星屑暴威さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

星屑暴威

星屑暴威

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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

4.0

ボウイ最高の伝説のステージでその映画化。内容は最高なんだけど、いかんせん画質と音質が問題と言われてきた。特にVHS時代は酷いもので、とても繰り返し観る気にはなれなかった。DVDになって修復で多少マシに>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.0

前作に続き一気に観てしまった。ついに記憶を取り戻したボーン、三作目も質を落とすことなくついに完結?。相変わらずの最強無双ぶりが気持ちいい。前作ではボンクラだったパメラも本作では活躍し、ニッキーがいい味>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

ボーンシリーズの第二作で、鬼門の続編でも質を落とさず、前作と同じく冒頭からラストまでトップスピードで貫く。最初のうちは人物が錯綜してストーリーが複雑で分かりづらかったがそのうち解けて最後はすっきり終わ>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.2

いきなり一つのステータスを獲得してしまいシリーズ化に繋がったくらい面白い。冒頭からラストまでスリル感が一切ゆるむことなく一気に駆け抜ける。記憶喪失でも体に染み込んだ技術はとっさに反応してしまうのは分か>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

昔は多かったけど、個人的に最近フランス映画に当たることがが多いな。オシャレな雰囲気で始まり、画調も含めて終始オシャレな雰囲気の映画。フランス映画なのでエロの敷居が低い。心臓病との誤解から外界から遮断さ>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.8

そもそもの設定はかなり強引だが、それに目をつぶれば相当面白い。堺雅人はさすがの演技だし、永島敏行のキレっぷりも強引過ぎるが面白い。現状の事態も緊張感あって楽しめるが、学生時代の友情が熱く引き込まれる。>>続きを読む

ターゲット(2010年製作の映画)

3.3

終始ずっと思ってたのと違った。予告で詐欺物かと思ったらオシャレになり、殺し屋になり、詐欺師になり、殺し屋になり…。シリアスかと思いきやコメディになり、ヒューマンになり…。ストーリー的には有名どころの三>>続きを読む

ボストン・キラー:消えた絞殺魔(2023年製作の映画)

3.6

地味な写真とそっけないフォントのジャケットが視聴意欲を遠ざける。投稿数が少ないのもそのせいか。観ると面白いんだけど、13人もの被害者がいるのに名前だけで顔が出ず、複数いる容疑者も台詞で名前しか出ないこ>>続きを読む

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.2

日本のマンガや小説、ドラマによくあるやつ。途中の自己への疑問の掘り下げが甘く、東野圭吾の「変身」とかに遠く及ばない。BGMでそれとなく不穏な空気を匂わせてはいるが、ストーリーでは欠片もなく普通の治療展>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.6

期待してなかったけど面白かった。とはいえ、そういう期待されない映画だから名作ではなく佳作として。どんでん返し重視派じゃないので簡単に先が読めたからってどうでもいいし、むしろある程度わかったほうが楽しめ>>続きを読む

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.8

色々と有り得んだろうと思って 人食い島で確信に変わって、かといってセカンドストーリーもどんなものだかというのがあって、結局真相なんかどうでも良くてファンタジーとして楽しめばいいんだろうと。そう考えると>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

1.0

続編の公開とともに映画雑誌で紹介されており、御大層に三部作がどうのこうのと書かれていたので期待して観たが、単にありふれたB級ホラー映画だった。いや、D級?。ドキドキも、びっくりもしなかった。それも半分>>続きを読む

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.0

いやぁすんげーカッコいい。曲もビジュアルも最高。ダンスもマイケル・ジャクソンと違ったカッコよさ。劇場が限られて観れなかったのでBlu-rayを購入。しかし、よくこれを編集したな。ナレーションは一切無く>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

2.0

ヒューマンドラマと思ったが違った。痛い映画、観るんじゃなかった。何の救いもないので逃げ場がない。介護老人がいる人は余計に辛くなるか、仲間がいると安堵するか。娘のアンが気の毒過ぎる。愛情は妹が、苦労は自>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

3.3

当時よくあったヘビメタをバックにしたB級ホラー映画。公開時に友人5〜6人で観に行って、一人が監督が伝えたかっただろうメッセージとか教訓とかしきりに熱く語っていたが、他の皆はそんなものはなく単にゾンビ映>>続きを読む

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.1

シンプルなので暇でタイミングが合えばつい観てしまう。そもそもはスピルバーグが制作総指揮で絡んでいるというので劇場まで行ったが、ストーリーもありがちだし肩透かしにあったが、毎回同じ思いに陥る。人間ドラマ>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.1

期待値を下回った前作に懲りずに再度の続編だが、見事に盛り返した印象。冒険要素はやはり低めだけど前作よりはシリーズ共通の空気感がある。面白かった。ハリソン・フォードはこれが最後と宣言してるが、なるほどさ>>続きを読む

ミクロキッズ(1989年製作の映画)

3.4

たぶんリアルタイムで観たときも当時としてもチープな特撮と思ったと記憶する。でも遊園地的なセットと世界観がマッチしていて気にならない。むしろ実写と光学合成の良さに溢れていて、今なら全編CGだろうし、リア>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

これを観るために「シャイニング」を見返したが、あまり関係なく、無理やり関連付けた最後を除いて全然別の映画。とはいえ前作を観ていないとよくわからないのも事実。導入が悪く最初の30分は何が起こっているかさ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.4

ホラーの傑作という評判で昔に観たときはシュールすぎて意味が分からず遠ざかっていた。改めて観ると相変わらずシュールだがそれなりに楽しめた。ただホラーとしてというより狂気の映画として。最後の写真といいキュ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.7

まず前提として初見のシーンも多くWBCを見た野球ファンとしてとても面白かった。ただ舞台裏が多く、大会の状況は一切無く、試合の位置づけや重要性もわからないし、ジャパンだけみても流れはあまりわからない。プ>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.5

ザ・ロックというからには脱獄物かと思いきや逆だった。テロなんだけとボスは色々と甘い面があり非情になりきれない。まあ、動機からすれば非情すぎるのは本末転倒になりかねないから。そのせいか、事態の深刻さの割>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.6

ロボットの反乱という使い古されたストーリーで黒幕もありがちだがサニーの位置づけが良かった。ChatGptなどAIが出てきた今だからこそ怖さもひとしお。反乱の勃発が早い気もしたが長くなっても仕方ないし2>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.5

公開時に先に観た友人が泣いたと言う。何でSFで泣くかねと笑ったが本当に泣いた。好きな作品で何回か観て さすがに今は泣かないが相変わらず込み上げては来る。大統領の演説が本当に名シーンだし 酔っ払いジジイ>>続きを読む

スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

3.4

冒頭の長回しで有名になり、今やそれしか評価されていないきらいがあるが、確かに犯人もすぐにわかるしストーリーも特段の特色はない。でも決して悪いわけでは無く良作だと思うし、ブライアン・デ・パルマ節満開の映>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

4.0

オリジナルを骨格だけ踏襲しつつ全然異なるオリジナルストーリーで、真実の愛など信じないと言いつつ一番愛に飢えて一番愛にあふれているマレフィセントが愛おしい。2を観たときに圧倒的に2の方がいいと思ったけど>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.8

怖い怖い、もう最初から怖い。昔にVHSで観たことはあって怖かったことだけ覚えていてストーリーは全然覚えてなかったので新鮮に観れた。先が読めるんだけどそれでもなお怖い。乳をやるのがまた怖い。ソロモンには>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

コメディやドタバタ、エログロは嫌いじゃないけど、全編脈略のないナンセンスなマシンガントークによる笑いは疲れるしセンスが日本人には合わないかもしれない。前作は大した拒否感もなく面白かったのに、体調とかが>>続きを読む

ボルケーノ(1997年製作の映画)

3.4

昔に観たときはイマイチに感じていたが、今観るとそんなに悪くない。もちろんトンデモぶりやご都合主義やツッコミ所は凄まじい。混乱の都市の中で簡単に何度も出会えたり、たかがバリケードや放水程度で溶岩が…とか>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.9

長いインターバルを空けての第4作目で、宇宙人というトンデモに当時は酷評の嵐だった。でもそれを言ったらずっと聖櫃の妖精?だったり呪いの儀式だったり何百年も生き続けるキリストの下僕だったりトンデモの連続な>>続きを読む

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

ほのぼの系で、最近は派手なのばかりを観てたのでリフレッシュして、久しぶりのフランス映画というのもあって、これが映画だなと。良かった。調香師の女性が主人公かと思ったら運転手だった。「最強のふたり」的なバ>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.3

大ヒット映画も三作目となるが勢いを緩めることなく高水準を保っている。前作のケイトに代わり大御所ショーン・コネリーが好々爺を演じて本作のカラーを決めている。いつもよりドタバタ感の強いほのぼのとしたユーモ>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

ブラピとアンジーの共演ということで大いに期待したけど当時は肩透かしを食らった記憶がありリピートからは遠ざかっていた。今回配信で見つけたので再見したがそんなに悪くなかった。期待値が高すぎたのかな。元々ス>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.3

革命的なスピード感の大ヒット映画の第二作目で、前作を上回る面白さ。あまり美人とは思えなく最初はミスキャストと思ったウィルだけどコミカルな演技や悲鳴など、彼女の魅力が本作のカラーとなっているのは疑いよう>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

当時ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグがタッグを組むというので面白くないわけがないと劇場まで観に行ったが予想のはるか上を行く面白さで大興奮だった。今では当たり前だが冒頭から最後まで絶え間な>>続きを読む

ジャンパー(2008年製作の映画)

2.8

以前に観た時、すごくとは言わないまでももう少し面白かった気がしたけど、改めて観たらなかなか酷いな。設定は悪くないしジャンプ自体はベースだから享受するんだけど、パラディンとかがトンデモすぎるし、何より主>>続きを読む