幸などが重なっ
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HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.6

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リチャードギアが好きで視聴。
ただギアが演じる教授はもう中盤くらいで死んじゃって、あとはそれでも待ち続けたっていうハチの描写。そして孫もまた柴犬を飼う、みたいな終わり。
まぁあんまり内容に大きな起伏も
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.3

純粋な脱獄もの。
事前の予想以上に、終始惹きつけられた。そんな方法で!?という監獄突破のアイデアのおもしろさや、看守にバレるかどうかのヒヤヒヤ、いざというときに味方をしてくれる黒人のイングリッシュなど
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市子(2023年製作の映画)

3.6

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アマプラに来たので見ました。
前評判も良かったので。

うーん、杉咲花の演技力が高い評価を得たのはわかるけど、映画は総合芸術なので、一人の好演ですべてのクオリティが決まるわけではなく、むしろ全体の中に
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ハーモニー 心をつなぐ歌(2010年製作の映画)

3.5

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子育てをしながら刑務所で過ごす受刑者(キム・ユンジン)たちが中心となり、合唱団を結成、しかし指揮者役の受刑者(ナ・ムニ)は最後に死刑を執行される。

ーー
「7番房の奇跡」でも思ったが、こんな自由で楽
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.3

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まず、宇宙船の中の描写(CG技術)が非常にリアルで見ていて楽しい。
そして、物語も入っていきやすい設定で、「そりゃ誰かを起こしたくなるよなぁ。でも葛藤するよなぁ・・・」と。
最後にいくにつれてご都合主
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

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是枝裕和と坂元裕二、そして坂本龍一の夢のタッグ、そんな企画。プロデューサーに東宝・川村元気が名を連ねる。
なんだかビジネスの鼻息が聞こえてくるようではないか・・。

序盤の、学校の先生たちが瑛太演じる
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

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幼い頃に金ローか何かで観て、3つのオッパイの女だけ鮮烈に覚えていた。
公開当時、全世界で大ヒットしたらしい。
あらためて観ると、「ハリボテの未来感」がすごく良いんだよな〜。悪く言えばチープなんだけど、
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.4

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なんだかシリアスな作りになっているんだけど、話は大雑把な漫画っぽくて、さすがにリアリティがない。
編集で無駄にCGを使っていたり、やけにカーアクションが激しかったり、同じく「華城連続殺人事件」をモチー
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恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.9

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新鋭の女性監督、チョン・ガヨンの長編映画。脚本もチャン監督。韓国でもそれなりにヒットしたようで批評家からの評価も高いようだ。
若者のあっけらかんとしたセックス観を描く単純でないラブストーリーだ。濡れ場
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甘酸っぱい(2021年製作の映画)

4.3

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転生とか余命モノとかじゃない、普通の恋愛映画が観たかった自分にとっては、そういった「普通さ」プラス「どんでん返し」があって、エンタメとして楽しめたので【こういうのが見たかったんだよ〜!】という感じ。>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督が、韓国映画を撮った。
IUはイ・ジウンという本名で出演、演技はすごく自然でうまいんだけど、本作の重い設定とIUのイメージが乖離しすぎていて、「あぁ、IUが演技がんばってるなぁ」と俯瞰で見てし
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

長いもんだから敬遠していたけど、やっと見れた。そしてもっと早く見れば良かったと後悔!
年を取るたび、本心から「こりゃすげぇや」と思える映画は少なくなっているが、これはまさにそれ。
単なる宇宙ものとして
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.7

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どんでん返しものとして映画サイトで紹介されており視聴。

プロの暗殺者だった男(リーアム・ニーソン)が植物学者に成りすまして、学会に潜入し有名な植物学者を暗殺しようとしていたところ、記憶喪失により自分
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しものと聞いて視聴。
イタリア映画。興行も批評もそこそこって感じ?

ストーリーは要するに、裏で悪いことしてた美術鑑定士のオッサンがハニトラに引っかかって、生涯をかけて集めた名画たちが全部盗
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ノランムン:韓国シネフィル・ダイアリー(2023年製作の映画)

4.3

ポン・ジュノ監督も所属していたソウル近郊の大学生が参加していた30人くらいの映画サークル「ノランムン」(黄色いドア)についてのドキュメンタリー。すごく良かった。
それに、今となれば伝説的なそんざいであ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

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ゲド戦記(2006)以来、10分くらいだけど久々に寝てしまった。。。
全体的にボリュームが大きくてうるさかったんだけどそれでも寝たのは、展開が予想できすぎるから。まぁどうせこうなるだろうからやっといて
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

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広告会社で頭角を現した吉田大八監督がメガホンをとったのは、カンヌの招待作品となった『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』(2007年)から4本目。
桐島というバレー部キャプテンで万能の人気者が高校に来なくな
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.5

最近、個人的に将棋にはまっているので視聴。
奨励会を退会してアマからプロになった瀬川晶司さんの実話をベースにしている。
俳優陣がやたら豪華で、妻夫木聡や藤原竜也がチョイ役で出ていたりする。
液状化した
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福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

ヒューマントラスト有楽町は今回、初めて行った。2番スクリーンは小ぢんまりしていて、ドア付近のE列の左端は見やすかった。D〜F列くらいまでなら距離的に見やすそうだ。φ(..)メモメモ

映画は、政府や東
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バービー(2023年製作の映画)

4.2

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マテル社のバービー人形、その中でも標準的なバージョンであるバービー(マーゴット・ロビー)と、標準的なボーイフレンド・ケン(ライアン・ゴズリング)。歴代の様々なモデルのバービーとケンが暮らしている、"女>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

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公開初日に劇場へ映画を観に行くという体験は今回がはじめてだった。さすがにハヤオの年齢的にこれが最後になりそうな気がしたので、この「事前宣伝一切なし」の術中にあえてハマってみた。
平日の昼、Dolby
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モラルセンス ~君はご主人様~(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作は韓国のWEBTOONとのことだが、この映画の企画としての狙いは明らかで、少女時代のソヒョンにSMプレイの女王様役をやらせるという点だ。
実際、アイドルとしてのソヒョンのファンで、かつMの性癖を持
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ミッドサマー』の元ネタということで観てみる。村に行くのが学生ではなく警官だったり、夏至祭じゃなくて収穫祭だったりするものの、想像以上にミッドサマーの原型だった。
でも最後ニールも言っていたが「私が死
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無ケーカクの命中男/ノックトアップ(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『40歳の童貞男』のジャド・アパトー監督、それに主演がセス・ローゲンということで楽しみに視聴。キャサリン・ハイグルは本作で初めて見たが、セクシーで芯の強い女性をうまく演じていた。
アメリカでも公開当時
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題『7番房の贈りもの』。
韓国で歴代興行収入のランキングに入るほど大ヒットした本作。非常に期待して見たが、ハードルが上がりすぎていたかも。
というのも、やっぱり子供(イェスン)を刑務所に連れ込んだり
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

プロデューサーが『40歳の童貞男』のジャド・アパトーで、監督は『宇宙人ポール』のグレッグ・モットーラ。脚本家にセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグ。期待感を募らせるキャスティングだ。
フォーゲル役
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

藤井道人監督、、最近注目されているので、本作も期待して観た。
序盤の殴り合いのシーン。それを見ながら賭けの胴元をやっているタトゥーびっしりのジャイアンみたいなやつ。
この時点で(あ、ちょっと"悪い意味
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作のアルフォンソ監督が「ハリーポッターの監督は一作限り」と言ったことで本作でまた監督が変わり、初のイギリス人監督となるマイク・ニューウェルが就任(ナイト・シャマランにもオファーしたそうだがあまり興味>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

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アカデミー賞主要5部門受賞。ホラー作品としては1992年当時としては初のオスカー受賞。主要5部門の受賞も歴代3作目。それだけすぐれた作品だったからこそ、ジャンルの垣根を超えての受賞だったのだろう。当時>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督の映画はこれが初めて視聴。
A24が「スウェーデンを舞台にした映画を」と依頼したそうだが、それでこんなのができちゃうって、スウェーデンからしたらとんだ飛ばっちりだ。笑
どうせ観るなら
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった本作。ようやく鑑賞できた。どんでん返しものに最近ハマっていて、そのホンマルのような作品がこれだからだ。
ただ、冒頭でマルコムが撃たれて、霊が見えるという少年が現れた時点で、オチの予想が
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