晴海通りさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

晴海通り

晴海通り

映画(989)
ドラマ(33)
アニメ(0)

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

初めて見たインド映画。「歌う・踊る・勧善懲悪」の三拍子揃った大娯楽作品。しかし私の感覚からすると、長い(笑)ヒロインが超美人。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.6

「そうきたか〜…」という感じ。最後はショッキングながらも希望が持てる雰囲気。婦長のポーカーフェイスが崩れる瞬間が怖い。クライマックス場面、いたずらをした患者たちに汚されたナースキャップを見て、彼女の抑>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.8

白黒でも分かるシャーリー・マクレーンの可愛さ!いまや死語になりつつある"コケティッシュ"を体現してます。このころから今まで第一線でその年齢なりの魅力を維持してるのって、ものすごいことなんじゃないでしょ>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

3.2

中高生でなんにも知らずに見た時は、ファッションやメイクを昔風にした現代作品だと思ってました。それくらいおしゃれだった記憶が。007っぽい雰囲気ですが、ほぼ本家は無関係です。スターが本気で馬鹿やってるタ>>続きを読む

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)

3.0

なんか乗り切れないままに終わってしまった。母と娘のストーリーということは分かったんだけど…いや、分かったが故に、結婚やらなんやらまで口やかましく介入してくる母(シャーリー・マクレーン)が受け入れられま>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.8

キャストが豪華。木村多江が熱演。それを淡々と受け止めるリリー・フランキーが「素ですよね?」って思うような雰囲気と台詞。鼻をかませるシーンがよかった。
食事が効果的に使われてたと思う。心が喪われ始めた木
>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

クリストファー・リー!あとウンパルンパおじさんが色んなことやって大変そうだった(笑)

工場見学中の流れは、"本当は恐ろしい童話"じゃないけど、どこか過激な勧善懲悪(そして堕ちた悪を高みから嘲笑うオー
>>続きを読む

悪いことしましョ!(2000年製作の映画)

3.3

エリザベス・ハーレーが不二子ちゃんみたいで眼福。ダメダメ非モテ主人公の願うifが途方もな過ぎて笑える。サクッと楽しめる1本。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.5

出てくる人がみんな何かしらコンプレックスを抱えてて、でもそれが何かのきっかけでよい方向に変わっていく瞬間の輝かしさに胸を打たれる。一瞬だけ出てくる、当時テレビ企画の『芸能人社交ダンス部』に出てた先生の>>続きを読む

Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004年製作の映画)

3.4

日本オリジナルと比べてエンターテインメントに徹してる感じで楽しめました。脱構築からの再構築って感じでしょうか。なんたってリチャード・ギアですから。ジェニファー・ロペスですから。オリジナルだと各登場人物>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.6

前半、2人が出逢ってからハネムーンに行くまでの映像が本当にロマンティックで、現実味を欠いた世界で憂き世のことは何にも考える必要なく愛し合う2人の様子が美しい。まさに「うたかたの日々」。
ただ後半、クロ
>>続きを読む

スローターハウス5(1972年製作の映画)

3.6

村上春樹氏が「感動でわけがわからなくなって」とどこかで書かれてたので鑑賞。私は「わけがわからない」止まりになってしまいましたが…わけがわからないんだけど、ただただ圧倒されます。
死期を迎えつつある(ん
>>続きを読む

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

2.0

うーん、『チームバチスタの栄光』から観なかったせいなのか、話に入り込めず途中で視聴断念。映画化しないでテレビドラマで良かったんじゃないかと思っちゃったし、竹内結子ってスクリーンでは存在感が足りないんじ>>続きを読む

グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

3.0

エンタメ。映画館で3D鑑賞。ジェイ・チョウ初めて見ましたがかっこいい。主役のセス・ローゲンを食っちゃってます。

ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.2

シュール…て言っていいのかな。「この話どうなるの?!」という先の見えなさ。終始一貫してくだらないですが。

ティム・ロビンスが仏頂面ムッツリさんハマり役。田中哲司似。

やわらかい手(2007年製作の映画)

3.7

難病を抱える孫の治療費を稼ぐため、お婆ちゃんが"イリーナ"という源氏名?!のもと「手」で一肌脱ぐ…というストーリー。主演の女性の若き日の姿は、あの峰不二子がロングヘアをなびかせバイクに跨るイメージのモ>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

2.8

「ダンス映画の金字塔」的なイメージを抱いて鑑賞して、確かにあの有名なオーディションシーンは「おぉっ」と思ったけどストーリーがかなり大雑把で残念だった。村上龍がある小説の中で「上手に作った映画だったね」>>続きを読む

(2000年製作の映画)

3.8

何度も何度も整形を繰り返し、殺人事件の時効寸前まで逃避行を続けて世間を騒がせた通称"福田和子事件"をモデルとしたストーリー。母親の葬儀後、妹である牧瀬里穂に引きこもりであることや容姿に全く構わないこと>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.0

もとは村上春樹の短編で、そっちから入って観ました。とても良かったです。原作に息が吹き込まれた感じ。現実と非現実の境目の空気感がとてもよく出ていた。すごく静かで余韻を残す一作。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.9

食べもの系の映画はつい好きになってしまう(笑)
伝統に固執するジャン・レノが三ツ星剥奪の危機に陥り、そこでヌベル・コッシーナである「分子系料理」のカリスマとして呼ばれたスペイン人シェフの描写にフランス
>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

青年の這い上がりっぷりと、希望の光であるフリーダ・ピントーの黄色い衣服と笑顔が印象的。見応えあり。

ザッツ・エンタテインメント(1974年製作の映画)

4.0

ハリウッド(というかMGM)ってすっごいな!!と圧倒される一本。予備知識なしで鑑賞しても、ミュージカル映画好きでなくてもまったく問題なく楽しめます。特にジーン・ケリーとフレッド・アステアのパフォーマン>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

時を超え、世代を超え、国境までも越えて永遠に紡がれるラブストーリー。こんなに完成度の高い映画はそうないと感じさせる一作。ジェーンもダン小隊長も、フォレストと関わって救われ、幸せになったと思う。本当に素>>続きを読む

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.2

妙にアン・ハサウェイが厚化粧なので何でかな?と思ってたら、諸事情で整形した役だったんですね(笑)全体的にゆるーい笑いに満ちてます。アメリカ版Mr.ビーンみたいな??なんかもう一捻り欲しかったかも。

カポーティ(2005年製作の映画)

3.8

フィリップ・シーモア・ホフマンの力演に尽きる。『冷血』を執筆し、熱狂的に迎え入れられるまでと、そのバランスを保つかのような大胆なナイトライフ。複雑な生い立ちと容姿で形成されたトルーマン・カポーティとい>>続きを読む

いぬのえいが(2004年製作の映画)

3.4

オムニバス形式で犬にまつわる話が進む。バカバカしいものからキュンとするもの、泣けるものまで。個人的には伊東美咲のドッグフードのCMが、色んな人の思惑でどんどんおかしな方向に進んでいってしまうところが好>>続きを読む

今度は愛妻家(2009年製作の映画)

4.0

元は舞台でやってたお話しなんだそうで、話のほとんどはトヨエツの住む家の一間だけで展開されます。そこにひょっこり顔を出したり引っ込めたり、神出鬼没の薬師丸ひろ子。カメラマンであるトヨエツに自ら?!手篭め>>続きを読む

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.5

最後に内田有紀がクドカンにはっきりモノを言わせるところが印象的。よかったね、と思った。安定の大竹しのぶ(存在感・説得力が抜群)。蒼井優の役作りは本気見せた感じが。

自虐の詩(2007年製作の映画)

3.4

中谷美紀は本当に薄幸が似合う。「行かないで!」って台所で振り向く美しさ。歩道橋から落っこちるのは無理があったけど(笑)

イン・ザ・プール(2005年製作の映画)

3.5

原作読んでから鑑賞。ドタバタ感がよかったです。松尾スズキがプールに飛び込むとこが大好き。

塀の中の中学校(2010年製作の映画)

3.4

TBSで放映したドラマをCMなしに編集したものでしょうか?映画だと思って見始めたら、照明ののっぺりした感じがテレビドラマっぽかったので。映画として撮り直したらもっと雰囲気出そうだけど…と思ったり。
>>続きを読む

ブラインドネス(2008年製作の映画)

3.2

伊勢谷さん目的で鑑賞。たった1人ジュリアン・ムーアを除いて何らかのウイルスで視力がなくなってしまうという現実離れした設定ながら、そこで起こるドロドロした人間模様はリアリティがあって本当に怖かった。考え>>続きを読む

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.8

ちょっとびっくりするくらいBGMとセットと映像加工と脇役の方々がチープだし、なんか回収不足の話もある気がするし…(ほんとに…だって超人ハルクとキューティー・ブロンドが主役なのに…)、なんだけど、途中か>>続きを読む

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生(2007年製作の映画)

4.2

こういうドキュメントタッチの記録映画が元々好きで、かつ「あ、知ってるこの写真」という作品が多々あったため、すぐのめりこんでしまいました。単純にこのアニーという写真家の仕事ぶりとその作品群を鑑賞するだけ>>続きを読む

ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

3.1

これ以上ない?!ほどの女ったらしを妻・浮気相手A・浮気相手Bの3人で懲らしめるストーリー。懲らしめ+αのハッピーエンド。
本妻の泥酔演技とキャメロンの超絶スタイル、そしてあのヴィクトリア・シークレット
>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

記憶を失った香川照之が初めて堺雅人の部屋に入った時と、堺雅人がキレた演技をしてるシーンが「やっぱ2人ともすごいや」と思う。広末は演技としての見せ場はないながら、相変わらずの透明感でキャラクターに説得力>>続きを読む