mollyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

molly

molly

映画(195)
ドラマ(0)
アニメ(0)

殺人の輪廻(2015年製作の映画)

2.8

暗い…。ジャケ写ほどのグロ味はないものの、それ以上に、出口がなさすぎる…。復讐もの、因果応報ものは傑作が多いだけに、今作の描き方だと退屈に感じた。これなら、ドラマにした方が面白かったんじゃないのかなあ>>続きを読む

ビッグマッチ(2014年製作の映画)

3.0

完全なる娯楽アクション映画。「富豪?が遊ぶ、本当に人が生き死にするギャンブル」に「突然巻き込まれる」という設定の厨二っぷりに最後まで馴染めず。しかし、イ・ジョンジェのまるで20代かと思わせるようなキラ>>続きを読む

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

5.0

めっちゃ面白い…!!! 笑いのキワを攻める掛け合いが最高。ストーリー展開も良い。笑いのツボに入りまくりで、ずっと笑いながら観れて、リフレッシュできた。なかなか一筋縄ではいかないテーマを扱いつつも、重>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.0

収容所の映像が圧巻。ピントをズラしてあるからこそ、見続けられる。展開がよく分からない部分もあり(繰り返される「息子はいない」というセリフや、締めなど)、ドラマとしては掴みきれなかったものの、ピントをズ>>続きを読む

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.0

タワーマンション内での階級とドロドロの人間関係ものかと思いきや…これは、一種のSF、現代の寓話ですね。宣伝文句にあるミステリードラマ…ではなく、誰にも感情移入せず、ストーリーと呼ぶものもなく、「タワー>>続きを読む

カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

4.0

原題は「子供たち…」。真摯で、ぐっとくる映画だった。傑作。少年5人を突然襲った悲劇。行方も生死も分からず取り残され、命がけで探し続ける親たち。事件を追う記者、警察、検事。タイトルで引かずに観てほしい一>>続きを読む

隻眼の虎(2015年製作の映画)

4.0

熱かった…!!! ベストアクトは山神たる隻眼の虎で決定でしょう。虎の動きから目が離せなかった。そして、パク・フンジョンのドライブ感がすごすぎて…終盤は監督狂ってる…ぐらい思ったけど、ずっっしりと胸に響>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.0

重い…。なんとも言えない後味…。あの若き市原隼人がどうやって今のムキムキ市原隼人になったのかが気になって仕方がなくなる。蒼井優はこの頃から神がかっており、伊藤歩もかっこいい。
WEBと深くつながる作品
>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.0

良かった。自尊心を削られる生育環境の中で、自分への信頼やパワーを失わないラプンツェルが逞しい。さすがディズニー映画の主人公、というところでしょうか。

新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

がんばった記念にBlu-rayを買って何度目かの鑑賞。良い…!!!
今回の鑑賞では、ノワールなのに「光が明るい」場面が多いことが心に残った。チョン・チョン(ファン・ジョンミン)とイ・ジャソン(イ・ジョ
>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.0

良かった!! 原作の雰囲気とはまた違う味わい。重いテーマながら、どこか清冽で、締めの余韻も良い。レイフ・ファインズめちゃ良かった。ケイト・ウィンスレットも良かったわー!!

ガン&トークス(2001年製作の映画)

3.8

良かった! 冒頭はノワール感漂う夜明け前?の雰囲気で始まる、殺し屋の物語。殺し屋4人組の生活が面白くて、昼日中の解放感のあるシーンも多く、単なるノワールとちょっと違う、軽妙さと明るさが良かった。そして>>続きを読む

鬼が来た!(2000年製作の映画)

3.5

そもそも私の感性と価値基準で採点できるような分かりやすい映画ではないが、熱量が凄まじかった。日本人の自分としては、皇軍の醜さ、嫌らしさ、中国人への蔑視、差別語、言動…などが居たたまれなかった。ひたすら>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.2

傑作。天性の嗅覚を持つ主人公ジャン=バティスト。始めは彼の「匂いを保存したい」という純すぎる狂気にドン引きしつつ、中盤を越えるに連れ、次第に、彼の願いがどうか成就してほしい…というような不思議な感覚に>>続きを読む

オフィス 檻の中の群狼(2015年製作の映画)

3.5

面白かった。描出された「会社」の業がよくよくわかるし、ゾッとする。ともかく、最後までひとり残って残業するのはやめとこう、と思った。確かに、セキュリティ上も危ないよね…!!
(2015年 釜山国際映画祭
>>続きを読む

イテウォン殺人事件(2009年製作の映画)

3.2

最初は展開がダルいなー…と思ったが、淡々と進み、締めはゾッとさせる展開。チャン・グンソクは名声を先に知って少し覚めた目で見ていたが、演技がうまい!
検事がピアソン無罪にこだわったのは、ピアソンの出自
>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

3.8

「汚れ役のチョン・ウソン」を堪能するための映画。グッド・バッド・ウィアードの「グッド」の人がこんな役演じちゃっていいの…? という衝撃。すでに闇に手を染めまくっている、という役柄なので仕方ないとしても>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

泣いた。最初は第一部までしか観れず(不気味さと緊張感で挫折)、翌日、再チャレンジ。第二部からが真にめくるめく展開だった。爆泣きしてアイラインがドロドロ…。秀子だけでなく、私も、スッキに救われた。観て良>>続きを読む

優しい嘘(2014年製作の映画)

4.5

コ・アソンが圧巻。想像していたよりも、ずっと良い映画だった。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.0

エルサ姉さんはあれだけのエネルギーがありながら、城に帰って女王になって魔法でスケートリンクを作る…ぐらいの決着で本当に良かったんだろうか…。エルサがいいなら、それでいいけど…。子供時代、エルサのパワー>>続きを読む

チスル(2012年製作の映画)

4.0

映像はほぼモノクロで、ピントやカメラワークも、あえて、何が起きているかよく分からないように作っている。起承転結もなく、なにがなんだか分からない。が、まさにそれゆえに、「なにがなんだか分からない」状況で>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

予想以上に面白かった。まさに「笑うな、危険」。可笑しく、同時に、ゾッとする。「えっ、これ、いいの? 笑っていいの?」とずっと思いながら、ついウケてしまったり、あまりにも「笑えない」会話に戦慄したり。メ>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.8

思った以上に抑制の効いた作りで、そのものズバリの暴行描写などは無く、むしろ、そんな「賑やかし」など使わずに、誘拐され長年にわたって監禁されてきた主人公ジョイ(母の方)がどれほど過酷な状況に置かれ、理不>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

よかった。映像、特に風景が、とても綺麗。30代半ばぐらいになって、世の中も知り、人生の転換期を迎えたときに、10代の頃の初恋の相手に再会する…。否応なく、あの頃を思い出す。あの頃の自分は、いま、どこに>>続きを読む

トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.5

良かった! 序盤のペースがかなりゆるいので、始めはのんびり観るのが吉。

ショコラ(2000年製作の映画)

4.0

良かった!! 田舎のフランスのとある村…というちょっとレトロな雰囲気がよく出ていて素敵だった。テーマも良かった。中盤で登場するジョニデ様、カッコよすぎて、彼だけ、浮いてる…(笑) ジュディ・デンチの演>>続きを読む