RMiuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

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散歩する侵略者…何より脚本の勝利で見ていて退屈しない。フランスメディア絶賛の黒沢清カムバックは本当だったと感じた。カンヌお披露目でなぜ主演女優が来ないのかと言われたそうだけど、それも納得の長澤まさみの>>続きを読む

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

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奇跡の教室…生意気盛りの高校生、しかもいろいろな人種が混ざる、一言教師が言えばまぜっかえし、手間がかかること、このうえない。高校の先生はスーパーマンでなければ務まらないのでは?と何度も思うが、不思議な>>続きを読む

ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)

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ストリート・オーケストラ…教師の側から描いていて、この主人公は普通の人なのでなかなかに それはー と思う行動とるのだけどスラムと関わっていくならなあ…ともラスト含め(個人的にぎょっとする私は音楽に夢を>>続きを読む

ソング・オブ・ラホール(2015年製作の映画)

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ソングオブラホール…パキスタンのミュージシャン達がウィトン・マルサリスに招かれてNYで公演する部分の渡米からの部分がもうメチャメチャにスリリングでハラハラして抜群に面白い!!
音楽に浸るならこちら。ウ
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

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イレブン・ミニッツ…監督は娯楽小作品を作ろうとしたんだと思うけど、消せないアートみ。
そしてポーランド映画の水準って高いんだなあ……と驚いた。

ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

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ティエリー・トグルドーの憂鬱…ドキュメンタリータッチ。個人的な感想としては私は労働社会問題としてはサンドラの週末の方がキツかった。取り上げられる後半の出来事は現在日本でも起きている事でも。仏人と日本人>>続きを読む

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

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ソング・オブ・ザ・シー…アイルランドのアニメ。色彩設計の素晴らしさで人は泣ける。シーンごとの全ての色彩設計のセンスが度肝を抜くレベルで、目をみはる。これがアニメである必然性の重要な理由のひとつだと思う>>続きを読む

チリの闘い(1978年製作の映画)

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チリの闘い…この作品、特に第1部と2部を見ておくと、真面目な社会派から娯楽サスペンス、ホドロフスキーのようなアート作品までかなりの数の南米の映画の背景が理解しやすくなる。
1、2部を同日に見て日をおい
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

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ハドソン川の奇跡…IMAX鑑賞。IMAXカメラで撮影されたそうなので画面いっぱいに広がる飛行機の飛行シーンが素晴らしいのはもちろん、人物の頭が目一杯構図の上に入ってるんだけど、これ普通の上映だとカット>>続きを読む

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

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グッバイ・サマー…ニコニコ微笑ましい作品。男の子が2人主演で、2人とも良いが、特に黒髪で眼が非常に綺麗な男の子の方が凄くいい。パンフレット、インタビュー沢山で良い。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

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ジェイソン・ボーン…ものすごーーーく大掛かりで危険なことをしているはずなのに、あまり効果的じゃないのは逆に凄い…
なんだか凄いアクションことをやっているようだ…の繰り返し
(実際にはかなり危ないことを
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スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド2 倒錯的イデオロギー・ガイド(2012年製作の映画)

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スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド…ちょっと私の予想とは違ってた。解説が割と難解でしかも極論を言い切る方なので、哲学者みたいだなあと思ったら、本当に哲学者だった。しかも社会主義環境にいた人。(何故>>続きを読む

人間の値打ち(2013年製作の映画)

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人間の値打ち…この1年くらい特に思うのは、イタリア映画と日本映画は人間の描き方については、ちょっと過剰な味付けをするというか、少し似ているところがあると思う。いやしかし、最初の男性のエピソードものすご>>続きを読む

ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015年製作の映画)

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ジャクソン・ハイツ(ラテンビート映画祭)…都会に生きるという意味でこの状況なら私達日本人の方が孤独で孤立してるんじゃないだろうか?USの歴史かもしれないが沢山の様々なグループや団体があり不法入国者であ>>続きを読む

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ…米本国であまり受けなかったのもわかる。私達だって自国を代表する歴史に残る作家、スタッフ自身の映画が、自国の俳優でなく他国の俳優だったら、出来が良くても複雑な気持ち>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

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永い言い訳…16年に見た邦画、大きな海外映画祭に出ていたどの作品よりも私はこの作品が好きだ。シンプルで素朴な音楽もいい。日本の風景や日常もいい。
何より本木雅弘が素晴らしい。
子役他もいい。
あ、この
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

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スタートレック ビヨンド…そして意外なアイディア、面白い発想が息つく間もなく次から次へと飛びだしてくる。舞台設定も目を見張る。
ゲームに慣れた世代ならこのスピード感は楽しめると思う。
私には速すぎたけ
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ハングリー・ハーツ…ベネチア映画祭で主演女優賞と男優賞を獲っただけのことはあり、カメラや編集や音楽などが荒削りなのに集中できた。もうかなりの低予算の映画で、室内をカメラがついてまわるわ、屋外でもカメラ>>続きを読む

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

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奇蹟がくれた数式…邦画だと10代向け、年齢高め向けとあるから洋画もそうに違いなく、使用言語を場所に拘らず英語に統一したこの作品は若手層向けだと思う。
(インドの女性はいつも髪に花はつけてないと思う)
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ジェーン(2014年製作の映画)

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ジェーン…製作の一人に名前を連ねる主演ナタリー・ポートマン。
今までの西部劇でステレオタイプだった女性の役割を覆す!
彼女が製作した作品に高慢と偏見とゾンビがあって、これも同じく女性が強くカッコいい。
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サファリ(2016年製作の映画)

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サファリ…ヨーロッパのドキュメンタリーは良質な作品が多いけれど、まず良く撮れたなと驚き。
ただこの作品について感想をそのまま書くには現時点資料がなさすぎる。疑問沢山。気になるところもある。
現地の人が
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鳥類学者(2016年製作の映画)

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鳥類学者…事前知識必須。これから鑑賞される方は聖アントニオについて調べて鑑賞した方が良いです。暗喩がたくさんあるのは始まって気がついたのだけど、宗教関係の知識を殆ど持ってないので、もどかしく感じること>>続きを読む

キアロスタミとの76分15秒(2016年製作の映画)

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キアロスタミの遺作の短編はモノクロなのだけど、階段の数々、光、コントラストが本当に綺麗で、途中で、
あ、これはボールを追いかけるんじゃない、階段と壁の美しさを見るんだ!とモノクロ作品があまり好きじゃな
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サーミの血(2016年製作の映画)

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これは見応えがあった!主演のサーミ族の女優さんの凛とした佇まいがとても良くて映画初出演とは思えない!台詞慣れしていないから存在感が重要になるけどスクリーンで輝いてる!監督もこれが長編初監督だとは驚き!>>続きを読む

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

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バースオブネイション…奴隷制度を扱った作品に英国勢が多数出演した それでも夜は明ける があるけれど、こちら本国アメリカ勢はさらに深いところまで切り込む。アメリカ南部でキリスト教が人々の心の拠り所でもあ>>続きを読む

ティファニー ニューヨーク五番街の秘密(2016年製作の映画)

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ブランドとしてのコンセプト、展開の話が大変に興味深かった。
内部のデザイナーのデザインコンセプト論、 最初に現代アートの如きショウウィンドウを手がけた担当者のインタビューなど知らないことが沢山で大変面
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

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胸騒ぎのシチリア a bigger splash…台詞があまり多くなく、中身は映画祭映画だなあとの印象を受ける。監督はハイブランドのCMを多く手がけていた人だそうで舞台シチリアの美しい風景、ブランド衣>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

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聖の青春…私は将棋も知らないし、この主人公の方についても何も知らないで鑑賞。将棋がわからなくてもOK。撮影で対局を3時間ノンストップで棋譜を暗記して俳優2人が撮影したそうだけど、そこまでした効果は場面>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

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最後の追跡(ネットフリックス)…兄役を演じるベン・フォスターが本当にうまくてゾクゾクする。監督は名もなき塀の中の王のデビッド・マッケンジー。脚本の会話もドギツいがグイグイ迫ってくる。NケイヴとWエリス>>続きを読む

母の残像(2015年製作の映画)

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母の残像…途中までジェシー・アイゼンバーグに気をとられていたのだけど、この話は17歳くらいの多感な時期に家族を一人失い、誰も自分をわかってくれない、でもわかってほしい、放っておいてくれ、いや優しく自分>>続きを読む

マッド・ドライヴ(2015年製作の映画)

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マッド・ドライブ…原題kill your friends 題名そのまんま。何かW意味があるのかとずっと思ってたけど特にはなかった。脚本書いた原作者は本当に音楽業界にいた人なのだけど面白い話は他にもいろ>>続きを読む

シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

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シークレットオブモンスター…私の好みではベネチア映画祭はなかなか一癖あるものが平然とコンペに出ている油断ならない映画祭という印象があるけれど、この作品も元俳優の長編監督第1作目ということで、そのカット>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

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マダム・フローレンス…監督Sフリアーズは事実を基にした映画化を手がけることの多い人だけれど、キャスティングは毎回とても素敵。(前作の疑惑のチャンピオンでベン・フォスターの上手さを実感)主演俳優たちが若>>続きを読む

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

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ノーマ東京…大変に面白かったです!レネさんはいつも大変にエネルギッシュ!!なんという気力。このドキュメンタリーの前にもうひとつノーマのドキュメンタリーあって私にはその続編のような感じ。築地市場にレネが>>続きを読む

ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

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ノーマ、世界を変える料理…料理の盛り付けがとても綺麗で、撮影のカメラワークも工夫していて、飽きない。メインシェフは人種差別を時々感じながらも店を開店、エネルギッシュで頑張り屋。怒鳴るところも映っていた>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

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ガール・オン・ザ・トレイン…最後に謎解きで構成される謎解き系ミステリー。よく日本でも好まれるスタイルだけど、何が違うって主演エミリー・ブラントのずば抜けた演技力。目を血走らせたアル中で足元ふらつきなが>>続きを読む