mollyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

観ていて気持ちの良い映画。基本ポジティブ寄り視点のみではあるが、「移民」する主人公を通して、その状況と感情の諸々を小気味よく描く。ずっと自分の国でだけ生きている自分に、新しい視野をくれる作品。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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採点不能…拷問や処刑の描写がつらすぎて、体調が悪くなり、途中でリタイア。。。とても芸術的ではあるものの、映画体験というより恐怖体験になってしまった…。原作を読み直して「先々起こる出来事」をインプットし>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

4.0

良かった…!! チャ・スンウォンのアクションと肉体がすごい。意欲作!「女の自分を嫌悪して男を極め、それでも救われなくて女の自分を殺そうと」してきた主人公の苦しみが、痛切。ユンは、救われたのか、救われな>>続きを読む

マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

4.0

良かった。周囲の圧迫に傷つきながらも、チャレンジし続けるマルタさんたちがカッコいい。村全体がセクハラかつ女性蔑視的な環境の中で、自分を貫いたマルタさんたちに乾杯。その勇気が周りを動かした。

太陽(2005年製作の映画)

4.5

良かった。自分の感性の枠を越えるものに触れて、領域が広がるような映画体験だった。映像表現も芸術的で、胸に迫った。イッセー尾形の名演も、すごいの一言。

ある会社員(2012年製作の映画)

4.0

良かった! 「会社とは愛憎だ」byパン部長(イ・ギョンヨン)のセリフ、シビれるね〜。ソ・ジソプの、悲しさと強さが入り混じりる静かな演技、やっぱり素敵。

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.8

すごかった。衝撃をしばらく寝かせておいて、もう一度、観たい。

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

4.0

重厚…! もっとドンパチするのかと思いきや、淡々と、しかしズッシリと重く進んでいく、悪のクロニクル。出てくる俳優陣が全員、渋い。最初から終わりまで一定のテンポと温度感で進んでいき、その進行が、重圧感と>>続きを読む

明日へ(2014年製作の映画)

5.0

良かった…!! ラストの演出は盛り上げ過ぎ(特に音楽)の感があるものの、胸にズシンとくる映画。働いて生きることの過酷さ、現実、そして誇り。沢山の人に観てほしい。

美しき野獣(2005年製作の映画)

3.0

「美しい」というより「哀しい」獣。良かった。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

5.0

ラストの衝撃のあと、もう一度見返した。観るたびに、新しい怖さ、深さを発見する映画。

恋するインターン 現場からは以上です!(2015年製作の映画)

4.0

良かった!! 韓国原題の直訳は「情熱みたいなこと言ってるね」。恋愛映画でもなんでもない、ひとりの新米記者の奮闘と、芸能界の闇を絡めた、良い映画!! 韓国の若者の就職難や、「やりがい搾取」、労働条件のブ>>続きを読む

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.0

ふんわりした邦題のため、どんな映画か分からずに観たが、良かった!!! インドはムンバイからイギリスを経てフランスの片田舎にたどりつき、インド料理店を始める一家と、その真向かいのミシュラン一つ星フレンチ>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

4.0

面白かった! 邦題は全然ダメ。ホーソーンの「緋文字」をモチーフにしていて、なかなか深い、けど、笑わせてもくれる良い映画。

チャット 〜罠に堕ちた美少女〜(2010年製作の映画)

4.0

この邦題は完全にミスリード。原題は「trust」。SNSで、同世代になりすましてローティーンの少女たちに近づき、狡猾に誘い出してレイプする醜悪な犯罪と、その被害を受けて傷つく主人公、そしてその痛みに苦>>続きを読む

折れた矢(2012年製作の映画)

3.0

キュッとまとまった映画。派手さは無いが、良作。

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

2.0

耽美ホラー。美少女の群れ、寄宿舎、血まみれ…と、悪趣味さを感じるものの、映画としての趣きはひと味あり。それにしても…この設定、「日本」の扱い、ひどすぎ…。「植民地時代」の設定なら、なんでもアリか? と>>続きを読む

人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.0

登場人物がそれぞれに十人十色にクズで、だけど、そこが良かった。