みおこしさんの映画レビュー・感想・評価 - 59ページ目

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

これだけ高評価で有名なのに、なぜ未見だったのか謎。
ありますよね、みんな知ってるのになぜか自分は観たことなかった映画。

冒頭の街を映すシーンから、田舎特有の閉塞感というか虚無感が伝わってくる。
その
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.5

最近意図的では無いんだけど、ホラー映画ばかり観てる気がします...(笑)

面白かった!!怖いというより面白い!!

よくぞ夢の中に現れる殺人鬼という設定を思いつくなあとウェス・クレイブン監督の手腕に
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.2

ウディ・アレンの世界観が好きな方はきっと今回の美しい景色や衣装にまた目を奪われるはず。
エマ・ストーンは本当にレトロな衣装が似合う女優さんだなー。

『ミッドナイト・イン・パリ』ほどウィットに富んだプ
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.1

いろんな意味でぶっ飛びー!な映画。

一見冴えない男子が覚醒すると強くなるつていうプロットは、『キックアス』然り胸が熱くなる。
でも話が進むにつれ、明らかになっていく事実が何とも受け入れ難いというか、
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.9

良すぎてびっくり!(笑)
噂には聞いていたし、悪い評価をほとんど聞いたことがなかったんだけど、それにしても最高だった。
ぜひ劇場で魔法が掛かるシーンとか堪能したかったなあ。

あれだけ映像化もされ、お
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.2

イチャコラしたり、馬鹿騒ぎしたらあなた方殺されますよー!!って画面に向かって叫びたくなるほどの若者たちのアホっぷりがもう...(笑)
この作品が「ホラー殺人鬼ものあるある」を作ったんだと思うと偉大だ。
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パラサイト(1998年製作の映画)

4.0

面白かった!!!
アメリカの高校ものって本当に爽快だし憧れの世界観だけど、そこにロドリゲス兄貴のハチャメチャワールドが相まって最高のホラー作品に!
そして、本当に健全なホラー映画だなとホッとした(笑)
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.1

なんだろう、この微妙すぎる感じは。
これだけの豪華キャストで固め、ディズニーが製作、しかも監督はミュージカルの名手ロブ・マーシャル。
どうしてこんなことに...。(笑)

まずキャラクターが多すぎて世
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ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.8

やっと観られた!
メジャーリーガーのウェズリー・スナイプスに熱狂的ファンのロバート・デ・ニーロが執拗に迫り、彼の名声獲得の為に「ファン」として滲んだ愛を示す映画。
もうこのプロットだけでもだいぶ期待し
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クジョー(1983年製作の映画)

2.5

スティーブン・キング原作、狂犬病にかかったセントバーナード犬が、車の中に閉じ込められた親子に襲いかかるホラー映画。

原作が圧倒的な怖さだった分、映像化に期待してたけど本国でも日本でもヒットしなかった
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ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー(2014年製作の映画)

3.3

映画版と違って、なんか冗長。
キャストは頑張ってるんだけど、もういいよ!次行こう!ってなることが多々。
でも名作であることに変わりなし。

主役の子、すごかった!!!
あとゲイの親友役の子も圧巻。
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最後の晩餐(1973年製作の映画)

1.3

何がしたかったのか全く意味不明。
とりあえずひたすらにご馳走と汚物にまみれた映画。
気分を害すること間違いないので、興味本位で観ないほうがよいです。

おっさん4人が週末に豪邸に集まって、食欲と性欲の
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.8

オリジナルファンにはたまらないオマージュの連続で非常に堪能できました!
とにかく音楽をそのまま起用したのはアッパレの一言!

まず役者が一人しか出てこないのに、それでもなお引き込まれるこの世界観。
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.4

オリジナル版にはやはり敵わないが、それはそれとして良作だった。
全編にオリジナルへの愛が溢れていた。

カメオ出演のオンパレード、古いファンはニヤリとする場面が多々。
ヘム様が稀に見るアホキャラを憎め
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ペット(2016年製作の映画)

3.5

期待しすぎた感は否めないけど、でも予告編通り良かった!!
数年ぶりに映画を吹き替え版で観ましたが(笑)日村さん本当に声優さんかと思うくらい上手でした。
設楽さんはドSキャラが強すぎて若干の違和感。
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.5

微妙...。
やっぱりあの世界観はヨーロッパじゃないとダメだなあ。
でもすごく試行錯誤して世界観を作ったということだけは分かりました。

あの歌手のシーンはいただけなかったなあ。

白鯨(1956年製作の映画)

3.8

10年近く観たいと思い続けたものの、ついに鑑賞!!
いやー、期待値を超えてきた、スゴイ。
60年前の映画とは思えないスケールと鬼気迫る演技に圧倒されました。

グレゴリー・ペックは彼のキャリアの中で、
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.4

主役のアレクサンダーくん。
どこかで見たことある顔だと思ったら、ステラン・スカルスガルド(パイレーツのウィルのパパ役)のご子息なんですね。
ガタイといい、何か暗い過去を隠し持ってるような悩ましい表情と
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.6

超期待していた分、このスコア。
でもそれでもかなり面白かった!

メリッサは誰でも共感できる女優さんだなあと。ブスな衣装着てるシーンが長かったけど、実際とっても美人さんだから、ドレス着たシーンとかはび
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

前評判通りの傑作。
『リトル・ダンサー』『フル・モンティ』を観た時のあの衝撃を久々に思い出した。
本当にイギリスやアイルランドの作品は丁寧だし、多くを語りすぎないので上品なものが多い。

本当にごく平
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ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

3.3

期待しすぎたなあ。(笑)

ところどころに『グッドフェローズ』『カジノ』『ディパーテッド』のペーソスが入ってるのはすごく分かった。
サントラの使い方ほんとに天才的。50'sから60'sのポップで明るい
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.3

安定。(笑)
ピーター・ユスティノフは歴代見ても比較的クセのないポワロだからお気に入り!
アルバート・フィニー版は見ててとても疲れる演技だったから安心した。

『オリエント急行殺人事件』のあの豪華キャ
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黒い牡牛(1956年製作の映画)

3.6

トランボの書いた伝説の一本をやっと鑑賞。

あらすじを読んだ時点で、確実にこれは泣ける一本だろうなと思っていたけれど、なるほど、心温まる感動作そのもの。
ただ、闘牛シーンがやたらめったら長くてやや間延
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ザ・スピリット(2008年製作の映画)

2.0

ナンダコレハ。(笑)
フランク・ミラー好きとしても、アメコミファンとしてもがっかり極まりない作品だった。

主役のスピリットがオーラがない!すぐ刺されるし撃たれる!!弱すぎ!(笑)
サミュエルおじきは
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栄光のランナー 1936ベルリン(2016年製作の映画)

4.0

試写会にて。

期待値を遥かに超える良作だった。
ただのスポ根もの、歴史ものとは括れない濃厚な人間ドラマ。

まずこのような実話があったということに驚き。
1936年、戦前の黒人差別。分離政策どころか
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.9

素晴らしかった!
映画好きにはたまらない一本。
映画にかける想い、葛藤を2時間にぎゅっと凝縮した感動作。

トランボは改めて天才だと思った。
初めて観た彼の映画『ジョニーは戦場へ行った』の生々しいまで
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5つの銅貨(1959年製作の映画)

3.3

落ち着いた環境でもう一回観直したい(笑)。
この時代の伝記物には珍しく、音楽家でいることを娘のために諦めようとする父親の葛藤が描かれており、仕事と家族どちらを選ぶかは普遍的なテーマなんだなと。

ダニ
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セイント(1997年製作の映画)

2.2

久々に時間を返して欲しくなった。(笑)
泥棒もの、怪盗もので面白い作品本当に少ない。

ヴァル・キルマーの動きに全くスタイリッシュさがない。
全体的に暗〜くて、青白い雰囲気の映像でなおさらワクワク感が
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カジノ(1995年製作の映画)

3.9

スコセッシ、タランティーノ、ガイ・リッチー作品が好きな人はきっとつぼるでしょう。

デ・ニーロ、ジョー・ペシがイタリア系のヤクザを演じてる時点で「あれ?グッドフェローズとほぼ同じやん!」ってなる(笑)
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.4

なんて平和な映画なんだ。(笑)
買収された古いレコード屋を守るために葛藤する若者と店長たちの1日を淡々と描いた作品。
とにかく登場人物みんなが音楽大好き、ダンス大好き、盛り上がるの大好きっていうおちゃ
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スルース(2007年製作の映画)

3.0

ジュード・ロウの美しさだけを堪能するための映画。
マイケル・ケインとジュードという最強コンビでお送りしているはずなのに、この一本調子の展開は何なんだろう。。。
ちょっと残念。

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.4

トルストイの世界最高峰の文学とのこと。
味付けが甘いと、ありきたりな話になりかねない、簡単に言うと不倫のお話。
でも、そこはジョー・ライト監督とキーラの黄金コンビだから、一筋縄ではいかず、舞台劇として
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ハリウッドがひれ伏した銀行マン(2014年製作の映画)

3.6

思っていたより、温かみのある作風だった。お嬢さんがお父さんについて描いているからかな?
金融事情について理解してキャッチアップするのがとても難しい映画だった。
分かる人はすんなり頭に入るのかな?
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キャンディマン(1992年製作の映画)

3.4

ただのギャーギャー系ホラーではなかったので良かった。
黒人差別について何か訴えたいのか、訴えたくないのかよくわからない展開だった。
スプラッター独特のグロテスクな表現?が控えめで、心理サスペンスを目指
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間(1970年製作の映画)

3.5

1970年。私たちが生まれる20年以上も前。
人々の生々しいまでの姿が映し出され、そして過酷な状況でも楽しんで支えあっている姿を見ると、本当のラブ&ピースってこういうことなのかななんて、なんとなく思っ
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