ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

映画館で4回観て、このたびBlu-rayも購入。
内容は今更説明するまでもないが、とにかくその構成の妙と無駄のない伏線回収の気持ち良さ、あと映画愛、これに尽きる。
特典映像のメイキングを観ると、まだ配
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来る(2018年製作の映画)

1.4

来る来る詐欺?
ただただつまらない。
エンタメと思わせて現代の闇を描いた高尚な作品…という訳でもない。
普通に娯楽作品を作ろうとして爆死しただけにしか見えない。
全てが絵空事に見えるし、この世界におけ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

日本人には馴染み深い(?)霊的な物の恐怖を描いているので、日本のホラーに近い感じで普通に怖かった。
トニ・コレットの迫力ある演技に圧倒された。これはアカデミー主演女優賞間違いない。

セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2017年製作の映画)

2.8

パニックものでかなり重たい話のはずなのに、全体を通したトーンはほんわかして妙に明るい。
どんな困難が起こっても、この映画を見ればなんとかなるさ、前向きに生きていこうという気持ちにさせられた。

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.0

なかなかに子供向けで、ストーリーもシンプルだし、メッセージ性なども薄くてあまり感動はしなかった。
良かった点としては、マトリョーシカ的な雑魚キャラ達。やたらクレイジーかつハイテンションだし、何がしたい
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

2.8

物語自体は暗いし、所々狂気、あとはエロが大半を占めていて、長いし正直飽きてくる。
しかし、その時代の雰囲気が良く出ていて、小道具やセットなどの作り込みも半端なくて、世界観はとても素晴らしかった。柄本佑
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.1

タイトルにもあるように馬を放つ者がこの物語の焦点となっている。馬を放つ者、要するに勝手に人の所有する馬を放ってしまう犯罪者だ。とは言え、馬を愛し、馬を大切にしてきた先祖の教えを守り、金儲けに馬を利用す>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

主人公は前作に比べてどんなビーストでもちゃんと使役していて成長が見られる。しかし、物語的には全然入り込めなかった。全体的に暗いし、ワクワク感が足りない。登場人物達の行動もよくわからない所が多かったし。>>続きを読む

(2018年製作の映画)

3.3

タイトルが示すように、これは銃についての物語である。ひょんな事から銃を手に入れてしまった青年が、その銃の持つ美しさや、人を殺すという事において恐ろしいまでに計算され尽くしたフォルムに、魅せられ、やがて>>続きを読む

恋する小説家(2011年製作の映画)

2.7

『こんぷれっくす×コンプレックス』(ふくだみゆき監督)との二本立て上映で観た。

上田慎一郎監督ならではのメタ構造的な世界観。ファンタジーなんだけど、コメディで、でもちゃんと夢を追う若者の葛藤や厳しい
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こんぷれっくす×コンプレックス(2015年製作の映画)

2.3

夫である上田慎一郎監督作『恋する小説家』との二本立て上映でした。

もしクラスの女子からあなたの事が好き……ではなくてあなたの脇毛が好きと告白されたら?
コメディになってしまいそうな展開だが、ヒロイン
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

未来の見えない生活を送る若者らの青春群像劇。しかし、登場人物達は決して暗くはならず、思いきり青春を謳歌している所が良かった。
ほんと、ただダラダラと過ごす彼らの日常を追っているだけなのに、不思議と引き
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

単にカンニングの手口を鮮やかに描いているだけでなく、登場人物の人間ドラマがしっかり描かれていたので良かった。不正を行う事に対する葛藤だとか、友情だとか、貧困の問題だとか様々な問題を提起しつつも、観てい>>続きを読む

Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow(2018年製作の映画)

2.9

テレビアニメ版の肝とも言える“リセット“や、シリアスなバトルなどを期待する方には全くおすすめできないが、あの世界で繰り広げられる平和なひとコマ、ほのぼのとした日常系を楽しみたいという方にはもってこいの>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

2.1

相変わらずストーリーは単純だし、ジョニーがひたすら馬鹿やってる映画ですが、かなりツボにはまって笑えるシーンが数ヶ所あったので概ね満足かな。特にダンスのシーンがめっちゃヤバかった。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.6

もう生きていく事ってつらいし面倒臭い。楽な方へ楽な方へと逃げ続けた引きこもり鬱病ヒロインの生き様。なかなかしんどいがリアル。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

QUEENについては曲は知っていても、そのバックボーンについては全然知らなかったので、その波瀾万丈な物語にグイグイ引き込まれ、ライブのシーンではそこに至るまでの苦難が集約されていて物凄い感動的だった。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

1作目とはまた異なる趣向で楽しめたが、少々説明不足な所がやきもきした。ベニチオ・デル・トロは相変わらず渋くて格好良かった。

続・終物語(2018年製作の映画)

3.5

面白いか面白くないかで言えばまあ面白かったと言わざるを得ないが、これまでのシリーズを通して観たことで得られる達成感の方が強い。『終物語』で提示された謎を回収し、さらに進んだ世界(鏡の中の世界)を見せて>>続きを読む

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