藤原竜也のこういうクズっぽい役が良すぎる。
行ったり来たりして、そことそこがつながるのか!と振り回される。
自分に正直な映画。登場人物の境遇全員しんどいけど、見ていて嫌な気分にならない。でも考えさせられる。いろんな家族の形があって、それは自分で選べること。
自分がもっと若い頃、いつか好きな人たちと、自分が違和感なくやれることをやっていきたいと思っていた、そんなことを思い出させてくれるシェフ。
ストーリーもラテン系の音楽もあって楽しい映画。
もう最高でしかない。親友を本気で褒めちぎるの素敵だし、後悔ない人生を、私も送りたいと思える。
向き合うのが怖くて逃げていたら、いつの間にかそうすることすら叶わなくなったりする。
生きることはどうしようもないことと向き合って、自分にとっての正しさを見つけ折り合いをつけていくしかないんだよな。