mokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

ヤクザと刑事が悪魔(無差別殺人犯)を捕まえる。利害の一致だけで協力。お互いがお互いを利用。見つけてからは報復か逮捕か。唐突に動き出してからの痺れる展開。ラストの三者三様の表情が堪らない。

ブラザー(2017年製作の映画)

3.0

ホラーのようなコメディのような家族愛の物語。凸凹兄弟。マ・ドンソクのパツパツのアヒル柄のジャージ姿。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.6

予定調和なきゾンビ映画。高速鉄道で別居中の妻の元に向かう父娘。高齢姉妹、野球部、妊婦とマ・ドンソク。他にも色々。そこに、唐突なゾンビ感染。車内も車外も。パニック。あまりにもな展開に心が落ち着ける隙がな>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

剛腕。マ・ドンソクのマ・ソクト刑事。2作目。狂気の悪党の強さを延々と見せつけられてもマ・ドンソクと向き合った瞬間に、もう大丈夫な安心感。強すぎてもはや笑えてしまう。最高。お馴染みの面々も良い。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.4

悪党の悪いが過ぎる。マ・ドンソクの顔が怖すぎて悪徳刑事の話かと思い込んでたけど違った。気は優しくて力持ち的なマ・ドンソク。張り手が強烈。警察内のコミカルなやり取りも良い。

人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.6

とある出来事を父親、その娘、別の家族の母親の視点で見ると実は、のお話。経済格差だったり境遇だったり、欲の強さだったり。父親の姑息で小物な欲の出し方がなかなか。イタリア語って耳に心地良い。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.4

毒舌で潔癖のベストセラー恋愛小説家。口の悪さでまわりには疎まれて。色々なトラブルに巻き込まれて、実は不器用なだけで、が見え隠れ。途中からは、最高にキュートなヘレン・ハントよりも可愛くていじらしく見えて>>続きを読む

ハリウッド的殺人事件(2003年製作の映画)

3.2

副業刑事。不動産で儲けたいハリソン・フォード。俳優志望のジョシュ・ハートネット。管轄で殺人事件発生。それぞれに副業でバダバタしながら事件解決。やたらと走らされるハリソン・フォードが見所。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.2

とんかつ屋とDJって同じなのか‼︎⁉︎?? 勘違いも場違いも不思議な説得力で納得させられてしまうあの平和なファンタジーは実写では当たり前に怒られたりでちゃんとシビアで。仕方ないけどコレジャナイ。でも音>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.0

脱獄囚が神父と間違われて、それを利用して何とか逃げようとして。小悪党でスケベ面のデ・ニーロ。ポンコツだけどたまにキメるショーン・ペン。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.4

9.11。最悪の日。唐突に人為的に奪われた命と残された家族。大好きなパパを亡くした少年が見つけたパパの思い出に繋がるかもしれないどこかの何かの鍵。に、まつわる家族とか赤の他人との触れ合い。切ない。

交渉人(1998年製作の映画)

3.8

濡れ衣を着せられた凄腕の交渉人。黒幕を暴くために人質をとって籠城、また別の凄腕交渉人を呼び付ける。非暴力人命優先の交渉術。交渉人同士の応酬。言葉、沈黙、パフォーマンス。あらゆる行動が交渉の一手。ヒリヒ>>続きを読む

北斗の拳(1995年製作の映画)

2.4

青い眼をしたオカルト北斗の拳。吹き替えてた、素晴らしい声優陣が吹き替えてた。鬱鬱でウジウジなケンシロウは普通に拳法で、たまに北斗百裂拳。

ブレイド3(2004年製作の映画)

3.0

人殺しの罪でFBIに捕まる茶番で幕を開けたブレイド3作目。相変わらず武器と衣装がカッコイイ。今度の敵はヴァンパイアの始祖、ドラキュラ。伯爵ではない。3作目にしてなんか出番少ないブレイド。

ブレイド2(2002年製作の映画)

3.0

武器と装束がカッコイイ。混血ヴァンパイアハンター。ブレイドの決めポーズにも磨きのかかった2作目。相変わらずブレイド以外は精鋭を集めても弱い。進化したヴァンパイアも見た目は退化。

ブレイド(1998年製作の映画)

3.0

人間とヴァンパイアの混血。で、ヴァンパイアハンター。ウェズリー・スナイプス演じるブレイドがいちいちダサくてカッコイイ。キメ顔も決めポーズも。敵が弱くて魅力ないのが残念。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

ゴジラで過去一。昭和・平成・ハリウッド・シンときて、生々しくて圧倒的な絶望を感じるゴジラの蹂躙。祟り神。蟻の視点からのゴジラの太もも、からの胸筋と尊顔怖すぎる。戦後の非武装の中で知恵と信念で抗う民間日>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

昔々、ハリウッドで。ラストの強烈な10分間のための長い長い前フリ。シャロン・テート事件を匂わせつつ、スター俳優の落ちぶれと再起と友情。ブラッド・ピットの格好良さは異常。素敵な終わり方。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

怪しいロンドンでの怪しい出来事。夢なのか妄想なのか超常現象なのか。モヤモヤしながら話が進む。悪くないモヤモヤ。友達の男の子がとても良い子。アニャとトーマシンは眼福眼福。レトロなロンドンが似合う。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

ウォール街のお金にまつわる話。ずっとハイテンション。怖いくらいに。でも他人事だからずっと楽しい。派手さも危うさも。選曲の素晴らしさ。ディカプリオの熱量。マーゴット・ロビーのエロい体にエロい顔。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

ゾンビも多様化。相変わらず過酷だけど危機感少なめゾンビランド。お約束通りだったり、そう来たかだったり。楽しいゾンビランド。途中ゾンビ全然出てこなかったけどラストで一気に巻き返しのそんなラストが笑えるく>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.8

冒頭がグロい!かなりグロい。けど、良いゾンビ映画。主要人物は4人。それぞれがそれぞれにクセがあって、出会いもアレで。でもなんだかんだ良い感じのラスト。絶体絶命のピンチでもなんだか大丈夫感が強い。なのに>>続きを読む

ワイルド・ガール(2008年製作の映画)

3.8

王道。アメリカの跳ねっ返り娘がイギリスのド田舎の寄宿学校に無理矢理入学させられて、馴染めなくて、でもとあるきっかけで友情が芽生えたり、恋に気付いてみたり。王道。意地悪な先輩も。王道。友達も大人の理解者>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.2

政治家と秘書のお仕事コメディ。そんなバカな、なフィクションの中に点々とまぶされた選挙と政治家への風刺。丁度良い塩梅の嫌な現実味。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

最高。小さな広告代理店で何度も繰り返される一週間。大きな事件は起きない。無茶振り仕事にも適応できちゃう。繰り返してるから。この辺の日常でループしたら、も面白かったけど、終盤の大切なことに気付いたりなと>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.4

美人OLが殺害されて容疑者として同僚の名が挙がる。ひとつの事実に対して、思い込みや都合の良い記憶改竄で複数の見られ方がうまれて。証言者によって大きく変わる印象と実は、の描き方が楽しい。そして、怖い怖い>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

東大卒ニートが銭湯でバイト。その銭湯は営業終わりに人を殺して処分していた。風呂場なら掃除が楽だから。なんともヒリヒリしそうな設定だけどほのぼのゆるい。不思議な良さ。

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.4

明るく素直に美しく。福井の女子高生が全米チアダンスコンテストで優勝した話。努力の先にあるゴールはとてもキラキラしていて眩しい。先生と生徒の交流とか変化の描き方が微妙だけどハッピーエンドだから結果オーラ>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.0

消防士と女子高生の純愛。観てるこっちが恥ずかしくなるのと、なんでやねんな描写の数々。でも嫌いじゃない。

告白(2010年製作の映画)

3.6

幼い娘を生徒に殺された教師の告白とその後。犯人だけでなく、それを取り巻く環境であるクラスメイトも含めて愚かで胸糞悪い面々。暗く重いテーマだけどエンタメ色の強い演出で、むしろラストには爽快感まである。松>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.4

岩井俊二恐怖症。無邪気な子供の陰湿な悪意とか内面的で重く苦しい演出とか。平和な光景さえも不安な気持ちになってしまう。演者がうま過ぎて心臓がヒリヒリしがち。なのに、観たくなる。でも今回のそれは少しだけ。>>続きを読む

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて。不器用と不器用と器用と器用の恋のゴタゴタ。結果、器用も不器用。会話というか言葉がとても良い。間も良い。それぞれにダメで愛らしい。すぐ隣で行われているかもしれないダメダメな恋のシーソ>>続きを読む

グースバンプス 呪われたハロウィーン(2018年製作の映画)

3.6

1冊の鍵がかけられた本と腹話術人形のスラッピーとハロウィンで賑わう町。に、モンスターが溢れてさあ大変。モンスターの造形の可愛いこと。

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.2

知的で上品で高尚なレクター博士。アンソニー・ホプキンスの仕草も視線も何より耳心地の良い声が、異常者だけど陶酔してしまう怖さ。怖いほどの魅力。でもレクターとクラリスの距離感は前作が好き。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

獄中の天才精神科医レクター。アンソニー・ホプキンスの佇まいが不気味。不気味なのに魅力的。猟奇殺人の捜査協力を得るために接触するクラリス。ジョディ・フォスターの表情が素晴らしい。

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.2

万引きで捕まって警察呼んだら父親で、警察の父親は犯行直前の強盗犯を見つけて強盗犯は発砲して1人犠牲者が出たスーパーマーケットに、大津波襲来。鮫もいる。パニック!