Manaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Mana

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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

これが現実とは、すごい作品である。

インドのストリーチルドレンの実態や、施設の環境など、想像もつかない現実を見せてくれた。

主人公の少年が、果たしてオーストラリアに渡っていなければ、どんな生活が待
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.5

観ている内に、双子の兄なのか弟なのか混乱が生じてくる。主人公の女性・クロエの不安定な性格も相まって、終始張り詰めた状態で進んでいく作品でした。

遺伝子における有性と劣性が、人間の優劣や存在価値に混ざ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.3

リアルな時代を生きているので、怖いとしか言いようがありません。

今後どんな災害があっても、日本では暴動が起きないと信じたい。

結論として、手洗いもするし、顔も触りません。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

超まっすぐ過ぎて融通が効かない主人公を終始応援しっぱなしでした。

悪いことって重なるけど、心さえ曲がらなければ少しづつ前進することも、無くしたものが戻ってくることもあるのかなー、なんて。

主人公が
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.0

昭和ってすげえ!とぶっ飛びました。コマ割りの連続を映すシーンが、なるほどと唸りました。

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.0

クロとシロの純粋な関係に泣いた。ヤクザも警察も、みんな愛があってかっこよかった。

松本大洋の世界観はそのままに、空中のシーンなど、景色の広がりも感じられた。監督の、原作への愛を感た。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

オドレイトトゥが可愛すぎる。空想の入り混じったシーンがどこを切り取ってもおしゃれで、これ観てパリに行く人がいるのは納得。

おしゃべりの多さ、理屈っぽさの連続ですが、これがフランス人だし、これでもまだ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

離婚裁判は誰も幸せにならない。一体誰のために、何のために争い、誰が勝つのか。疲弊と消耗、苛立ちが強く伝わって来た。

愛し合っていたのに、どうして、、というのが人間ですね。最後、小さな歩み寄りが生まれ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

アイリッシュマンを観たばかりだったこともあり、デニーロがめちゃくちゃ良い人で笑ってしまった。この人の演技の幅の広さ、深さに脱帽。

アンハサウェイのファッションが素敵だし、家庭と仕事の両立がテーマにな
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.8

若者の不安定さ、刹那さ、現代の人間関係の希薄さ、性欲。刺激的な映像と共に、テンポ良く観れた。(大好きな)浅野忠信の登場にびっくり。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.3

1作目同様、本作も超スタイリッシュでカッコよかった。

登場人物はみんなおじさんになってしまっていても、疾走感は相変わらず。常に追われて、全速力。勢いに任せていただけの若い頃と違い、理性的に行動しよう
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

さすがですとしか言いようのない、デニーロ&アルパチーノ。ゴッドファーザーの印象が大きいにしろ、マフィアがこんなにしっくりくる俳優っているかしら?

若かりし頃から老人まで、特殊メイクもすごく見もの。
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

超アメリカンラブストーリー。

自分を見つめ直す為に、という贅沢な旅をして、さらに旅先ではイケメンに出会える。そんな旅ならわたしもすぐ行きたい。

ラストは、NYとバリの遠恋、且つ仕事も頑張る、という
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映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

3.5

多彩、且つチャーミング。
創造的で表現者。
リアリスティックなコメディアン。
アイロニック。

何と言えばいいのかわからないくらい多彩な人物。偏屈というには愛らし過ぎて、たくさんの女性に愛されてきたの
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かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.5

見えていない時と見えている時。どちらも本当の自分のはずなのに、乖離していく。

他者が期待する自分とは、本当の自分とは、という部分で、当人にとって「あって欲しい」姿にすがりついてしまう感じが痛々しい作
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友へ チング(2001年製作の映画)

3.0

男の友情、義理、プライド。真っ直ぐ過ぎるくらいの絆で結ばれた4人。切った張ったもあるけど、素直に観れる作品でした。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.5

各登場人物が過去に囚われながらも、なんとか進んでいこうとする話。

主人公である女性の恋人の元妻の自殺未遂が軸にあるのだが(長い)、思い込みやちょっとしたタイミングのせいで、少し真実と違うことを各々が
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バベル(2006年製作の映画)

4.0

言葉の通じない環境・家族という共通点で、モロッコ、メキシコ、アメリカ、東京それぞれの土地でのドラマが展開されていく。

登場人物全員が望んでいるのは愛なのに、得られず、もどかしさを感じる場面ばかり。ス
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.8

妻の事故や不貞が、皮肉にも家族を見つめ直すきっかけとなる話。好きだけじゃ抱えきれない、でも付き合っていかなければいけない家族という存在。そこに向き合う父娘それぞれの葛藤が、ハワイの自然が映し出されるこ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

とても上手くできた脚本と映像によって、韓国という閉鎖的な世界における貧困をユーモアと悲しさたっぷりに描いていた。

地下でしか生きることができない皮肉たるや〜。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンワールド全開の映像をたっぷり堪能できた。本当に#AWAの連続。(accidentallyというか、こっちが本物だけど。)

ストーリーは、大人の都合で不遇な目にあった少年少女の真剣
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