すごく怖い、という以外にない。時折挟まれる当時の映像に、より恐怖感が増した。
テロの実行犯は貧しい少年たちで、彼らも見方によっては被害者。色んな不条理を突きつけてくる作品だった。
強盗、殺人をしているはずなのに、一つも悪人を感じさせない。ただ純粋に、楽しむため、好きな人を喜ばすための行為でしかない、子供のように純真無垢な少年の姿に惹かれた。
Searchにも共通するスピーディーな展開で、ずっとスクリーンに集中しっぱなしだった。90分の尺にハラハラ要素満載、ラストシーンまで期待を裏切らない。
母子を中心にしたストーリーで、親子の信頼や愛情>>続きを読む
若いブラピがすごくセクシーでめちゃくちゃドキドキした。
アンソニーホプキンスの人間の厚みと、プラピ死神の無垢さ、最後わかりあうシーンまでの脚本も良かった。
永作博美と井浦新の夫婦役が、優しさと強さを兼ね備えた良い演技だった。一種のドキュメンタリーのような作品で、胸に刺さった。
観ていて辛い作品だった。全員が弱者の中で、どこにも感情移入が出来ない、逃げ道のないストーリーだった。
IDのない事実を知った子供は、どこに自分のアイデンティティを信じればいいのだろうか。
ヴィゴ・モーテンセン良かったなー。彼、キャリアもあるし、何カ国語か話せるんでしたっけ。
ということはさておき、今この時代に観るべき作品でした。レイシズムについて、対岸の火事ではなく、自分たちも見る/>>続きを読む
実際の太宰治と重ね合わせると違和感を感じてしまったわたしは、こういう物語と思って楽しんだ。
あなたの子供が産みたいって言っちゃう女性ってちょっと怖いですよね。一緒に死にたいよりも、場合によっては怖い>>続きを読む
死ぬまであの幻覚の3人組は現れていたのでしょうか。世の評価が得られるまで、支え続けた妻や友人の存在に泣きました。
親子の共依存の最悪な形が描かれていたように思う。母親という血の繋がりが絶対的な存在の、濃度の濃い大きいものからは、誰も逃れられない。
長澤まさみの勢いがすごかった。
アシュトンカッチャーがイケメンで、家も仕事もデートもアメリカさが全開で、何も考えずに楽しむのに良いと思った。
ナタリーポートマンが細いしお綺麗でした。
ゾンビ映画⁉︎と思うくらい良いストーリーだった。昨今のお洒落ゾンビではない、正しいゾンビ。
ゾンビシーンはほどほどに、青年の成長&ラブストーリーだったり。ビル・マーレイのシーンが良かったり。
ブラピがまだ若い!けど、演技キレキレでした。
モーガン・フリーマンの抑え込んだ演技が、ブラピを更に引き立てていた。忘れられないくらいケヴィン・スペイシー狂気じみてて、これもいい。
寂しくて、誰かに見てもらいたくて、だから目の前の優しさにすぐ転がり込んでしまう弱さ。
プライドが高く、自信があって、傷付いたら誰かが優しくしてくれると心のどこかで思ってる。問題なのはわかってるけど、>>続きを読む
結局はレクター博士に踊らされた警察と犯人。精神の歪みをもて遊ぶ狂人、ってやつですね。
綾野剛がこんなに良い俳優になっているとはびっくりした。舘ひろしよりも良い演技してるなと。深みがあったな。
ずっと観ているのが、なかなか辛かった。戦争というシステムへの、痛烈な皮肉。
人間って、こうやってバグっていくのかな。
有り余るエネルギーに対して、周りの環境は最悪。フラストレーションの塊。すべて爆発させてくれるドラッグ。
レントンが繊細で、傷付いてはドラッグ、更生を試みては失敗のループ。心を入れ替えたレントンの足を>>続きを読む
映像や世界観に劣らず、ストーリーもしっかりしててびっくりした。俗物っぽさ無しで、映画として、作品として良かった。観とくやつ。
見た目から温厚そうかと思いきや、しっかり主張するし喧嘩もするタイプでした。
自分の仕事場で子供に学ばせようとする姿、すごく良い父親。キューバサンド食べたくなる。
ネズミ2人の緊迫したシーンの連続で、終始ハラハラしながら観た。
ジャック・ニコルソンの顔〜。
こういう悪役のマッド・デイモンも良いな。
愛する女性のために築いた冨も、最後は女性によってすべて失うことになる。
金持ち達が暮らす華やかなシーンは、色彩が綺麗で見入った。ディカプリオのこういう闇を抱えた自信家の成功者みたいな演技、堂に入って>>続きを読む
ベッドシーンが衝撃的だった。アクロバティックで、よくよく考えたら息ぴったりなカップルなんじゃ。
この国は人に厳しい、という台詞が頭に残った。
アメリカとメキシコを追っては逃げる。アメリカから出るシーンと入るシーン。非常に示唆的。どこにも行けず、何にもなれない男たち。なかなか難しい映画だった。
コメディータッチなストーリーの中に、国家への皮肉が。
超豪華な俳優陣の若い頃が観れたのも、違う楽しみを味わえたかも。
エディ・レッドメインの儚げな演技が素晴らしかった。美しく、時に痛々しい姿に目が離せなかった。
ライアン・ゴズリングの肉体がPhotoshop加工後みたいで笑った。肉体美過ぎて、ロマンティックもエロティックも吹っ飛ぶ。
これは、すごいというかショックが大きい。これが現実なのかと。
成功する見込みは無くても、対話していくしかないみたいだ。希望のような、諦めのような、でもやるしかないのか。
本当に実話なのかと思うほどぶっ飛んだ作戦。緊迫してシーンの連続に終始ハラハラした。
離陸する航空機と猛スピードの車両とのシーンはインパクトあった。
全てが画面上で展開していく、インターネットのスピード感も相まって終始ハラハラさせられっぱなしだった。虚構の世界にいる時間が多い分、リアリティがすごいという皮肉。
とてもキュートな家族とカップルでした。
毎日を最後で最高な日と思って生活をするって、改めて胸に刻んだ。
映像の美しさもさることながら、キューブリックの未来への先見性がすごい。