mmsrrさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

最初は邪魔者扱いされていたカナシミだけど、最後にはカナシミにも役割があって必要な感情だとカナシミ自身含めみんなが気づいてよかった。精神衛生的に笑顔も涙もどちらも大事。
今回は感情が主役だったけど、性格
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

将来の夢を聞かれるのが苦手。特に自分よりも年上の人から聞かれると、夢を持って努力すること/叶えること=人生みたいな感じで迫ってくるから嫌い。
立派な夢なんかいらなくて、ただ食べたいものを食べたり、着た
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.3

女性の社会進出が軸にあって家族の描き方が現代的、何よりミスターインクレディブルの「男らしさ」の葛藤ももれなく描いていて「おっ」と思いましたが最終的には家族みんなで協力して悪者退治めでたしめでたし、で結>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

おもちゃとして子供に必要とされないほど悲しいことはないことが描写されているのに、最後のウッディの決断を否定的に捉える人が意外と多くてびっくり…。努力しても自分の必要性が感じられず(認められず)やりがい>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.2

思ってたのと違ってちょっと残念だったけどおっぱいで作った小銭入れがイカしていたから加点。
歳を重ねても強気な女が似合うユマサーマン、かっこよし。

(2005年製作の映画)

3.2

サマリアではひまわりみたいな笑顔が素敵で印象的だったハンヨルムが、今作ではバチバチな睨みをきかせていてよかった

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.9

しんど……このご時世でただでさえ貧困の自己責任論とか恵まれた暮らしについて考えさせられて沈むことがあったけど、これで沈み納め。
監督は母なる証明の助監督をやっていたらしい。言われてみれば最後の岩に立つ
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

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やっと観たのでアップリンクのグッズTシャツを買って着てもいいですかね。
ビートルズのジョージを主役で考えてたのにお互い譲れない点があって無名の俳優を起用→数百ドル逃した って残念がってるのが面白かった
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

住んでいたアパートを去る時、後にそこに新しい住人が住んでいるのを確認した時に押し寄せるそこでの思い出が全部なくなってしまうようなあの喪失感と切なさじゃんか……。

小川町セレナーデ(2014年製作の映画)

3.3

この初オカマ役がのちの問題のあるレストランのハイジ役に繋がったのなら監督には足を向けて寝られない。
最後の大杉漣とのやりとりで控えめに微笑むエンジェルが一番美しかった。

サマリア(2004年製作の映画)

3.9

誰も邪魔できない二人の関係性が描かれた第一章から、静かで美しいラストシーンまでもれなく惹き込まれる。血と内臓だけが流れてくる飛び降り自殺シーンなど、ギドクらしい残酷描写もいい。
先日の訃報を受け再鑑賞
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.8

狂気が加速していく様が良い。お気に入りはお父さん爆走シーン。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

やっぱりハ・ジョンウのあの血走った目が最高!怒りや驚きでギョロっと見開く目も最高!
物語も後味は悪いが、納得のいく結末で文句なし。
ハ・ジョンウが好きすぎるがゆえ、眼鏡ハ・ジョンウ!貴重だ!とか心で叫
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

仲間由紀恵が完成されていて当時の年齢調べるの怖い……東京のJKはあんな大人っぽいんか…
数年前に読んだはずの原作の記憶が全くないのでキャプテンEOをはじめ変な大人たちが普通にトラウマになるくらい強烈。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.9

BONNIE PINK懐かし〜〜。不器用空回り人間が出てくる映画はどれも結末が哀しいけど、それよりも愛おしさが比じゃない。散々男に振り回されて最終的にアイドルに落ち着くあたりは、松子も同じなんですね。>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

犬とアイスクリームみたいな量のワサビに和む。
レストランの壁紙と床の色の組み合わせに惚れ惚れ。光差し込んじゃうのはズルい。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.3

キム・ユンソクが珍しく善人役?!かと思いきやそんなわけはなく、見事に傍若無人な気狂い船長だった。裏切らないな。
簡単に言うとただただ船を守りたい船長と、ただただ女とコトに及びたい船員の話だった。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

主人公のカンニングの手助けは、学歴社会や貧富の差に対するある種のカウンターだったと思うが、最終的にその格差は縮むことなく現実を受け入れる形で終わったのが残念。特に実直なバンクが、これを機に全くの別人の>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ジュード・ロウに全く気づかなかったわ〜
最初からお互い言いたいことだけ言っていて全く会話になっていなかった二人のやりとりとか、兄嫁の笑い声のくだりとか、いちいち笑っちゃう。

お酒全然飲めないけどピ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

いつの間にかネトフリに!
ヤケクソで一階に降りたシーンは爆笑した。
レザボア・ドッグスがタランティーノで一番嫌いって言う資格があるのは悪ふざけでつけられたMr.ピンクだけだからな。

八月のクリスマス(1998年製作の映画)

3.6

余命わずかな主人公の淡々とした日常が丁寧に描かれていて良い。過剰な恋模様も悲劇的な描写もなく少し退屈に感じるぐらいだけど、これがリアルですよね。

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.7

バスのシーンが良い。連絡手段もない、そもそも言葉もない、その状況だと自分から会いに行くという行動一択になるんだな。JR東海のクリスマスエクスプレスの恋人たちと同じくらい微笑ましい二人だった。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.6

チャップリンの身体能力がひたすらに高い。
80年以上経っても現代に通ずることしかなく遠い昔の話とは思えず。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

女子高生の薄っぺらい友情、うわべだけのやりとり、あのグループでの居心地の悪い感じが巧い。最後にあの二人がすっかり打ち解けて親友になるわけでもなく、絶妙な距離感を保ったまま終わるのも良い。そして木野花さ>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.5

カロリー軒のとんかつが気になって仕方ない!ラーメンといい、実際の食べ物がハッキリと映らないのに食欲がそそられるのはすごい。
お嬢様の妙子からしたら素朴で庶民派な佐竹が気に食わないという設定だったが、持
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

カルト教団の文字に釣られて鑑賞。胡散臭いカルト宗教団体かと思いきやちゃんと信仰する”女神”が存在していたというオチだし、最終的に内輪揉めが始まり主人公置いてかれていて笑った。ドリルで脳天グリグリの拷問>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.5

完全にポスタービジュアルに惹かれて観た人間だから、主人公の鬱屈した雰囲気・生気を失った目だけでほぼ満足。そして追い討ちをかけるような重低音や忍成修吾のあの得体の知れなさが存分に活かされていて良い。鶴橋>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.5

誰も知らないを観た時と同じ気持ちになった。周りにまともな大人がいなすぎでは?これが実話とは…という絶望感しか残らない。最後の少年のセリフを踏まえたとしても、これを親子の愛とか捉えちゃうのも頭がおかしい>>続きを読む

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

やっぱり加瀬亮かっこいいな!と思って観てたら短髪の安藤政信がそれを越えてきた。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

死体で無人島から脱出する話と思っていたが、恋愛経験が浅い男による一方的な愛で暴走して最終的に空回って無残にも散る、好きなタイプの物語だった。オナラは抑制していた感情を解放するメタファーだっただろうけど>>続きを読む

Every Day(2016年製作の映画)

3.0

永遠に尽きないよくあるテーマ、失ってから気づくのでは遅いってやつ。結局後悔先に立たずなんだから、いくら肝に銘じたって、こういった作品に涙を流したって、みんな三井と同じ道を辿るんだなと思ったらそれが一番>>続きを読む

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.8

今年リリースされたサニーデイサービスの「春の風」を初めて聴いた時と同じ気持ちになった。というか田西の歌。これからはこの曲を聴く度に田西が浮かんでしまうな。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

ウディ・アレン、食わず嫌いしていたけど今作は楽しめた
天気が悪くて予定が台無しになった日の夜に、雨に濡れる窓を横目に家でまったり観るのにぴったり

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.5

実写でもウェンズデーのかわいさは顕在(というかこっちが先) 完全にウェンズデーの虜だよ!
血しぶきを浴びられる学芸会が超クールでした

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.4

映画館で予告編を何回も観させられ、吹き替えがみんなぴったりだったのがなんか気になってオリジナル観たことないのに観た ウェンズデーがかわいい ただただかわいい 二階堂ふみ贔屓を差し引いてもかわいかった、>>続きを読む