RMiuraさんの映画レビュー・感想・評価

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LETO -レト-(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私は普段点数はつけないけれど、きっとこの作品は年末自分のベスト上位に入っているのは間違いないので5点をつけておきます。

マイク役の方は実際のミュージシャンだそうで、その独特の雰囲気がたとえようもない
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インセプション(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私はこれを日本公開時に初見したので最初に観てからはずいぶん年月がたっている。今回見るまでの間に何回も観なおすということはしていないので、当時とはずいぶん受ける印象が変わった。
今回、何より心に響いたの
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劇場(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

注意!全く褒めていません





劇場(Amazon)…モノローグの大半はいらない。延々不必要なことも説明され仰天した。
これがなければ感動できないのが今の日本の観客だと製作陣が思っているのだとした
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少女は夜明けに夢をみる/ 夜明けの夢(2016年製作の映画)

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今観た。見終わって真っ先に思ったのはこれ、少女たちに顔が出ること、何より映画祭で上映されることの許可を取っていたんだろうか?
ドキっとしたのは少女の一人が家族について話をする。その内容は彼女だけには留
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

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テリー・ギリアムのドン・キホーテ…米と欧では評価が全然違うそうなんだけれど、わたしこれ大好き!
英国人のジョナサン・プライスと米国人のアダム・ドライバーの演技のアプローチは本当に全然違うのに台詞の応酬
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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終わった後、消化できずいったいこれは何?とまで思い考えた果てに
わたしの中では
#ミッドサマー =スピリットはサブカル
ということで落ち着きました。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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ナイヴス・アウト…今の時代、クリスティやポアロをまんまリメイクするよりも、もっと探偵物でも面白いことが今の時代でできるはずだ!という意欲にあふれた娯楽作品できちんと楽しめます

母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

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やはり、流石セザール賞4部門ノミネートだけのことはあって見応えありました。
そして本当にピエール・ニネって綺麗で華がある。改めて❤️
しかも元コメディフランセーズだから演技も素晴らしい。
シャルロット
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パドマーワト 女神の誕生(2018年製作の映画)

4.0

わたしはバーフバリ以前はインド映画に興味がはっきり言ってなかった。バーフバリを観てから、単発のインド映画特集上映会にも何度か行き、10本くらい観た。
そして得た自分なりの選択や見方もあるけれど、何より
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ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

4.5

世界でも賛否分かれているのは知っていて、自分で確認の意味もあり鑑賞。
結果から言えば、わたしは絶賛派です。

でもおそらく10年前なら途中退出していたと思う。また、わたしはこの作品がインテリぶっている
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バイス(2018年製作の映画)

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バイス…アダム・マッケイ監督の前作はあまり楽しめなかったけれどこれはメチャ面白かった。日本人のわたしにもわかりやすいということは別の一面、ある思想、見方をインプットしてしまう危険性もあるとは思うけど、>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

岬の兄妹…私は邦画はほとんど見ないのだけど、あまりにも絶賛だったので見た。私が成人として日本の社会に住んでいなければまた別の感想も抱くと思うが、製作者から見る日本の社会の見え方、物語を語る際の現実との>>続きを読む

マニフェスト(2017年製作の映画)

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マニフェスト(ドイツ映画祭)…ケイト様以外何も調べないまま観てしまったけれどこれは事前に作品知識を入れておいた方が絶対楽しい!!私は最後のクレジットの引用元がズラリ出てくるところで見方がわかるという残>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

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ふたりの女王 メアリーとエリザベス…有名な人物の歴史物でありながら設定に現代的な解釈が多く取り入れられており新鮮。旬のスターが多数出演しているのに、アップだけでなくスコットランドの素晴らしい風景の中か>>続きを読む

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

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金子文子と朴烈…主演の女優さんがものすごく日本語がうまくてビックリ!そして綺麗。(子供のころ数年日本にいたそうだからそれもあるのかもしれない)歴史史実はそのままに、脚本はなんだか日本にも気を使ってもら>>続きを読む

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

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ちいさな独裁者(オリジナル白黒版)…このバージョンはブルーレイ上映だと終わった後に知る。カラーの通常版予告観る限り撮影とても良かったので、オリジナルで見たけれど、私はカラーでも鑑賞構わないのではと思っ>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この原案はデイ・ルイスが持っていたそうで、だからなのかPTAなのにかなりヨーロッパ映画ぽい。デイ・ルイスは身体の関節がエゴン・シーレの絵の様に美しい…とは亡き長沢セツ氏の名言だけど、カメラもそれを存分>>続きを読む

マンハント(2018年製作の映画)

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世界中の大都市を舞台にして数々の作品が作られるけれど、マンハントの大阪ロケは素晴らしい。"生活感のある"近代都市が今まで邦画では見たことのない撮影でやってきた。しかもアクション。この点は本当に感動した>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

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原作未読で鑑賞。
ざっくり振り切れており、大変わかりやすくて俳優陣も良かった。
そのせいか、私個人は余韻というものは感じなかった。
わかりやすい= 対立構図が明確である。
大半の観客は物語の人物を自分
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

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ノクターナル・アニマルズ…トム・フォードは紛れもなくアートの天才で、台詞、画面、色彩、インテリア、作品の全てに神経が行き届いていて、1800円でレベルの違う天才の思考と仕事を見せていただき、映画の感想>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

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パーティで女の子に話しかけるには…ハリウッド製の明るいティーンものを想定していくと一寸違うアートテイスト。演劇舞台のようでもあるけど、全体に漂う自主映画み。製作費は決して恵まれてなかったのかな?と感じ>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

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今製作される、白黒映画の必然性を考えて、この数年で白黒でなければ…と本当に思えたのは、わたしにとってはイーダとこの静かなる叫び だけだった。

ネルーダ 大いなる愛の逃亡者(2016年製作の映画)

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作品がひとつの詩(このイメージわかって欲しい)
ネルーダの監督、パブロ・ララインは映画作家だと思う。
大衆の中でイメージが固まっている人、その人に必ずついてまわる政治的な主義、自国の歴史…ここまでアー
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レジェンダリー(2017年製作の映画)

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トム・ホランドくんの レジェンダリー 見てきた。
全く何も調べないで行ったから、魔法出てくるB級ファンタジーと思ってた私を許して欲しい。テーマは宗教と人間。製作陣の真面目な、現代にも通じる問いかけが刺
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J ビヨンド・フラメンコ(2016年製作の映画)

4.5

Jビヨンドフラメンコ…素晴らしい!
今すぐサントラとプレイヤーの解説が欲しい!
クラシック、ワールドミュージック、プレイヤーが只者じゃない。
あと2回はみたい!音楽ファンとして聴いても音楽が単独でも優
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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私は、ポール・ダノの大ファンだから、彼が出演することで、その作品のレベルが1段階上がるのを確認することができる、その幸せを噛み締めている。

ドリーム(2016年製作の映画)

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とても見やすくできていてあらゆる層が楽しめる。
今は邦題にアポロ計画がついていなくて本当に良かったと思う。
エンタメには人や社会を変える力がある と思える

ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

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ブルームオブイエスタディ…近々鑑賞した、3度目の殺人に足りないものが全てある。複雑な背景を背負った人間関係における微妙な感情の交流、難しい題材に対する脚本の練りこみ、台詞の面白さ、全てに唸るしかない。>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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アンダーグラウンド完全版を2日にわけて全6話。5話目がドリフかと心配になるドタバタ喜劇調に傾き心配になるものの最終話で見事に大河ドラマに着地する。俳優全員良いけどヒロインの熱演が素晴らしい。
笑える場
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ジュリーと恋と靴工場(2016年製作の映画)

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つくりがヌルい。ユルい。
キャスト、ダンス、振り付け、練りこみが足らない。
今の観客はララランドとか見てしまってるんだよね。低予算なら低予算なりにダンス凝るとかアプローチあるはず。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

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妻夫木聡が素晴らしい。わたしにとっては今の日本の若手男優の演技には照れや気どりや感情表現の壁みたいなのを観ていて感じる人が殆どなのだけど、この人、突き抜けてる。限界を感じさせる壁がない。日本映画若手男>>続きを読む

汚れたダイヤモンド(2016年製作の映画)

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作品の画質・音声共に仕上がりが70年代映画ぽいんですが、これは狙いなんでしょうか?
時々手持ちカメラ撮影がブレるのが低予算作品を彷彿とさせます。

DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

4.0

人物を扱ったドキュメンタリーとしては見応えがありました。

旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス(2012年製作の映画)

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旅する写真家…これ、現在開催されている写真展を見てからか、この方について知っているか…で全然違うので情報を入れてから観るのがいいです

三度目の殺人(2017年製作の映画)

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ベネチア映画祭でお披露目されてるオンタイムで公開、個人的に盛り上がる。だいたいコンペ作品は日本だと1年後公開が普通たから、同時期だとtwitterでリアルな海外のファンの感想を読みながら楽しめる。
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